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9炭

 火竜の革製、手加減の籠手はマンドラゴラの叫びによって破損した。著しく防御力が損なわれた籠手はイレイナの攻撃を防ぐことができず、イレイナが振り下ろした包丁は見事爛れた革を断ち切った。

 そうして手加減の籠手は消え去り、イレイナは料理に包丁を使うことをネストによって改めて禁じられた。

「…………むぅ」

 頬を膨らませるイレイナだが、自傷趣味はない。さすがに自分の攻撃力の高さも理解しており、ともすれば自ら腕や指を切断しかねない以上、包丁を使うなと言われて否を唱えるつもりはなかった。

 その感情とは別に。

 包丁の使用を禁じられたことで、イレイナの料理レベルは後退した。何しろ、潰すことすらできないのだから。

 イレイナとしては忸怩たる思いだったが、ひとまずは戦闘料理を身に着けようかと、イレイナはそのまま食べることができる魔物や素材の採取にいそしんでみた。だが、果実などは皮をむこうと思った瞬間に、食べられない何かに変貌し、肉もまた、切り裂いて焼いた瞬間に異様な煙を放った。

 イレイナの呪いは、戦闘時においても相手を調理させてくれないことが判明したのだった。

 では、どうしてマンドラゴラは調理できたか。それはマンドラゴラの神聖性にあるとネストは考えた。蘇生薬の材料になるほどの強い性質を有するマンドラゴラは、イレイナの料理できない呪いと鍔迫り合いを繰り広げ、ついにはその呪いに勝利したのだと。

 結論――ネストが戦闘調理と呼ぶイレイナの行動において、そこらに存在する魔物などでは格が足りないということだった。

 例えば竜などであればステーキを用意できるかもしれない――そんなことを提案したイレイナだったが、ネストが全力で、それはもう必死に否定した。

 三日三晩厠の世話になった以上、とてもではないがネストには再び竜を食らう気は起きなかった。

 そのことにむくれつつも、イレイナはあきらめとともにネストの言葉を受け入れた。

 そういうわけで、イレイナの料理は暗礁に乗り上げた。


 さて、料理スキルに成長がみられないイレイナだが、諦めて特訓をやめたわけではなかった。

 時に宿で異臭騒ぎを起こし、時にひとりでに動く物体Xを生み出してエイリアン騒ぎを引き起こし、と挑戦に明け暮れていた。

「悪いが、もう出て行ってくれるか?」

 ネストが取っていた部屋にさらにイレイナが入ることで、宿の店主は一人部屋で二人部屋の料金を手に入れていた。けれどさすがにこうも騒ぎを引き起こされては、その程度の利点では二人をこれ以上止めておくわけにはいかなかった。

 そういうわけで、イレイナと、ついでに巻き添えを食らったネストは宿を追い出された。

「……どうする?」

「どうしようね……」

 顔を見合わせた二人は、それぞれ大小のため息を吐く。当然のことながら、巻き込まれたネストのため息はイレイナのそれをかき消してなおあまりあるものだった。

 時刻は昼下がり。宿の前で突っ立っている二人を、行き交う人たちは不思議そうにながめながら通り過ぎていく。

 そんなぶしつけな視線を浴びながら、ネストは気持ちを入れ替えるべく頬を高く張った。

「さて、こうして思考停止しているだけ時間がもったいないね。まずは……どうしようか」

 突然の事態に、ネストとてノープランだった。何か案はあるかと、自分に視線を向けていたイレイナと顔を見合わせる。

「このあたりの宿にはたぶん情報が回っているでしょう?」

「そうだろうね。だとすると遠くの宿屋に向かう……っていうのも、結局は数日雨風をしのげるだけの一時しのぎにしかならないか」

「また追い出されるでしょうしね」

「料理を止めるつもりはないんだね?」

「もちろん。劇物を作らないようにするのは……善処するわ」

 ここでできるといわない辺り、イレイナは自分の能力を正しく把握できていた。劇物。まさしくそう呼ぶにふさわしい、もはや料理というよりは調合を行っているイレイナだが、その成長度合いは遅々としたもの――否、その場で足踏みしているというものであった。

 あくまでもその頑張りを応援するつもりであるネストにとって、イレイナをサポートするあり方を変えるつもりはない。とはいえ再び別の宿を取ったところで再び追い出されるのが目に見えていた。

「……家を購入しようか」

 ネストの言葉に、イレイナは目を輝かせる。

 家を買う。それは冒険者にとって一つの区切りである。根無し草である冒険者は、どこかの街を拠点に決めて、そこで宿を取って依頼をこなす。魔物を倒して金を稼ぎ、新たな街へ旅に出るか、その街で家を買って永住する。

