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終末

日本語以外の発言を“”でくくります。もちろん悠誠は意味は分かっていません。英語すら怪しいので....(By作者)

.....スマホがないから、方角が分からない。今、ニュースとかで俺たちの事が放送されているのだろうか。卒業しかけだったとはいえ、所詮中学生。やれることには限度がある。


と冷静に考えれば考える程泣きそうになってくる。


「“大丈夫?”」


まずい。ぺポリを不安にさせてる。もうとっくに日は沈んだ。


「あー。今日は、ここで、寝るよ。」


ジェスチャーでぺポリに伝える。ぺポリが頷いた。その瞬間だった。


「その必要はないぞ!!」


木の上に男の人が立っていた。....いや、1人じゃない。複数いる。


「我らは終末(しゅうまつ)!ダンジョンを滅する正義の英雄だ!!」


終末。ダンジョンを根絶しようとしている組織。スタンピードが起こる可能性があるという理由でダンジョンの破壊活動をしている。もちろん、その破壊活動が上手く行ったなんて話は聞かない。


むしろ、その破壊活動とは関係ないテロ活動もしている。日本でもたびたび起こっているから、稀にニュースで見る。


「そちらの女神様は!邪神が作りしダンジョンからの支配から逃れたお方!貴様には到底手に余る!」


黒い服装で、フードを被った、明らか怪しいですよ~みたいな人が下りてくる。


「さぁ、女神様はこちらで保護させていただく。大人しくしろ!」


ぺポリの方をみると首をかしげている。可愛い。覚悟はもうすでに決まってる。


「嫌。」


親指を下に向けながら言う。すると。


「はぁ....なら殺してでもだ。かかれ!!!」


暗闇から大勢の人が襲い掛かってくる。ナイフらしきものを持ちながら。


「きぇぇぇぇ!!」


合計20人ほどの突撃を丁寧に避けながら、1人を捕まえて顎を蹴る。


「ウグァッ...」


「はぁ...これだから探索者は...野蛮以外の何者でもないな。」


「襲い掛かっておいて...?」


「これは救世の活動だ!貴様らと一緒にするな!!!」


突然顔を真っ赤にして怒りだした。近所の公園にこんな人がいた気がする。


「女神様を気絶させて運ぶぞ!!」


と、何人かがぺポリの方に向かう。急いで向かおうとするも、


「貴様の相手は俺たちだ!!!」


と15人ほどに囲まれる。まずい。囲んでいた1人の頬を思い切り殴って


「ぺポリちゃん!!」


急いで向かおうとする。その瞬間だった。


「がっ....」

「女神様!!どうか落ち着いてくださ...ぎゃぁぁぁ!」


次々となぎ倒すぺポリ。...俺よりかなり強いと思うほどの速さと強さ。


「“触る。ダメ。襲った。そっち。”」


「ッ....男の方を全力でつぶせ!!!」


「ファイアーボール!!」

「ウォーターアロー!!」

「ダークボール!!」


いろいろと向かってくるが、避けて、素早く、魔法のスキルを使った人の鼻を殴って倒す。


まだ15人ほど....すぐ倒す!


------------------------------------------------------------


「はぁ...使えなっ...」


ぺポリちゃんのほうは一瞬で終わった。ぺポリちゃんの圧勝。...可愛いのにかっこよかった...


俺の方は合計15人。全部拳で倒した。俺は付与魔法の魔法拳闘使だから、近接戦闘ならかなり強い自信がある。..と、さっきまで指示しかしていなかった男が何かを言いながら体を動かし始める。


「俺、キオヒト様が直々に相手する。感謝しろよ?」


「...ぺポリちゃんはそこで待ってて。」


ジェスチャーで伝えるとコクッっと頷いた。好きな人の前ではかっこいいところを見せたい!


「<素早さ向上>付与!!」


「俺も付与魔法の魔法拳闘使なんだよ!!<防御力向上>付与!!」


素早さ向上を付与してキオヒトに全力で向かう。おじいちゃんが言ってた「最高速度でぶち抜いたる!!」とはまさにこれ。...誠一は会った事どころか、おじいちゃん達の話を聞いたことすらないと思うし、これからもないと思う。

探索者として俺と誠一を育てようとしたおじいちゃん達と、大企業で働いてもらおうと塾に行かせようとした親との間の大喧嘩が原因でこうなった。


「シッ!!」


地面を全力で蹴って、キオヒトのみぞおちを殴る。しかし、


「軽いなぁっ!!!」


全く効いてる様子がない。


急いでキオヒトから離れて、近くの木を蹴って次の木へと移る。これを繰り返して速さを上げる。キオヒトは全く動かない。もっと速く!!


蹴っていた木が倒れ始める。木が速さに耐え切れなくなった。


ここ!!!


「甘いんだよ!!木を囮にしたつもりだったんだろ!!<攻撃力向上>付与!!」


全力でブローを繰り出すキオヒト。読....




んでいたのはこっち!!!


「なっ!!」


ブローを間一髪でしゃがんで避ける。絵にかいたような驚いた顔をするキオヒト。その顔を見たかった。


その瞬間だった。


「カハッ...!?」


蹴られた。全力で。避けたはず。意表を突いたはず。あの顔は....演技.....?


「ははははははっ!!!ブラフに決まってるだろっ!!」


笑いながら馬乗りするキオヒト。そんなキオヒトの顔を目掛けて拳を突き上げる。もちろん避けられる。


「当たるわけないだろ!!そんな弱いパンチぃ!!!」







ちょっとカッコ悪いけど....勝ったッ..........!!!!!!

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