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双翼の舞う世界 ~魔法界からの帰還者~  作者: 低系
~魔法界からの帰還者~
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第五話 オルガの指輪

 後から聞いた話だが、リエラは秋人が出て行ってから、初めての地上世界の家屋に好奇心を持ち、いろいろ見ている内に思わず部屋の扉を開けてしまったらしい。

 そこで見事にカチ合ったのが、母・加菜恵ということだ。

 秋人以外には、自然体で冷めた態度と絶対零度の雰囲気を作ってしまうリエラと、仕事以外には関心をほとんど示さない加菜恵。


 どんなファーストコンタクトだったか、想像もしたくない。


 秋人にとって幸いだったのは、母が話し掛けてきたことに驚き、固まっていたせいで、水萌に話を聞かれなかったことだろう。

 それも不幸中の幸いと言うには、あまりに幸薄さちうすだったが………。

 そうして、自分の朝食を食べ終わり、食器を片付けた加菜恵は、固まったままの秋人と水萌を放置してスタスタと仕事に行ってしまった。つまり、誤解は解けていない。秋人は痛みを抑えるように頭を抱えた。


 学校があるので、水萌もあんまりゆっくりはしてられなかったが、彼女が機能停止状態から再起したのは、加菜恵が出ていってからだった。


 所変わって、玄関。


 怪奇現象並みのレアケースを体験した後は、いつも通りの朝になった。

 ただ一つ、違うことと言えば、昨日に卒業式を迎えた秋人が、水萌と一緒に学校に行かないことぐらいか。


「いってらっしゃい、水萌」


 靴を履く妹を微笑みながら見送る秋人にも、今日は予定がある。

 リエラの案内のもと、この国にある魔法教団を訪れるつもりだ。


 昨夜の一件。


 魔法界からやって来た『魔法使い狩り』との一戦後。

 翌日に教団に向かうなどと適当に無難なことを言って、軽々と教団員から逃げ出してしまった。だが、流石にほったらかしにするのも良くないので、取り敢えず今日は、リエラに連れていってもらうことにした。

 ただ、リエラの方も本気で教団に行こうとは思っていなかったようで、「え? ホントに行くの?」と返されたときは、内心呆れた。

 ぶっちゃけリエラは、秋人を無事に護れさえすれば何でも良いので、魔法教団と関わる気は更々ない。

 むしろ教団の魔法士が足手まといになって秋人にまで危害が加われば、それこそリエラにとって大問題だった。

 当然、そんなことを自分のパートナーが考えているとは知らない秋人は、


 真面目に任務に着く気あるのか?


