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 夕方の五時を少し過ぎた頃。



「ただいまぁ、寿司買ってきたぞぉ」



曇りガラスが付いた障子をガラガラと開けながら祖父がお寿司の入った袋を右手に持ちながら、帰宅する。



「おかえり」



「ん?信はまだ来てねぇのか?」



「信くん具合悪くてあっちの部屋で寝てる」




祖父は「そっかぁ」と少し残念そうに呟きながらテーブルにお寿司の袋を置き部屋を出ていく。




(……信くんお寿司食べれるのかな)




祖母が今、信くんの様子を見に行っている。


信は、お昼は体調が悪く食べられなかったので夕食でいきなりお寿司を食べるのは胃に良くなさそうだ。




(消化の良いおかゆとか雑炊を作った方良いかな)




早兎は冷蔵庫の中にある食べやすそうなモノを考えながら、ぼーっとテレビを見て祖母が戻ってくるのを待っていた。









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