 家を買う際には、当然身辺調査が行われる。力を持ったごろつきと評価される冒険者が街に住む場合、それはもう厳しい審査があるのだ。

 冒険者が街に家を買うとは、根無し草である冒険者たちの中で家を買うほどの金をためることができるほどの戦闘能力を有しているということであり、審査を通るほどの人間性あるいは緊急時に街を守る戦闘能力としての価値などの利点を有しているということである。

 冒険者たちにとっての一種のゴール。それが家を買うこと。

「いいわね。それじゃあさっそく行きましょう!」

「え、ちょ、イレイナ!?」

 そう告げて、イレイナはさっそくネストの腕をつかんで歩き出す。

 引きずられるように歩くネストは、武器を握ることで固くなってはいるものの、男である自分よりよっぽど柔らかく、そして小さなイレイナの手の感触にどぎまぎしていた。

 自然と頬が熱くなり、それをごまかすようにイレイナに呼びかけるも、興奮した様子のイレイナの耳にネストの言葉は届かなかった。

 道行く者たちは、今度は不審げな視線ではなく、どこかほほえましいものを見るような視線をネストたちに送っていた。

 初めてのデートで緊張して恋人を引きずるようにして歩く女性――それがたぶん、今の二人を横から見た評価だった。

 幸い、新たな借り宿が見つかるまで荷物を宿に預かってもらっているため身軽な二人は、そうして冒険者組合まで向かった。


 冒険者は破落戸に等しい。魔物の情報を集め、魔物被害を食い止めるために存在する冒険者とはいえ、最近の魔物被害はそれほど多くない。最前線では魔王率いる魔物部隊と人類軍が戦闘を繰り広げているが、それによって魔物たちの被害は抑えられている。ちなみに、勇者は遊軍として戦場あるいはその周辺で暴れまわっており、戦場から離れたこの土地では、勇者の情報もあまり入ってきてはいなかった。

 そんなわけで、今後もいけ好かない勇者が足を運ぶ可能性は低く、なおかつ魔物が多く住む森やダンジョンなどに近いこの街は、冒険者が拠点を構えるのに十分な土地であり、イレイナたちが家を買って長くとどまるに足る場所であった。

 そんなわけでこの街では冒険者たちが拠点として住まう家の需要があり、その管理及び審査を冒険者組合が一手に引き受けていた。

 街で冒険者がいさかいを引き起こせば、その責任は冒険者組合に波及する。たとえ冒険者組合が、魔物の情報管理に終始して、冒険者たちの制御をする組織ではなかったとしても、部外者はそうは見ない。

 だから冒険者組合は破落戸崩れの冒険者たちを必死に制御し、今日もキリキリと仕事に励んでいた。

 ベルコットは、そんな冒険者組合で働く若き女性だった。

 受付業務を担う彼女の仕事は、冒険者への依頼斡旋と達成報告などの処理。掲示板に討伐依頼などを張ってはいるものの、依頼料などの都合上、ただ放置しておけばすべての依頼が無事に達成されるわけではない。

 割に合わない依頼などをいかにして冒険者に受け持たせるか――それが受付嬢に求められうる最大の仕事だった。

 笑顔という仮面を貼り付け、顔には化粧をして疲労を隠す。猫なで声を意識して、今日もベルコットはやってきた冒険者を手玉に取る――はずだった。

「ようこそ、冒険者組合へ」

 扉を開いて組合に入ってきたのは、最近この街で活動を始めた新進気鋭の女性冒険者と、堅実な仕事ぶりとその優男風のルックスが受付嬢に受けて居る男性冒険者だった。

 気負いのない様子で言葉を交わす二人だが、ベルコットは女性が男性の腕を取っていたのを見逃さなかった。

 こんなところでいちゃついてくれるんじゃねぇ――「買い」であったネストに恋人らしき人物がいたことに内心で血涙を流し、背後の阿鼻叫喚の声から意識を逸らし、ベルコットはあくまでも平静を装って二人の来訪を歓迎する。

 冒険者たちが依頼を達成した際、その依頼料の一部、一パーセントが受付担当者のものとなる。つまり、より優秀な冒険者に依頼を斡旋すれば給料が上がる。依頼達成百パーセント、なおかつ高額報酬を持つ依頼を次々と成功させ、さらには道中でプラスアルファの魔物を倒して素材を売却する二人は、受付嬢にとって今も貴重な冒険者だった。

 そんなわけで歓迎の声をあげたベルコットだったが、続く二人の言葉に笑顔を凍り付かせることになる。

「家を買いたいの。紹介と、審査をお願いするわ」

 家を買う――その言葉がベルコットの頭の中でぐるぐると回る。二人の愛の巣。そこで乳繰り合う二人を前に、自分はこれからも山賊と見まがう冒険者たちの相手をする――

 ネストと腕を組んでいるイレイナが悪女のごとき笑みを浮かべた気がして、ベルコットは色めき立つ――が、続いてイレイナから放たれた瀑布のごとき殺気を浴びて我に返った彼女は、震える声で責任者を呼んできますと告げて席を立った。

(何よ、何なのよあの怪物は!?せっかくの優良物件を横からかっさらっていくんじゃないわよこのトンビが!)