 と、思っていた。

 リエラは超・大真面目なのだが、報われない想いである。  

 まあ、取り敢えずそんなことは置いといて。

 今日に訪れる魔法教団。

 言うまでもないが、魔法と魔法界に関わっている組織。

 一年半前に、そんな存在が地上界にあるのを聞いてはいたが、今まで秋人は関わることがなかった。

 関わる必要がなかったからだ。

 魔法も、剣も、もう二度と使うことはないと思い、あの場所に置いてきた。


 地上界に住む自分に、魔法は必要のないもの。


 残念ながら、特異に覚醒してしまった自分の『眼』だけは、どうにもならなかったが。

 あとのものは全て、多少の未練を残しながらも手放して還ってきた。

 それは、自分が『地上界の如月秋人』に戻るために、必要なことだった。

 なのに今、再び秋人は魔法の力を手にしている。

 しかも今度は、自分の住む世界で。

 平穏に平凡に戻り、自分が何事もなく過ごしていくはずだった世界で、その日常が壊れようとしている。

 いやすでに、『地上界の如月秋人』の日常は壊れてしまった、と言って良い。


 新たな戦い。


 それが地上界でおこるものなら、秋人にとって放っておけるようなものではない。

 一刻も早く、ケリを着けるべきことだ。

 そのためにはやはり、自分達も動くべきだろう。

 事情聴取ではない。少しでも情報を集めるために、秋人は今日、魔法教団へ足を運ぶ。


「………」


 何故だか険しい表情になっていく兄を見て、妹の心に強烈な不安が走った。

 水萌の手が、秋人の服の裾を掴む。


「水萌?」


「…………ごめんね」


 首を傾げた秋人に、水萌は小さく呟いた。


「何だか……また兄さんが……遠くへ行っちゃいそうな気がしたから……」


 絞り出すような声は今にも泣きそうになっていて、秋人はギョっとした。

 思考が顔に出ていたことに反省しつつ、表情を隠すように俯いた妹の頭に、優しく右手を伸ばす。

 水萌の(リエラも)頭を撫でるのは、秋人がよくやることではあるが……。


「兄……さん?」


 どこか違和感を感じながらも、視線を上へ。

 兄と、目を合わせる。


 …………………、


 僅かな間の沈黙を経て、


「………大丈夫」


 ゆっくりと、秋人が言った。


「どこにも行ったりしないから、大丈夫。心配ないよ」


 穏やかに笑みを浮かべた兄を見て、水萌も吊られるように表情が柔らかくなっていく。


「…………うん」


 一度、小さく頷いた後。そろそろ学校に行く時間が迫っていることに気づいて、水萌は玄関を出ようと体を返す。


「じゃあ、行ってきます、兄さん」


「ああ。あ、ちょっと待ってくれ」


 足を踏み出そうとした妹を、秋人が思い出したように引き留めた。


「え?」


「振り向かなくて良いから、そのままで」


「う、うん?」


 もう少しだけなら時間はある。


 昨夜、『狩人』から襲撃を受けたときに感じた不安感。それを少しでも払拭するために……。

 秋人は水萌から見えないように、右腕の『ホーラの腕輪』に『収納』されていたものを取り出した。

 あの戦いの後、『腕輪』の中をいろいろと確認したが、予想外に物が『収納』されていた。


 それも身を護るために使う魔法具がやたら大量に。


 おそらく。いや、確実にエレナ・サイフォリオが入れたものだろうが、いくらなんでも多すぎる。

 リエラに聞いてみれば、中には滅多に手に入らない高価な物もあるようで、改めて自分の師の過保護振りに度肝を抜かれた。

 その中の一つくらいは良いだろうと、秋人が出したのは、蒼く光る魔法石が等間隔に四ヶ所埋め込まれた小さめのリングに、シルバーのチェーンを通したネックレスだった。


 魔法具『オルガの指輪』。


 秋人の『腕輪』に入っていた魔法具の中でも、かなり稀少な物の一つ。

 その『指輪』自体は魔力を発することはなく、使用するのに魔力も必要ない。一見は魔法具とわからないが、向かってくる魔法に反応して、魔法を反射する障壁をつくりだし、レベル:五以下の攻撃魔法なら、全くとまではいかなくとも、ほとんど防御しきれる優れものだ。

 秋人は右手に包んだその『指輪』のチェーンを外し、困惑気味に前に立っている水萌の首に通した。


「ふぇ!? に、兄さん!?」


 いきなり首に手を回された水萌は、先程と比べ物にならないほど混乱、動揺し、頬を真っ赤に染めあげた。

 硬直して動けない水萌。

 対して秋人は………………全く気づいていない。


(しまった、一声掛ければ良かったか? 驚かせちゃったかな?)


