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握力1000キロの男  作者: 神ディヌ太郎
特に何もない編
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お祭り

最近はネタを考えることに集中しないと浮かばなくなってきています。どうしよう…

「海君、それ頼むよ。」

「分かりました。」

何をしてるのって思ったやろ?お祭りの準備の手伝いさ。普段の俺は、お祭りと聞いて「陽キャの集まりだし、カップル多めで行くのが怖い。」の認識だったんだけど、この祭りはいかなきゃと思った。理由は、何とお祭りで最新の「世界」の研究結果が発表されるらしい。なんでお祭りで発表すんの?って思ったけど、研究者がお祭りがいいと言ったかららしい。お祭りのどんちゃん騒ぎなら、どんなこと言っても重い空気にはならないかららしい。どんなヤバい発表やら、そして、俺がお手伝いしてるのその結果を最前線で聞きたいからである。研究者ってわけではないが、「世界」に関しては興味があるので、前で聞きたいなと思ったのである。

「いよいよ、明日だね海君。」

「そうっすね、楽しみです。」

明日はどんな発表があることやら…

「海、今日は祭りだね。今日も家で休むの?」

「今日は、発表が聞きたいから行く。」

そう言うと、何か驚いた顔をされた。そんな珍しいのかな?

「いや、まさか海がそんなのに興味があるとは…」

「俺を何だと思ってるんだよ。」

「授業中ずっと寝てるから、勉強には興味ないとおもった。」

「内容が内容だし、行ってみたいなと思った。最前線で聞く用意もよし。」

「あ、そこは徹底するのね…」

「前だと、聞き逃しが少ないからね。」

そして夜になり、祭りが開催された。発表は1時間後なので、少し屋台をみることにした。

「海!焼きとうもろこし買おう!」

「たこ焼きおいしい」

「やっぱり、お祭りの料理って何か美味しいですね。」

分かる、とは言えない。何でこいつらはそんなに楽しそうなのか、お祭り衣装とかいつ買ったんだよ。素材がいいから、似合ってると思うけど。とてもじゃないが、人が多い所では精神的な疲労が。何か、ね。

「海は、何か買わないの?」

「いや、食欲がなくなって来て…」

「何か食べないとお祭りに来てる意味が無いですよ。」

ごもっともです。じゃあ何か食べようかな?

「はい、まいどあり。」

「何買ったの?」

「これ、チュロス。」

買った理由?食いやすそうだったから、箸とかいらないし、落とす心配とかなかったから。

「たこ焼きとか食べないのね。」

「唐揚げあったら買いたい。」

そんなこんなで、意外にも満喫した後、ついに発表が始まった。結構な人だかりだが、手伝いのおかげで用意されたイスに座り、話を聞く。

「では、今年の祈願祭りのメインイベント「世界」の研究結果発表。」

祈願は、そのまんまの意味だ。いろんなことを祈るのでこんな名前になったらしい。

「では、最新の研究結果について話します。その前に自己紹介を、科学者のセカイ・ミールヨです。お願いします。」

変な名前やなー。

「では、皆さん。前置きは要らないようですので、本題を。私が話すのはズバリ「世界の狂い」についてです。」

俺は少し警戒をした。内容次第では、時間を巻き戻して、なかったことにしないといけない。知られれば、いずれ面倒なことになるからだ。

「どうゆうことだ?」

「世界の狂い?」

「落ち着いてください。「世界の狂い」とは、文字通り世界が狂ったかのようになることです。人々は、皆操られて、何処かに向かうということしか分かっていません。研究するのにも、いつ起きたか…。ですが、いずれ起きるかもしれないのです。その時に備えるため…」

俺は席を外した。

「ねぇねぇ海。あれ話させていいの?」

「ん?大丈夫だろう。研究しても、情報は全部こっちにあるし、解決したものだ。最悪ミカ、レイ、シェリーがいれば、簡単に解決できるぐらいだ。」

「なら、大丈夫だね。」

正直、呆気ないとも思った。でも、あれを見つけられたのは素直に褒めるべきか…

「あのー、もしかして、「世界の狂い」について何かご存知ですか?」

やべ、聞かれてたか。

「いえいえ、「世界の狂い」については初耳ですよ。」

「うーん、そうですか…」

ご存知も何も、全て知ってんだけどね。とまぁ世界の狂いの情報を公開したら、人々がおおいなるパニックに陥る。たまには、こうゆう発表にも顔を出さないとなと思った俺なのでした。


科学者ってすごいですよね。よく法則とか見つけるなと思います。見つけなければ、理科の先生で苦しむこともなかったのに…。

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