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数年前、祖父と祖母が夢に出てきてくれた

作者: 神保康弘

 昔母親にお金を少しばかり仕送りしていた。今も少ししている。父親にもかなり、妹にも一年弱の間に少しあるのだが、父親と妹とは色々あって仲が悪くなってしまった。


 昔母親にお金を送った10日後くらいにまた母親からお金を送ってくれと頼まれ、ちょっと頭にきたがまた送った。私が31歳になる直前であった。


 そして誕生日の当日昼間、仮眠を取っていた頃夢に数年前死んだ母方の祖母が出てきてくれた。


 和服を着ていたのか洋服だったのかは忘れてしまった。記憶力には自信あるのだが夢の話はいつも細かい所は忘れてしまう。


 祖母は見た目がかなり若くなり薄い金色のオーラを纏っているように光り輝いてニコニコしていた。ただそれだけの数秒くらいの夢だったが今でも昨日のように思い出せる。嬉しいのは嬉しいんだがなんだか重課金者になってしまったような気がした(笑)


 ちなみにこういう体験をした人は稀によくいるみたいだが、若返る人はいても若返りすぎることは無いらしい。若返り過ぎると「あなた誰?」というリアクションをされるからだ。


 それから数年後に私の田舎で義父のお母さんが亡くなったと電話で聞いた。母とは一緒に暮らしていたが私とは関係がほとんどないのでお葬式にもいかずじまいであったが、死後三十日位たった後に仮眠中祖母と一緒に夢に出てきてくれた。


 その夢は見知らぬ古い日本の家の玄関の引き戸をガラッと開ける所で始まった。開けた直後に義父のお母さんと祖母が並んで立っていて、私が軽く驚く。


「元気でな」


「あんまり寝でんなな」


 義父のお母さんと祖母が順番に一言づつ告げて夢から覚めた。いや仮眠も大事っちゃ大事なんよ······。他にも祖母は去年の年末や今年の母の日の翌日にも夢に出てきてくれた。母の日翌日にはなぜか無性に悲しくなりしばらく泣いてしまった。



 十年くらい前だったか、正確な時期はすっかり忘れてしまったが、祖父も夢に出た。祖父は大正生まれで頭が禿げているが蒋介石をかなりイケメンにした感じでよく笑う猫好きないい祖父だった。


 私が祖父の家の2階階段をゆっくり登っていると、夏の暑い時に寛いでいる時のランニングに腹巻き、ズボン下の涼しそうな格好で待ち構えていた。そして笑顔を見せた。


 祖父も祖母の時のように薄い金色のオーラを纏っていた。死んだ人は一回づつ金色のオーラを纏って夢に出られるのだろうか?


 祖父はそれだけでなく私にとても素晴らしい写真をくれた。いつのまにか場面が変わって私は畳1畳くらいのとても大きな写真の前に立っていた。


 その写真には祖母、私、祖父が並んで立っている生前には撮れなかった写真であった。私は三十代のおっさんの姿だった。トホホ。三人とも心なしか誇らしげな表情で、服は秋ものの長袖だったと思う。いや並びは逆だったかもしれない。しかしあの驚きと感動は言葉にも文にもできないくらいだ。


 しかしやはり生前にもっと感謝の気持ちを心と態度に出して、墓参りとかも行くべきだったなあと今更ながら思う。


 他にも予知夢や金縛り、深夜に自動ドアウイ〜ンとかありますが書いてる途中で信じてもらえるわけないっしょやめやめな気分になってしまってせっかく書いた文章全消ししてしまうことも何度かあります。


 予知夢とか兄弟家族にも話してないや。変な子に思われるから話さなかったけどでも元々変な子だったな私は(笑)









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