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握力1000キロの男  作者: 神ディヌ太郎
ジャパン編
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ジャパンの惨状

前の話タイトル詐欺みたいになってるな。

私達は、夜までまだ時間があるということで遠くまで行くことになった。海が都以外の所では、どんな料理があるのかとかも言っていた。あの話を聞いた後から、少し元気がなくなってるように見えたけど、大丈夫だと言っていた。

「着いたね。」

たどり着いた場所は一見普通の村だった。認識変換の魔法を付け、村に入った。最初から使えばいいじゃんと思ったが、海が忘れていたと言っていた。飲食店らしき所に入ると、中で喧嘩があった。

「おい、この味はなんだ?俺はここの領主だ気に入らないから、お前を殺すぞ。」

「殺すはよくないんじゃないか?」

海が割って入った。話し合いじゃ解決しなさそうなので軽く痛めつけて撃退した。

「ありがとうございます。」

「いえいえ。」

「ですが、領主に目をつけられたかもしれません。どうかお気をつけて。」

格差社会だなと思いつつも、私達は別の所に行った。そしたら、領主が人を殺している所にあった。

「何してるの?」

「あ?むしゃくしゃしたから殺したまでよ。」

「その人がなにかしたの?」

「サンドバッグってやつさ、気にすんな。」

私達はただ立ちつくした。その隙に領主は逃げた。

「お父さん?返事をしてよ。」

家の中から避難した娘らしき人が出てきた。海なら死者をも蘇生できるが、今は少しなんかと重なるのか動けないでいた。

「なぁ、レイ。」

「どうしたの?」

「お前は、死んだりしないよな?」

急になんで私が死ぬことになってるのかな?とも思ったが海は真剣だった。

「いつも死にかけているから、不安で。」

「そんなに死にかけてるの?」

「いや、人が簡単に死ぬような世界に来て、そこで最初に仲良くなった人がこうやって死ぬかもと考えると怖くて、蘇生できるが死体を見るとなると怖くて。」

なるほど、蘇生するには死体を必ず見る。その死体が怖いのか。

「ごめん、今蘇生する。」

「お父さん、生き返るの?」

「うん、生き返ったら必ず大切にするんだよ。」

海も海なりに仲間を想ってくれてたんだな。そう思うと、自然と嬉しくなる。多分私が死んだら一番悲しんでくれるのだろう。

「ごめんレイ。少し取り乱しちゃった。」

「海、私はもう少し自分の命を大切にしようと思ったよ。あの言葉を聞いたらね。」

「頼む。出来れば死なないでほしい。」

人はいずれ必ず死ぬ。海の蘇生も本当の死人には効かない。だけど、今すぐ考えることでもないことは確かだ。

「領主は後で必ず殺す。殺していいのは殺される覚悟のあるやつってのが相場だからね。」

「城主の方針だとか知ったこっちゃない。これはただの死の国だ。必ず引導を渡してやる。」

人ってなんでおんなじ人を殺すんでしょうね?

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