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異世界に行った天才  作者: りゅう
第一章 Let's go second 人生
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思春期だもの・・・

二話目です。

ブックマーク登録が10件もあって驚きました。

やっぱり、自分の作品が誰かに気に入ってもらえると嬉しいです。

皆さんも気に入ったら、ぜひ登録してください。

目が覚めたら森の中だった。

どうやら転移が完了したようだ。

さて、まず何をするか・・・


「とりあえず、自分の力を確認するか」


フィレムの話だと才能の他にも言語翻訳と基礎体力強化、あと魔力ももらったんだよな。


「・・・走るか」


言語翻訳はこちらの世界の人に会ってみないと分からないし、魔法だってとりあえず使ってるところを見てみないと使い方がわからない。

なら消去法で基礎体力だが、やっぱり走ってみるのが一番手っ取り早いだろう。


「あの木でいいか」


俺はとりあえず、100m程先にある木をゴールにして走ることにした。

よーい、

ドンっ


「・・・・・」


あれ?変わりなくね?

なんか転生前と変化ないような・・・


「ゴール・・・」


うん、変わらねーや。

前世と同じ12秒くらいだな・・・


「あれ?」


なんで俺、息切れてないんだ?

全力で走ったら肩で呼吸くらいする筈なんだが・・・


「あっ、そうか」


強化されたのは身体能力じゃなくて基礎体力だもんな。

つまり、走る速さは変わらないが、全力を保てる長さは強化されたということか。


「・・・うん、そっちの方がいいかもな」


俺にはフィレムに貰った才能がある。

なので身体能力はそのうち上がるだろう。

いや、身体能力だけでなく大抵のことはすぐ上達するだろう。

だが、フィレムも言っていた通り、いくら才能があるといっても基礎がなければ成長はしないだろう。

その基礎を学ぶために体力は必要だ。

そこまで考えて俺はハッとなった。


「これってもしかして夜の体力も・・・」


・・・

いや、違うよ。

決して卑猥(ひわい)な考えではなく、せっかく神様に二度目の人生をもらったんだから種族の繁栄にも貢献しないといけないな、という義務感であって、前世での体験数が少なかったのを気にしてるわけじゃなくて、本当に心の底から・・・


「ヤリてー」


だって、男の子だもん。

頼みますよ神様、仏様、フィレム様~。

そういう感じの体力と才能もしっかりくれたんでしょうね?


「調べる必要があるな・・・」


うむ。これは要調査だな。


「そのためにも・・・」


まずは人のいるところに行くか。

魔法に関する知識も欲しいし、ギルドもあるって言ってたからな。

せっかく異世界に来たんだからゲームみたいにギルドの依頼を受けて、金を稼いで生活したい。


「いや、待てよ・・・もし夜の才能があったら、それを利用してADULT(アダルト)な仕事をするっていうのも・・・」


・・・ありだな。

いや、ギルドなんかより全然いいんじゃないか?

命の危険もないし。


「いや、違う意味で昇天するかも。なんつって、ハハハ」


・・・

さあ、町に向かって走るか!!






町に向かって走ると言ったが、町の方向を知ってるわけもなく、勘でいくしかない。

まあ、体力の限界を知るにはいい機会だ。

そう思って15分ほど全力疾走してみたんだが・・・


「余裕だな・・・」


全く疲れない。どうやら体力は無尽蔵(むじんぞう)と言っても過言ではないようだな。


「それに・・・」


驚いたのは体力に関してだけじゃない。

走る速度がドンドン上がっているのだ。

いや、ドンドン上げた、と言った方が正しいか。


「これが才能か・・・」


頭に浮かび上がるのだ。

どのように手を振れば足の回転数が上がるか。どのような姿勢になれば風の抵抗が少ないか。

自分に最も適した走り方が手に取るように分かる。


「すごいな・・・これなら期待できるぞ・・・」


ふふふ、この才能があらば俺は最強になれるかもしれない。

そう!最強の快楽師(テクニシャン)に!!


「やる気が・・・いや、ヤル気が出てきたぞ」


俺のモチベーションが上がってきたその時、


「きゃあああああああっ!!」


「っ!?これはっ!?」


突然、進行方向から女性の悲鳴が聞こえてきた。

声の大きさからして遠くはない。


「間に合うかっ!?」


その声を聞いた瞬間、俺の走る速度は1段階上がった。

だが、仕方ないだろう。

だってもしかしたら、もしかしたら・・・


「魔法が見れるかも・・・!」


・・・

いや、別に助けないわけじゃないんだよ。ただ助けるついでに、魔法が見れたらいいなぁ、って思っただけで、人命が一番だとは思うけど、もし魔獣に襲われてるとかだったら俺が行っても意味ないし、だったら物陰に隠れて魔法だけ見ても罰は当たらないんじゃないかな、っと思っただけで・・・

すいません。自分のことしか考えていませんでした。


「・・・ここか」


俺が自分自身への言い訳に失敗していると、目的地に到着した。

草むらからそっと様子を伺うと・・・


「ぐへへ、こりゃあいい女だなぁ」


「いくらで売れるか、楽しみだぜ」


「まあ、待て。まずは味見だろう・・・」


小汚い服を着た、3人の男たちと、


「い、いやぁ・・・」


金色の髪で、白を基準とした動きやすそうな服を着て地面に尻もちをついている、若い女がいた。

それを見た俺は、


「とりゃっ!」


「なっ!?ぐはっ」


男たちの1人にドロップキックをかました。

その理由は、一人の女性を複数で襲う男たちが許せなかったから――――などではなく。


「ちくしょう、期待させやがって・・・!」


魔獣、もしくは魔法が見れると思っていた俺の期待を裏切ったからである。


「ぶっ飛ばす!!」




















どうでしょうか?

主人公は正義の味方といった感じではありません。

まあ、でも悪人ではありません。

手の届く範囲なら努力はします。

あと、自分の作品は下ネタも結構出ます。

不快に感じられたら申し訳ございません。

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