神と人間
神になるとかかっこいいけど実際そこまで魅力的じゃないやつ。
「一ついいか?」
「なんでしょう冥土の土産に聞いて差し上げます。」
「なんで神になろうとしたのか?」
「そりゃ最強になるため、この器の人のためですよ。」
「そうか、じゃあありがた迷惑ってやつだな。」
「質問は終わりですか?」
「うん、じゃあ始めようか。」
俺は、こいつを殺してランドさんを救う。俺に救われるのは心底嫌がるだろうけどね。
「じゃあ、食らいなさい。神からの強制:死ね。」
「ん?なんかしたか?」
「バカな、これは、神からの強制ですよ。食らわないはずがありません。そうだ、上手く避けたんですね。」
「棒立ちしてたから、お前が当てられなかっただけじゃね?それとも、現実逃避してるの?」
本当に、子供みたいだな。こいつは。
「なら、いいでしょう。純粋な体術で殺してあげますよ。痛みもなく。」
「いや、なんでだよ。その神の特殊能力とやらでやれよ。」
「黙れ!このクソガキが!」
「命令っていうのはこうやるんだよ。」
『跪け』
「バカな。この私が!」
「滑稽な姿だな。」
てか、なんで俺に命令出来ると思ったんだろこいつ。
「クソまだ終わってなど!」
『誰が立っていいと言った?』
足掻いてる姿は実に滑稽だが、俺の趣味じゃないんでね解放してやるよ。
『立て』
「この屈辱は必ず果たす!」
「やれるものならね。お前では無理だろうがな!」
俺と、神との殴り合いが始まった。俺が避けているだけなんだけどね。殴ったらすぐに終わるし、なんというか交わす時の感覚が気持ちいいんだよ。
「まさか、交わすことしかできないんですか?」
殺す。跡形も残らずに。
「お望み通り殴ってやるよ。」
俺が殴ると、あいつはギリギリという感じで立った。まぁ頑張っている方なんだがな。
「どうした?さっきまでの威勢は?」
「合格です。私の真の力を見せてあげましょう。」
こいつにも杭が無く死んで欲しいからな。少しは遊んでやろう。
「見たまえ、これが真の姿だ!」
見た目変わんねー。真の肉体じゃないから変わんないってことなんかな?
「あのさ、終わらせてもいいか?」
「こっちの質問なんですが。」
「魂召喚。」
2つの魂が出てきた。このスキルは世界で作ったスキルだ。本当に便利だ。
「このドス黒いのがお前のか?」
「まぁ、見えたところで何かできるわけじゃあるまいし、関係ないですがね。」
「はい、おしまい。」
俺は握り潰した。呆気ないと思うかも知れないが。暴れていると迷惑がかからんわけじゃないしな。
「ほら、起きてくださいよランド先輩。」
「お前は、海か。ここは何処だ?」
「何処だっていいじゃないですか。帰りましょう。」
「あぁ、そうだ。帰ったら一戦やろうぜ海。」
「結果は丸見えですけどね。」
俺は、魂の状態を戦いを苦しみから楽しみに変えといた。これがなければまた同じことをする。そう考えたからだ。まぁ先輩と仲良くなれて結果オーライ。明日からの日常が楽しみだ!
では、世界の狂い編完結!




