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クリスマス・ウォーズ

「我を満たすものはないものか・・・」


 きっかけは、雷侍宮正生徒会長のこの一言から始まった。


「会長、暇だと言いたいのですか?魔法大学の受験勉強があるのでは?」

「武則、貴様の解釈に遺憾を示す。我は未来のため、知識を得る修練は十分に重ねつつある。無論、魔法大戦にも同類にして・・・」

「というか、1か月程前にあった学校の爆破事件がありながら、もうそんなことを言い出しているのですか・・・」

「武則先輩、私と会長の分は1日で行ったという事実を忘れているのですか?」

「そういうことじゃない、冷宮!」

「そんな理由より、我に与えるものはないか」

「会長、では、クリスマスの準備をなされてはどうですか?私が完璧に用意しても構いませんが・・・」

「冷宮くん、いいね」

「クリスマス・・・宮正さんと・・・」

「めんどくさい」

「・・・会長」

「・・・決まりだ!来るべき日、学校を貸し切ってクリスマスイベントを行う!異議はあるか!?よし、決定だ!」

「分かりました!」

「おー!」

「おー」

「おう!」

「「はい!」」

 そんなこんなで、クリスマスイベントが行われることが決定した。




 12月22日。

 この日は、2学期の最終日。

 突如、学校のニュースに届いた速報は、多くの生徒を盛り上がらせた。

 内容は、生徒会主催のクリスマスパーティ。

 この学校内で、多種多様なイベントを行うとのことだ。

 無論、1年10組のイレギュラーな生徒、舞式亮夜にもこの情報は伝えられた。

 しかも、宮正と恭人の直談判で。

「つまり、生徒会は僕に参加を求めるということですか?」

「ああ。寛大な私が、あの一件をこれの参加で済まそうとしているのだぞ?」

「恭人の言い分はともかく、10組の代表と言えるお前が参加しないのでは、示しがつかんのでな」

 あの一件とは、言われるまでもなく、学校爆破事件のことだ。

 亮夜としては交渉内容が大変不本意なものであるが__夜美をどうやって宥めようかということや、示しといったプライドの関わる世界を忌避していたと言うべきかもしれない__、逆らうことの労力やメリットを考えて、受諾することにした。

「そうか。では、指示通りのものを持ってこい」

「・・・まさか、また恭人さんと戦うことになるんじゃないでしょうね?」

「それは当日に入ってからのお楽しみだ」

 正直、今すぐにでも帰りたいのだが、ここで逃げ出す選択肢は、亮夜には選べなかった。




 12月25日。

 いよいよ、クリスマスパーティだ。

「諸君、冬の饗宴によく集結した!では早速、イベントを始めよう!存分に楽しんでくれ!」

 宮正の号令に合わせて、一同は大盛り上がりを見せた。

 今回、参加したのは、宮正を始めとする生徒会、亮夜や哀叉などが所属する各学年のクラス委員長、そして、その他諸々の多数の生徒たちだ。おおよそ900名の内、実に600人近い人物が参加した。

 ちなみに、今回は例外的な私服参加だ。

 宮正は、イメージに相応しい、派手で黄金を中心とした、グラデーション。サンタ服を連想させるコスチュームだが、色は大分違う上、外の寒さもあってか、露出度は抑えられている。

 恭人は、青と黒を基調とした服装だ。普段の彼からは想像できない程、ラフな格好であるが、細かく見ると、センスやコンビネーション自体はかなり合っている。

 颯樹は、いたって普通の服装。だが、こじんまりとしていながら、おしゃれな感じが出ているのは、宮正を意識しているのか、それとも個人の個性なのかは、想像がつきにくいところだ。

