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 家の外から何か音が聞こえた気がした。


窓の方を向き耳を澄ましてその音が何の音か探る。



排気ガスを吐き出しながらけたたましく動くエンジン音と、庭先の砂利を踏み締めながら近づいてくるような音。



(……車が来たか?いつも来る郵便のバイクでも、食材運んでくるトラックの音と少し違う……)




いつも聴いている車のエンジン音よりかなり静かな音。テレビや何か他の事に集中していると気づかない程度のうるささだ。


実際同じ部屋でテレビを見ている祖母は車が来た事に気づいていない。



早兎はコタツから出て立ち上がり庭が見える窓の方へ歩いていくと、近未来的な青色の車が玄関前に止まっているのが見えた。




「おばあちゃん、信くん達来たよ」



「もう来たの?早いねぇ」



そう言うと祖母はヨイショと立ち上がり玄関へ向かう。早兎も出迎えるか少し迷ったが小さくため息をつきながらゆっくりと玄関へ向かう。














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