地下に潜んでいた敵
お肉は薄い方が美味しいと思うんです。肉厚でも柔らかければいいと思うじゃないっすか。でも、薄ければ歯は疲れないし、タレの旨味もよく感じれます。
うーん?ここは、私意識が飛んでた?体が動かない、結構魔法使ってたからか。でも、動かなければ海の所に行けない。でも、万が一敵に遭遇したら間違いなく死ぬ。どうするか…。
「いた!レーイ!」
「ミカ?」
ミカの所に行きたいけど、体が…。
「レイさん。体は大丈夫ですか?」
「動かなくて、しゃべるのもつらい。」
「回復魔法かけるね。」
「お願い。」
かけて貰っても効き目が悪いのか、そこまで回復しなかった。歩けるぐらいにはなったけど。
「レイは少し休んだ方が…」
「その方がいいんだろうけど、あの光。あれの元に行かないと。」
「分かった。」
出来れば敵に遭遇したくはない、でもそう簡単には行かないだろうしな。
「だよねぇ。」
「あのお方の元へは行かせん。」
「通らせて。」
「ここを通ると言うならば、我が命尽きようとも足止めをしよとの命だ。」
あのお方?あの光の主か?
「ならば、力ずくでやるしかない。」
「援護します。」
私が戦えていれば、マシにはなるんだろうけど。もしかしたら足手まといにもなるかもしれない。
「ん?お前は戦わんのか?まさか、我に怖気づいてるわけではあるまいな?」
「好きに言ってればいい。」
本当に私が戦えないままでいいのか?体の不調程度で、戦いを放棄してもいいのか?いいわけがない。
「待って!レイは戦っていい状態ではない!」
「でも、私も戦わないとミカが!」
「自分を大切にして!」
あれ?体に力が。なんか元気に。
「シェリー、なんか大丈夫になった!」
「え?」
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「レイが世界のバグ:起死回生を獲得しました。原因は神の降臨によるものだと思います。」
「あいつの周りはロクなことが起こらんな。おかげで大忙しだよ。しかもあの神よ!」
「降臨する時間は考えて欲しいですよ。早く対処したいのは分かりますが。」
「でも海には勝てないだろうな。本人は自覚してないだろうけど、覚醒はそこまで負担が大きくはない。連発さえしなければね。」
「後、海の世界のバグの効果についてですが。何処を調べても分かりません。」
「多分神から俺らへの最終兵器なのかもな。情報は神自身が持ってると予想されます。」
「それならキツイな。俺らはここから出られんしな。」
「早めに調べとけば簡単に行けたでしょうね。」
「後の問題は、海をどうやって消すかだな。」
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「私もミカの元に行く。」
「無理はしないでね!」
ミカは有利に戦ってはいるが、そこに割り込むのもな。
「ようやく来たか、2対1これほど絶好なシチュエーションはない。」
そんな言い回しで横文字使うんだ。
「我の能力は簡単に言えば、相手の人数が増えれば増えるほど我が有利になるというもの。多人数有利はあまりにも卑怯だからな。」
なんで言うんだよ。てか普通に持ってて損がないのいいなぁ。
「さぁ、来い。」
頭痛い。熱中症ではないっす。