 花子も同じように普通の服装。地味であるにもかかわらず、ただでさえ癖の強いこのメンバーの中であったこともあって、同じくらいの目立ち度となっていた。

 なお、武則は、恭人以上にラフで活発な服装。佐紀も同じようにラフだが、プライベート内での服をそのまま持ってきたような感じだった。

 今回のイベントは、普通のお祭り的なことはもちろん、生徒会__実際には、宮正と恭人が財力で用意したものだ__が用意した、豪華賞品を賭けたゲーム対決もある。

 最初は、ビンゴゲーム。

 5×5のマスの内、指定された数字と一致したものをマークして、縦横斜めのいずれか5個が揃ったら当たりという、要するに運任せのゲームだ。

「ていうか、生徒会も参加するんですか?」

「当然だ。我らは主催者であると同時に、参加者でもあるからな。不正はしないから安心してくれ」

 まず、62。

 18。

 3。

 44。

 39__。

 9回目で、ビンゴ達成者が現れた。

 その後、16回程繰り返して、当選者が大方出揃ったので、これで終わりだ。ちなみに、生徒会メンバーなどは誰一人当たらなかった。

「次は、冬のかくし芸大会だ!」

「それ、新年にやるものじゃないですか?」

「演じてみせたい者は、名乗りを上げよ!」

 生徒の突っ込みを無視して、宮正は声をあげた。

「と、言いたいところだが、最初に我が生徒会のショーを見るがいい!」

 いきなり方向性を変えだした生徒会に少し焦るメンバーも見られたが、予定調和ではあったので、生徒会内で乱れが生じることはなかった。

「まずは我の稲妻花火!照明落として!」

 照明が切れると、宮正の掲げた右手に、電気の球が形成された。

 それは、時々弾けて、花火のように雷が迸る。

 花火のように光るそれに皆がみとれていると、宮正は電球を天井に向けて飛ばした。

 天井の手前で止まった電球は、横に大きく拡散。

 綺麗で幻想的な光景に、多くの客はうっとりしていた。

「次はこの私だ。見よ、氷の芸術を!」

 恭人が前に出ると、仰々しい発言とともに魔法の準備を始めた。

 ステージの上に強烈な冷気が漂う。

 すると、巨大な氷柱が地面から生えてきたかの如く、形成された。

 無秩序に出来上がったそれは、自然の氷を連想させるかの如く、美しかった。

 今度は、この氷が砕けた。

 何かの形に仕上げているかのように、一部分を残して、少しずつ崩れていく。

 やがて、皆が知っている立派なものに、姿を変えた。

「見よ、これが氷の宮殿だ!」

 魔法を贅沢に使ってできたのは、大きな氷の宮殿だった。さすがにステージの上に合わせたため、相応に小さくなっているが、神々しさはバッチリだ。

 この一連のショーには、多くの人物が拍手をした。無論、亮夜も含めて。

 その後、細々としたイベントにお食事会もあり、皆は心行くままに楽しんだ。

 そして、いよいよメインイベント__。

「さあ、いよいよスタートだ!クリスマス・ウォーズを開催する!!」

 宮正から説明が入る。

 __要約すると、黒組と白組に別れて、特設クリスマスツリーを白組が守って、黒組が破壊するというものだ。

 使用していいのは、生徒会が特別で用意したガンタイプの雪玉発射装置のみ。弾はあちこちの雪などから補給するとのことだ。

 また、白組が時間式で撃てる特殊弾に関しては、当たればリタイアとのこと。その場合は、当てた人を倒さないと復帰できない。

 __早い話が、クリスマスに合わせた、大規模な戦争ごっこだ。

 直前まで、配分は秘密にされ、人数の利は予想するしかないのだが__。

「面白いくらい黒が多いな」

「楽しもうという考えはないのか?」

「むしろ壊した方が楽しそう」

「考え方がよくわかりそうだぜ」

「僕や佐藤さんは、邪心が少ないということでしょうかね?」

 生徒会での黒組は、宮正、武則、佐紀。

 白組は、恭人、颯樹、花子だった。

 問題は、それ以外の生徒組。

 黒が多数を占めていた。

 白に所属していたのは、亮夜、高美、理々子、哀叉など、数える__とまでいかずとも、200人に届くかどうかしかいなかった。

「諸君、集まってくれ」

 事実上のリーダーとなった恭人が、白組の皆に指示を始めた。

「人数の利は相手の方が有利だ。それに対して、こちらは、クリスマスツリーを守らなくてはならない。基本的には、この辺りで待ち伏せて撃退する」

「冷宮くん。それで勝てるの?」

「お前達の頑張りにかかっている。何人かが隠れて、ツリー周囲で警護。残りは率先して迎撃だ」

 ツリーの目の前で見張る者、ステージ裏に隠れる者、上の階に隠れる者と見張る者、などに別れて、残りは前線で闘うことになった。

 さて、リーダーの恭人はと言うと__。

「・・・なるほど、お前の身体能力で天井に隠れるということか」

「そこならば、奇襲をしやすいでしょう」

「分かった。通信と警戒は怠るなよ」

