強すぎたじいさん
明日は土曜日、休みだ最高!ついでに80話目ですね、よくやった!
とはいえ、隕石を落とす魔法は、強制的にそっちに意識を向かわすことになるから厄介だ。
「ふっふっふ、見た目は白髪の老いぼれとみて、何か油断してらっしゃるのかな?」
「いいや、逆に警戒しているよ。こうゆうのは大抵がかなりの実力者だからね。」
「なら結構。いざ。」
早い!俺が対応出来なかった。覚醒がないとはいえ素の状態も鍛えているはずだ…。
「おや、心臓を貫いてしまいましたね。」
「大丈夫だ。気にすんな、そこまでの重傷じゃない。」
心臓なんぞただの仮の急所だ。皆狙ってくるからね、まぁ本当の急所は、魂なんだけどね。
「心臓を貫かれても生きているとは、あんた本当に人間なのかい?」
雑魚の相手をしながら俺は聞いていた。今の空は夕暮れ夜まで耐えれば、真打が出られる。だが、それまで耐えれそうにない。
「あぁ人間さ。」
「そうか、なら遠慮なく行かせてもらいやす。」
相手が本気を出してきた。速度は早く、その速度が力となって襲ってくる。それはまるで、必殺技を何度も受けているような感じだった。俺は何発かを相殺したものの、かなりの数を撃ってきた中の何発だと、意味も薄かった。
「じいさんさ、絶対今まで一発で敵を仕留めてきた人でしょ。」
「処分といっても、出来るだけ楽に死なせたいもんでね。」
どうしようか、覚醒を使うか?でも、後からのことを考えると…。
「おや?何か戸惑っていますね。どうしました?さっさとお出しくださいよ。もしかして、弱いんですかい?」
ちょっとムカついたねぇ。
「見たいんなら見せてやるよ。とっておきだ。」
「ほう、見せてもらいましょうか。」
「覚醒。」
「覚醒の効果を追加します。覚醒の効果に、コピーを追加。相手の攻撃を一部コピーが可能になります。」
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こいつ何かを隠してるとは思ったが、よもやこれほどとは。
「隠していたものを解放とは流石に骨が折れる。」
そして剣を振ってみた。しかし、当たらない。いや、これは無効化されているのか?
「剣が効かねぇのなら、これで行きやす。」
隕石で攻撃だ。その隙に無効化の原理を突き止める。
「…」
隕石を純粋、魔力で止めた?だとしたらどんな魔力か?とてもとても気になるよ。
「苦しい決断ですが、引きやしょう。勝ち目は万に一つすらない。」
勝負はあった。攻撃が通らない、魔力操作でも勝てない。
「随分お強いことで、この老いぼれには、届くことはかなわぬ頂よ。」
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引いてくれてよかった。傷つけたくはないから。じいさんを傷つけると、痛い目を見るからね。
「それで、この先処分は来るのかしら?」
「多分来ない、俺が味方だと分かれば手出しは出来ないだろうよ。」
「そう、なら助かったわ。」
こんな感じの会話をし、一連の騒動に決着が着いた。俺に新しい知人ができ、まぁまぁ充実はしていた。そしてあのじいさん一体何者だい?
休みたい。




