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握力1000キロの男  作者: 神ディヌ太郎
真実の頂へと進む者たち
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修行

99話!カンストに見えるのはゲームの性。

どうしてこんな目に。そう思ったのは、2時間前。

「稽古をお願いします。」

「え、なんでいきなり。」

唐突すぎる。だって今朝ご飯食べてる途中だよ。目玉焼きを食べようとして、レイもゆで卵を食べようとしてふと思い出したくらいの感覚で言ったやん。しかも俺はまだエッグトーストと、卵かけご飯も食べてないのに。

「私たちは、あの戦いで何も役に立てないだけでなく、ボコボコにされた。この屈辱は忘れたくないだからこそ、強くなりたい。」

別に気にしなくていい、そう言いたいが本人の意思に背くだろうし、強くなりたいと願うものには強くなってほしい。

「よし、分かった。」

「じゃあ私も。」

「私もお願いします。」

「じゃあワイも。」

『出てけお前。』

誰かいたような気がするが、いいや。かくして俺は、こいつらの稽古をつけることにした。内容は実戦をしながら、俺が指摘していく感じだ。模擬戦じゃなくて実戦なのは本人たちの希望だ。

「隙が大きい。」

「ぐりゃ」

こんな感じで、かれこれ2時間。辞めたくなりますよ〜。

「次行きます。」

「いやもう全員で来い。実力差を見せてやる。」

緊張が走る。さすがの俺も疲れには勝てないよ。

「行くしかないってことだよね。」

「なんとかするしか。」

「まずいですよ、海さんの逆鱗に触れたやもしれません。」

「あくしろよ、お前らはビビリだってはっきりわかんだね。」

『あ?』

よし、これで来るはず。

「鬼火網。越えないことを勧める。」

鬼火を網のように設置した。これにふれたら、体が焼き尽くされる。それだと草wが燃えると思うが、そこは防御魔法を張ってる。いいゾ〜これ。

「ワールド・ブレイズ。」

「ヤベ、」

「よし、やったか?」

「残光、遅いんだよ。」

危ないな〜、防御魔法でなんとかしなければまずかったぞ。

「さて、次は。」

「かかったわね、エアロ・ブラスト。」

「矢部、」

今のは危なかった、単純に素の耐久力で受けないといけないかったから耐えれたのは奇跡だ。

「よく頑張ったと思うよ。」

倒れた、そりゃそうだ不意打ちでクリティカルヒット。一撃叩き込めただけでもいい方だ。

「次はお前。」

ミカの剣攻撃!?聞いてなかったゾ、自分で技を生み出すとはなかなかにやる。

「いいと思うが、如何せん適正がなさすぎる。」

「その剣とは段違いだから。」

鬼火網が意味をしてないな、消すか。

「真牙突き!」

シェリーの使ってる剣を掴み、それごと投げ飛ばした。痛いだろうが、簡単に治るだろうから一時的な離脱だ。

「覚醒、神道一閃。」

これは、防御が間に合わない…

「なんてね。隙をつくならもっと早く技を使うべきだよ。」

「うー」

「やっぱり、戦い方がまるでなってない。隙の取り方、技の速度、他にもあるが。威力に頼りすぎてる。決まればいいじゃなくて、決まらせる。これを意識するように以上。」



疲れたんで、早く寝ろ。

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