 亮夜を天井に隠れさせて、自分は上の階に隠れていた。

 白組は、通信を使うことが出来る。白組の居場所と、各メンバーの捕縛状況が分かる他、白組同士で連絡をとることも可能だ。一方、黒組は、捕縛状況しか分からない。

 持ち場についた恭人は、亮夜と同じく、警戒と通信の確認をし始めた。




 一方の白組は、宮正を中心に、一丸となって突撃するという作戦を立てていた。

「会長、それは無謀というものでは」

「いや、一丸になって動けば奴らの情報伝達の有用性は活かせまい。恭人や亮夜みたいな奴は、分散して対応する方が危険だ。まずは集団で速攻をかける!」

 しかし、宮正の具体的な有用性と現実性を考慮した作戦は、数の暴力という確かな根拠があった。

 完璧に先手を取られれば、確実にこちら側に致命的な被害が出るのだが、万に一つのため、少数は別の方向から動かしてあるので、事故にもある程度対応が出来る。

 勝機はある、と宮正は判断した。

 ホールの裏口から一丸となって突撃する。

 一人の相手が待っていたので、雪玉を放つ。

 大量に飛んできた雪玉に対応できず、白組の一人は倒れた。

 その様子に、向かい側で隠れていた白組が気づいた。

「黒組が裏口から大量に入り込んできた!」

 その声に合わせて、残っていた白組が物陰に狙いを定める。

 手前から、奥から、次々と雪玉と拘束弾が発射された。

 黒組は散り散りに移動して、ツリーへ攻撃しようとする。

 それと同時に、白組に雪玉をぶつけて、妨害しようとする。

 だが、上手く隠れた白組を、攻撃をかわしながら狙い撃つのは至難の業だ。

 不意打ちで飛んでくる攻撃をかわせずに、拘束弾に当たってアウトとなる黒組が続々と出始めた。

 そんな中、宮正は攻撃を回避しながら、的確に前にいる白組に雪玉をぶつけていた。

 しかし、雪玉はあちこちに置いてある箱などから補給しないと、弾切れを起こしてしまう。

 後2発という所で、目の前の相手を大方倒した宮正は、離脱することを選択した。

 宮正が離脱し始めたのを見て、亮夜が攻勢に出た。

 彼はここまで攻撃をせずに、意識から外させたのを狙っていたのだった。

 宮正の移動先を予測して、拘束弾を2発放った。

 宮正がそれに気づいたのは、当たる直前だった。

 この2発を回避できたのはいいが、さすがにそれ相応の隙を生んでしまった。

 そして、雪をほろった白組から、拘束弾を放たれた__。




「よし、宮正会長を捕獲できたのは大きいな!」

「すごいね、舞式君!あの一撃のおかげで捕まえることができたよ!」

「役に立ててよかったよ。恭人さん、どうする?こちらの消耗が少し大きいけど・・・」

 亮夜の報告した通り、白組と黒組の激突により、どちらも消耗していた。

 白組は、保有していた弾のおよそ半分を使用している。

 対して、黒組は、宮正の他、数十人を捕獲したが、人数と攻撃の利は明らかに相手の方が上だ。

 このまま守っていては、こちらがじり貧になりかねない。

「そうだな、私と十数人を残して、弾の補給に当たれ!ここに残る者は全員、表に出ろ!」

「了解!」

 恭人の号令に合わせて、残っていた人のうち、100人近くが捜索に動いた。




 一方、黒組も散り散りになり、各自の判断で行動するようになった。

 同じく少数である白組相手にも、場の環境が不利でなければ、勝機はある。

 隙を見て当てていくことで、一部の捕まっていた黒組は復帰した。__ちなみに、復活した場合、弾を補給した上で、黒組のスタート地点からやり直しである。

 白組が回収しやすい場所を黒組が確保することで、白組は弾の補給が困難になり、徐々に弾切れを起こし始める。

 恭人も弾切れを起こして離脱し、亮夜に至っては、ゲリラ戦かつじり貧に追い込まれていた。

 幸いなことに、亮夜の方には無視できない程度の数が向かっている。亮夜が倒されれば、宮正などが復帰するものの、現在、それ以外の相手はとるに足らない程の少数ばかりであった。

「亮夜、そのまま耐えられるか?」

「いつ当たってもおかしくない。何か策があるのか?」

「そうか。弾が残っている者は亮夜の援護!それ以外は弾の回収を終えたらホールに急げ!」

 通信をしていた恭人がそう指示して、一気に戦局は動き始めた。

 黒組も何度か弾切れを起こしつつも、ツリーにダメージを与えている。

 次々と白組が入れ替わりでツリー付近に移動する中、黒組は亮夜の側に集中していた。

 数十人がかりで、ついに亮夜は捕獲され、捕まっていた宮正たちが一気に復帰した。

 しかし、亮夜に集められていた黒組たちは、恭人が向かわせた先兵たちにより、立て続けに捕獲された。

 結果、亮夜捕獲がもたらしたものは、白組が少し優位になる程度であった。

「さて、残った時間はあと少しだ。おそらく、黒組は一気に突撃してくるだろう。亮夜が時間稼ぎしてくれたおかげで、弾は十分に確保できた。いいか、全力を持って排除に当たれ!」