 驚いてるのは確かだが、若干、秋人の考えてるものとニュアンスやベクトルが違う。


 チェーンを着け終わってから、ようやく水萌は自分の胸元に下がった『オルガの指輪』に気づいた。 

 兄に振り向いて、口を開く。


「兄さん、これ……」


「ん? プレゼント」


「な、何で…?」


 何で、と言われると少々返答に困る。

 まさか自分が懸念している概要をそのまま説明する訳にもいかないので、秋人がとっさに口にしたセリフは……


「水萌に似合うと思ったからね。うん、可愛いよ」


 実の妹に聞かせるにはあまり的確なものではなかった。

 しかも屈託のない綺麗な笑顔のおまけ付き。


「~~~~~~ッ!?」


 熱暴走を起こした水萌は口をパクパクとさせ、うまく声を出すことが出来ず今にも卒倒しそうな様子だ。


「もしかして、気に入らなかったか?」


 そんな妹の姿に違う勘違いをした秋人が問うと、水萌はブンブンと真っ赤な顔を左右に振って否定する。


「そっか、良かった。まあ、御守り代わりと思って持っててくれ」


 ◇ ◇ ◇


 如月家の人間が全員出掛けてから、秋人は自室に戻ってみると、


「あの~、リエラ? 何してんの?」


 茜色の髪の少女が白い寝巻きのまま、部屋の中心で目を閉じ、正座していた。


「『魔力呼吸』による精霊との対話」


「そ、それって確か……魔法界で精霊を呼び出すときに使うためのものだよな……」


 リエラのやっているこれは、主に魔法界リベリアの魔法学校で、『精霊系統魔法』を修得するために必要な基礎の一つとされている。

 自分の得意とする精霊を見定める儀式。

 それが『魔力呼吸』の基本的な使われ方だが。


「うん。でも、地上界と魔法界では、やっぱり大気に住む精霊の質が違うから、早く慣れておかないと、実戦で遅れをとることになる」


 要は、慣れない場所での戦いこそ、初心に戻って気を引き締める。ということだろう。

 それが魔法界で常識的に使われているものか、リエラの考えかは知らないが、秋人は素直に感心した。


「秋人もやっておいた方が良い。昨日の感じじゃあ、まだ魔法の発動も不安定みたいだし」


「………そうだね」


 リエラの指摘に若干間を開けてから頷いたが、その前に、


「でも、リエラの朝食を先に済ませようか」


「………………うん」


 自分のお腹と相談したのか、秋人より長い間を開けて頷いたリエラは、すぐさま立ち上がって、トテトテと秋人のそばまで寄ってきた。


 そうして朝食と、次いで入浴を済ませたリエラは、魔法学校の制服(白いシャツに赤いリボン、白いスカート、黒い上着)を着て、如月家の庭に出ていた。

 秋人も昨晩のような動きやすい服装で、近くに立っている。


「レイバ国の普段着って、修道服みたいなのばっかだからな。制服が一番妥当か……」


 秋人の呟きに首を傾げているリエラ。

 魔法学校の制服は、地上界で着てても対して不自然なものではない。

 どこの学校のだ? とは言われるかもしれないが、まだ、マシだ。まだ………、

 そんなことを考えていると、リエラが庭を見渡しながら口を開いた。


「昨日も思ったけど、秋人の家って、おっきいよね」


「そうか? 普通だろ……」


「いや、普通におっきいと思う」


 リエラが驚くのも無理はない。

 秋人の家は平均的な一戸建てよりも二倍は広く、大きい。庭も普通にテニスが出来るぐらいの広さはあるだろう。

 レイバ国の個人住宅でも、ここまで大きなものは、そうそうない。

 さて、今日に魔法教団を訪れる予定の二人が、なぜ朝食後に庭へ出てるのかと言うと、


「よし、じゃあやるか」


「うん」


 秋人の魔法状態の確認をするためだった。

 昨晩の様子を見る限り、秋人は一年半前に比べてかなり力が落ちているのがリエラにはわかった。

 地上界では「普通」でありたいと思う秋人の心情は、リエラもちゃんと理解している。だが、今の状況ではそうも言っていられない。

 狙われている以上、最低でもまともに魔法戦闘が出来るまでには、元に戻す必要がある。

 リエラにとって何よりも優先すべきなのは、秋人に傷一つ付けさせないこと。

 それに尽きるのだから。


「『隔離結界』張るよ。さすがにご近所さんに見られるのはヤバイし…」


「大丈夫? 結界ぐらいなら私が張るけど」


「大丈夫だよ。それにリエラって、第四種の魔法はあんまり得意じゃなかっただろ?」


「………それは昔の話だよ。一年半のブランクがある秋人に比べれば、さすがに私の方がうまいと思うけど……」


 少し不満気な顔を作るリエラだが、それに構うことなく、秋人は右手の『ホーラの腕輪』に左手を置いた。

 同時に『腕輪』から蒼白い光が輝き始める。


「『我は精霊へ祈る――大気の揺らぎに従い・その道を閉ざせ・精界の断絶』」


 輝きは秋人の手元から広がり、やがてこの近隣一帯を覆い尽くした。



 そうして始まった軽い魔法の練習。

 だが、リエラはこのとき、大きな勘違いをしていた。

 一年半の空白期間。それによって秋人は魔法の発動が不安定になり、上手い魔法戦闘が出来なくなっていると思っていた。

 魔法や能力を取り戻すのに、多少の時間は掛かると、そう、思っていた。

