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握力1000キロの男  作者: 神ディヌ太郎
道場短編
71/252

道場を開いた!(直ぐに終わりますけどね)

私はついに念願だった目標を達成し、気分がとても良いです。

「今度、また大会をやるらしいよ。」

「へー、何の大会?剣?魔法?」

「それが拳と拳の殴り合い拳大会だってさ。」

へー、拳と拳の殴り合いね。唆るじゃないか、純粋な力の戦い。やってみてー!

「と言うことで参加します。」

「いいですけど、手加減はしてあげてくださいね。」

「分かりましたよ。」

「で?流派はなんです?」

「流派?流派が必要なんです?」

「ええ、拳なんでね。」

流派か…何処かの道場に入ってみるか…。

「というわけでよろしくお願いします。」

お手並み拝見と行こうかな。道場(そっちのほう)のセリフだっか。

「ではとりあえず、空気に向かってマジで殴って見てください。」

「本気ですか?こんな感じです?」

道場が全壊した。てっきり俺は怒られるかと思ったが、何と師匠になってくれと頼まれた。

〜〜〜〜〜〜

「最近海の様子がおかしい。」

私達は海に疑いを掛けていた。何故なら基本学校に休まない海が、最近休みまくってるからである。何かに没頭しているのだろうが、その何かが分からない。だから私達は休みの日に、海を尾行することにした。

「道場?」

私達は、最近覚えた景色同化の魔法を使い中に侵入した。海は使えないのって?海が使うと、手がつけられなくなるから教えていない。戦闘に応用されたら勝ち目がないからね。

「せいやっ」

『せいやっ』

「ちがーう!もっと空気を震わせる感じで!」

「はい、師匠!」

ん??ナニコレ?ちょっと脳が思考をやめている。

「お手本を見せる。整列!」

『はい!』

「こう空気にヒビを入れる感じで殴る。そしてそのヒビから、空気へと振動を伝える。そうすることで空気で相手に攻撃が出来る。こんなふうに。」

私達の方へと攻撃が来た。避けようとしたが、空気なので広がりは避けきれず当たってしまった。

「私からは以上です。あなた達は少し話をしましょうか。こちらに。」

『はい…』

あーそうだった。海には、敵感知のスキルがあったんだった。そりゃ入った瞬間から気づいているだろうなぁ。

「では、ここに何用で来たんです?」

「こっちのセリフだよ!」

「拳大会に出るから流派が欲しくて入ったら、何か師匠にされてた。」

「じゃあ何で学校休んでるの?」

「聞いてないの?拳大会に出る人は、大会に集中するため、道場などで籠もって練習してくださいと言うことになってるんだよ。」

完全なる勘違いでした。海ごめーん!

「ちなみに俺の流派は「新・空気掌握派」だから、期待していてね。」

あの説明だと、絶対敗北しそうだなー。しないだろうけど海だから。

「帰ろう、ミカ、シェリー。」

「うん、何かしょうもなくなってきた。」

「私もです。」

そんな感じで呆れたように帰っていったのだった…。

明日から拳大会に入って行きます。

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