「ようやく我も復帰か。さあ、時は満ちた。こちらが尽きる前にツリーを滅せよ!」

 恭人と宮正、二人が仲間たちに向けて掛け合う。

 そして、黒組の一団は、白組が待つホールに突撃した。

 凄まじい勢いで、お互いの弾が飛び交う。

 捕獲され、怯まされ、復帰され、打ち壊され__。

 お互いが弾切れを起こそうとする中、ツリーはあと少しで壊せる段階になっていた。

「恭人よ。この勝負、我の勝ちだな」

「まだですよ、会長。私が動ける以上、勝利は譲りませんよ」

 それぞれの代表、宮正と恭人が睨み合う。

 黒組は、離脱済みか、亮夜たちに追われて手を出せない状況になっている。

 白組も、弾が尽きて回収に走っており、守りにリソースを回すのが精いっぱいだ。

 残り時間も後僅か。

 必然的に、恭人と宮正、どちらが勝つかで、白組と黒組の勝敗が決まる。

 どちらも使える弾は一発。

(どうする?下手に撃って止められれば終わりだ。いや、撃つ隙をつかれても終わる)

(私としたことが・・・ここを外せば負ける。しかし、撃った瞬間なら当てられるか?)

 どのタイミングで撃つか。

 どこを狙って撃つか。

 それで全てが決まる。

 恭人が姿勢を崩さず、宮正に接近する。

 後数センチも近づけば、反射神経的に限界が来る。

 だが、これ以上下がれば、ツリー破壊は絶望的だ。

 ここで大きく動いたのは、宮正の方だった。

 恭人を飛び越えるかの如く、大きく飛ぶ。

 今なら、狙い撃つのは至難の業ではない。

 だが、距離を考慮すれば、相打ちに持ち込まれる危険が高い。

 銃の構えを解いた恭人は、大きくバックステップして、宮正の前を維持しようとした。

 恭人が反応するのは予想通りであったが、攻撃しないのは想定外であった。

 だが、イチかバチかに持ち込むチャンスは、今しかない。

 宮正は、ツリーの根本を狙う。

 恭人も、宮正を、いや、宮正の銃口の先を狙い__。


 お互いの最後の一撃が放たれた。


 一つはツリーに。

 もう一つはツリーと銃口の間を横切るかのように。

 この一撃は当たるか。

 それとも外すか。

 二つの弾が大きく接近する。

 そして、


 わずかにすれ違う形で当たった。


 その結果、弾の軌道が変わり、中心から少しそれて__。


 ツリーに当たった。

 根本ではなく、側面に。


 大きく揺れはしたが、倒れることはなかった。

 当たった雪玉は、そのまま落ちた。


 そして、終了を知らせるブザーが鳴った。




 クリスマス・ウォーズは、白組の勝利に終わった。

 勝利チームとして、プレゼント交換会・生徒会仕様を行い、大喜びの歓声に包まれた。

 クリスマスを壊したかった(?)黒組は、さすがにぶち壊すような真似はしなかったが、その様子を羨ましそうに眺めていた。

 最後に、プレゼント交換会・ノーマルバージョンだ。

 様々な方法でプレゼントを交換し合い、一部では熱い友情、あるいは熱い愛が生まれた。

 もちろん、それは生徒会も例外なく__。

「ふっ、部下からもらえるのは悪い気がしないな」

「会長、かっこつけているようですが、顔がにやけていますよ」

「うるさい、武則!これは仲間の義理に報いているからだ!」

「プレゼント交換というのはいいね」

「そうだね、桐谷君。こんなかわいいものがもらえたなんて!」

「私は大平から。捨てようかな?」

「唐沢!仮にもプレゼントだぞ!」

「相変わらず賑やかだな、お前達は」

「宮正会長だって、そうじゃないですか」

「お前も随分楽しそうにやったではないか、恭人」

「私はどんなものも楽しむ。それが私だ」

「クリスマス・ウォーズには驚かされたよ。私ではなく、雪玉を狙うとはな」

「雷侍さん、久々に普通の口調になっている・・・!」

「悪かったな、颯樹。たまには普通でいたいこともあるのだ」

「お互いに1対1であったから、攻撃を封じることにヤマを張った」

「お前はいつも自信満々だな」

「私に失敗などあってはならないからな。それが王者というものだ」

「相変わらずの完璧主義だな。俺が見習いたいくらいだ」

「冷宮君はともかく、大平君には相応しくないような・・・」

「うん。大平には無理だね」

「・・・はぁ」

「結局、何をしても楽しくなりそうだったな、これは」

 __こんな感じで、実に楽しそうな雰囲気が流れていた。

「さて、そろそろ終わりの時間が近づいてきたな。お前達、もう一仕事、頼むぞ」

 宮正がステージに戻ると、生徒会メンバーも後に続いた。

 仲間はいいものだ、と皆の心は一つであった。

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