 実際、どんなに屈強の魔法騎士や優秀な魔法使いでも、一年以上魔法と縁遠い生活をしていれば、力を完全に取り戻すのにある程度の時間を要する。

 これは魔法だけに限らない。大抵の物事において、ブランクという空白の期間は力や能力に錆をつけてしまうものだ。

 だが……、


 リエラは忘れていた。


 彼、如月秋人が、天才と呼ばれていたことを。


 僅かだが甘く見ていた。


 あの、レイバ国最強クラスの魔法騎士クレリア・オルゴートにさえも天才と呼ばせた、如月秋人の力を。


 ◇ ◇ ◇


 如月秋人のクラスメートで、秋人ともっとも仲の良かった友人、間宮由利亜。

 彼女は、俗にいう大和撫子だった。

 綺麗で艶のある長い黒髪を切り揃え、化粧もしていないのに真っ白な肌は、神々しささえ感じられた。

 そんな彼女は今現在、自宅の自室で見るからに不満そうな表情を作っていた。


「全く、今日に限って付き合いが悪いんだから……」


 原因は、朝早くに送られてきた一通のメール。


 ―――ごめん。今日の買い物、行けなくなった―――


 携帯を開いた瞬間。柄にもなくウキウキとしていた表情が一瞬にして冷めた。

 そのあまりの変貌。

 豹変とも言うかもしれない表情転換は、誰かが見てたなら背筋を凍らせただろう。

 ちなみに秋人は、メールを送った数秒後に悪寒が走った。


「アキが来れないって佐原に言ったら、絶対怒るわよねぇ」


 秋人大好き(友達的な意味で)の少女を頭に浮かべながら、由利亜は再び携帯を開いた。

 三回のコールの後、寝惚けた声が耳に入ってきた。


『ふぁ~い……』


「……佐原。あなた、今起きたの?」


 自室の時計を見れば、すでに九時を回っている。


『う~ん、ていうか、まだ九時過ぎじゃん』


「もう、九時過ぎでしょ? 全く、休みに入った途端だらけるのはやめなさい」


『う~、ぐっすり寝てこその休みでしょ~』


「キッチリとしてるアキとは正反対ね。―――あ、そうそう、今日の買い物だけど、アキは来れなくなったってさ」


『はあ!? 何で!?』


 瞬間、電話ごしに大声を響かせた佳代。

 予想通りの反応だったが、予想外の大音量に由利亜は顔をしかめる。


「佐原、声大きすぎ……」


『あ、ごめんごめん。けど、何で? 秋人来ないの?』


「うん、さっきメールでね。まあ、昨日から予定があるかも、みたいなこと言ってたから」


『ちぇっ、な~んだ、秋人は来ないのかぁ~』


「不貞腐れないの。私たち春休み長いし、また誘えばいいでしょ?」


『は~い。じゃあ今日は、振られた腹いせにやけ食いしてやる』


 かなり機嫌が傾いてしまった少女の言葉に、どんだけ秋人大好き何だろう? と由利亜は呆れながら電話を切った。


 ◇ ◇ ◇


 練習を始めてから一時間ほど経って、時刻は午前九時半。


「はあ~」


 大きなため息。

 吐いた主は、若干俯き気味で表情も僅かだが陰をさしている。

 見るからに落ち込みを表している茜色の髪の少女に、その元凶たる藍色の髪の少年は首を傾げた。


「どうかしたか? リエラがため息なんて……」


 現在、魔法の練習を終え、シャワーで汗を流してきた秋人が、縁側に座っていたリエラに話掛けたという状況。 


「……秋人? ―――ため息も吐きたくなるよ。何か、秋人を見てると、つくづく昔の自分が馬鹿らしくなってくる」


 天才。

 頭の中にあったそのフレーズは、この少年のためにあるのではないか?

 そんなことまで考えてしまうくらい、如月秋人は天才だった。

 初めて出会った二年前の時点で、それは十分わかっていたはずだったが、どうやらまだ、認識が甘かったようだ。


「置いてかれないようにするの、大変かも……」


 秋人の魔法ちからは錆びどころか、研ぎ澄まされた刃の如く輝きを放っていた。

 むしろ、以前よりも鋭さを増したようにさえ感じる。

 一年半の間、魔法訓練どころか魔法の片鱗にさえ触れていなかったはずの秋人が……。


「リエラ?」


「………」


 秋人相手に、リエラが口を閉ざすのは珍しい。 


「どう……した?」


「………秋人」


 唇を少し尖らせたような喋り。

 怒っている訳ではない、と思うが、機嫌が良いとはとても思えない。


「私、秋人が地上界に還ってからも、ちゃんと魔法訓練やってたんだよ?」 


 座ったまま上目遣いで、どこかアピール染みた言い方をする茜色の髪の少女に一瞬戸惑う。


「い、いや、それは分かってるよ。リエラは真面目だし、自分に厳しいからね。無茶なことしてないか、心配なくらいだ」


「………」


 無言が痛い。


「あの、リエラ?」


「はあ~、もういい……」


 なにがなんだか分からない。

 可愛らしく不満顔になっているのは分かるが。


(何か、機嫌損ねるようなことしたかな?)


 考えたところで全く思い浮かばない。

 取り敢えず、問答無用で機嫌を直してもらうことにする。

 秋人はリエラの傍まで寄ってきて、そのまま左手を茜色の頭に伸ばした。 

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