第1話 転生?
この話に登場するキャラクター
主人公
沙美
アニメーター
ラーベ
見た目は黒髪の腰ぐらいまであるロングヘアにつり目にタレ眉
サイロウ
黒い髪に短髪でタレ目のイケおじ
日本人っぽいかな
ラーべのお父さんだよん
ミユキ
茶髪の後頭部の上らへんにお団子を作っているよ
青い瞳につり目だよん
医者
メイドさん
案内人
この作品を紹介する人?
子供のような性格をしておりギザ歯がチャームポイントと言っている
見た目は子供らしくぶかぶかの服を着ている
目はフードを被っているせいなのか分からないがよく見えない
プラクサと名乗っているが名前は案内人にしておいた
本編GO〜
やっほ〜☆
君たちにこの世界を教える存在のプラクサだよ〜☆
Xとは違う形になるけどよろしくね〜
それじゃ本編へ〜…ゴ〜☆
✵
「やっぱラーベ美人だな〜」
私の名前は田中 沙美
35歳の普通のアニメイター
昔本が好きすぎて物語書いたことがあるけどあれは黒歴史
時計を見るとちょうど23時
「明日も仕事があるのに〜!」
そして私は眠りについた
翌日の朝
「ん〜良く寝た〜」
背を伸ばしながらベットから起き上がった
「今は何時だろ」
時計を見たら5時だった
「朝ごはんたーべよ♪」
そうしてご飯を食べたあと仕事着に着替えた
「よし、行ってきま〜す」
そう誰も居ない家に向かい言った
✵
会社についた私はワクワクしていた
(今日はヒロバツのアニメ会議だからね〜♪)
ヒロバツというのは「ヒロインじゃないです!」というゲーム
通称がヒロバツね
漫画もでている超人気ゲーム
最近アニメも制作予定らしい
(まさか、私が任されるとはね〜)
そう、そのヒロバツのアニメ制作を
任されたのがこの私
うきうきしながら会議室へ行こうと
階段を降りたら
いきなり背中を押された
バランスを崩した私は打ちどころが悪く気を失ってしまった
✵
目を覚ますとなんか…
めっちゃ豪華な天井、というよりかは、
なんか…蚊帳?みたいなのがついてるような…
「お嬢様…?」
気づくと隣にはメイドらしき…というかメイドさんそのものがいた
中世ヨーロッパのメイドさんみたいな見た目で、とても…可愛らしい
(って…そうじゃなくて)
「あなたは…誰?」
と質問をぶっかけてみた…そしたら
「あっ!すぐお医者様を呼びますので少々お待ちください!」
って言ったと思ったらこれまた綺麗なドアから出ていってしまった
「うーん…なーんか見覚えが…」
そんな考え事をしていると
「ッ!!」
頭がかち割れそうなほど痛くなった
その時ドアが開いて医者が来た…と思ったら
「あっ!すぐ治します!」
と言いながら私のおでこに手を乗せ
「ヒーリア」
と言った次の瞬間
「いっでぇー!!」
神経が繋がる音が聞こえて死ぬ程痛くなって悶絶してたら
「回復痛です」
と医者が言ったのが聞こえた
「…回復…痛?」
いつの間にか痛みが無くなっていた…が
回復痛なんて…異世界じゃあるまいし…
異世界…
「まってここ異世界!?」
と言って周りを困惑さしていた
「異世界?」
「お嬢様、ここは人間界ですよ」
「異世界というのはこの世界とはまた別の世界、いわばパラレルワールドですよ」
と親切にかつ丁寧に教えてくれた
おそらく…いや絶対私は異世界憑依をしている!
…なぜ異世界転生でも転移でもないのかって?
それはだね…
この身体に馴染んでいないからなのだよ
(それに…誰かがこの体の中にいる…気がする)
そうこうしているとまたもやドアから人が入ってきた
その人達を見て確信した
「ラーベ!大丈夫か!?」
と言ったこの人はラーベのお父さんの
スタイリン・サイロウ
そしてもう1人が…
「ラーベ?」
上品さがその佇まいからもわかるこの人はラーベのお母さんの
スタイリン・ミユキ
…しばらく2人を見ていたらサイロウが
「ラーベ?」
と言って気がついた
「あっ!はい!」
「大丈夫か?」
と慌てて返事をした私をみて優しく声をかけてくれた
(イケおじ…いいな)
じゃなくて
「だっ、大丈夫ですよ」
「そうか…」
とほっとしてくれていた
✵
そしてしばらく検査をしたら
「おそらく、お嬢様は記憶喪失となっています」
と医者が言ったのだが…この両親はなんともまぁ…
サイロウは「いつ記憶が戻るのだ」とか
ミユキさんは「大丈夫よ心配しないで」とラーベに言っていた
(てかラーベって…)
ラーベはヒロバツの悪役令嬢
いわゆる敵キャラだ
(ほんと…敵キャラだなんて)
(ラーベは隠れ主人公なのに)
なんて思っていると
「お嬢様は本日目を覚まされたので最低でも2週間は家で待機でお願いしますね」
とのこと
ちなみになんで頭が痛かったのかなんだけど馬車での事故らしい
防御魔法とかかかってなかったのかな?
とか考えていながら部屋に戻ると
「…改めて見ると」
「やっぱ王女だから凄い…」
豪華だなぁ…と思ったら鏡に目がいった
「…すげぇ美人」
ラーベの見た目は自分でも惚れ惚れする程の美人だ
そんなことはどうでも良くて
「髪切るか」
個人的にラーベはショートが似合うと思ってるんだよね〜
っと…髪を切った直後に扉が開いてメイドさんが入ってきた
「お嬢…様?」
そりゃ目覚めてすぐに髪を切ったら驚くわ
しばらくメイドさんがラーベを見つめていると
「ラーベ?」
サイロウとミユキが入ってきた
「なんでしょうか」
とにこやかに言うと
「何を…」
と聞かれたのでただ「髪を切っただけ」
と伝えたらすげぇ驚かれた
いや当たり前だけども
先に話しかけたのは私だった
「お父様もしよろしければ…」
「なっ…なんだ?」
「私には婚約者がいましたよね」
そう…ラーベにはノワールという婚約者がいたのだが…
正直言って、ノワールの事が良く思い出せない
おそらく…この世界に来たことによって
記憶に何らかの障害がおこったのだろう
「居たが…」
「婚約破棄を申し込んでください」
みんな驚いた
そりゃそうだ
起きてまもない己の子が自ら婚約破棄を申し込んだのだ
「だ、だが…」
とサイロウはモゴモゴしていたが
ノワールとの婚約を破棄してしまっても国に影響はない
「構いません」
「婚約破棄を」
そう言ったらなんか2人が顔を見合わせてなにか…困ったような顔をしている
「ラーベ…お前が望むならそう手配しよう」
ようやく分かってくれた
私にとっての婚約者という肩書きは邪魔でしかない
私にはやるべきことがある
「…ラーベ」
ミユキが話しかけてきた
「なんでしょう」
その話は今の姿のラーベに似合う服を買うということだったので
できるだけ動きやすく丈夫な服を要求した
2025年11月19日
変更あり
2026年1月24日
変更有