 心の中で罵声をまき散らし、それでも外見上は楚々とした様子のベルコット。だが体からにじみ出る殺意は隠しきれておらず、同僚の男性たちはベルコットから自然と遠ざかっていく。

 その事実に気づくこともなく、ベルコットはこの冒険者組合の支部長を呼び、イレイナとネストが家の購入を希望していることを告げた。


 さて、ところ変わって冒険者組合の支部長室。

 二階建てかつ地下一階からなる大きな冒険者組合において最も高価な調度品で飾られたその部屋には、けれど明らかに不釣り合いな男が座っていた。

 ジョンソン・ロイター。ロイター男爵家の三男である彼は、筋骨隆々としたスキンヘッドの男だった。彼が座る黒い革張りのソファは、その体のサイズに全くあっていなかった。

 いかついジョンソンの視線にさらされるイレイナとネストだが、二人に気負った様子はなかった。何しろイレイナたちは、曲がりなりにも勇者パーティの一員としていくつもの死線をくぐり抜けてきた精鋭なのだ。その戦いの相手には見るのも嫌な怪物や、ジョンソンより何倍も厳つい男だって存在した。

 それに比べれば、ただのスキンヘッドに過ぎないジョンソンの威圧など、二人にとってはどこ吹く風だった。

 そのことに気づいていたジョンソンはすぐに威圧をやめ、ふぅ、と小さく息を吐いた。

 今日は偶々休暇を取っていた秘書に代わってお茶を運んできた受付嬢ベルコットは、そんなどこか気の抜けた支部長を、驚愕に目を見開いて見つめていた。

「……さて、冒険者イレイナに冒険者ネスト。二人の活躍はオレの耳にも入っている。勇者パーティでの功績、そしてこの街に滞在してからの依頼についてもな」

 勇者パーティの元構成員。その事実を今初めて知ったベルコットが改めてネストの価値を理解し、第二夫人の座にでも収まることができないかと内心で画策を始めた。それはともかく、ジョンソンは手に持っていた書類から顔を上げて、改めてイレイナとネストを見た。

「勇者パーティを脱退したのは能力不足とされていたが……違うようだな」

「まあ価値観の相違とでも思っておいてください。僕たちと彼は合わなかった。ただそれだけですよ」

「まあ幼馴染として半ば強制的に勇者パーティに参加することになったんだ。方向性の違いで脱退するというのはあるか」

 太い指でがりがりと頭を掻いてから、ジョンソンは盛大なため息を吐いてソファに体重を投げ出した。

「依頼達成率も内容も申し分なし。過去の経歴にも問題はない……これでお前たちに家を購入する許可を出さんかったら、オレは間違いなく無能扱いされるな」

「……つまり、購入許可をいただけると?」

 相変わらず腕を握られながら尋ねるネストを一瞥して、ジョンソンは大きくうなずいた。

 おそらくは許可をもらえるだろうとは思っていたものの、それでも少しばかり懸念があったネストは、改めて安堵の息を漏らし――すぐに盛大に顔をゆがめた。

 ミシミシと鳴る腕が悲鳴を上げていた。興奮によって力が入ったイレイナの手が、ネストの腕を締め上げていた。

 ネストの顔色の変わりようを不思議そうに見つめていたジョンソンだったが、仲がいいこって、などと適当に結論を出して改めてローテーブルに書類を広げた。

「……これが街の地図だ。ああ、メモもなしで頼む」

 詳細な街の地図など国家が管理すべき貴重品だ。それ一つで万が一の戦闘時の被害が大きく変化する。敵にこの地図が渡れば、代官などに奇襲を仕掛け、効率よく街を滅ぼすことが可能になる。

 軍事品に他ならない精度の地図を前に、けれどネストとイレイナは何の気負いもなく貼られた付箋をざっと見て回る。戦いの趨勢を決めかねない英雄クラスに足をかけているネストと完全なる英雄クラスであるイレイナにとって、地図によってもたらされる程度の戦況の変化などどうでもいいことだった。

 そんなわけでさっさとめぼしい位置の建物を検討した二人は、さっそくその場所へと向かうことにした。

「……支部長が直々に案内をしてくださるのですか?」

「あぁ、まあな。本来は専業の奴にやらせるんだが、あいにく都合がつかなくてな。それと、別に堅苦しい話し方をする必要はないぞ?オレも冒険者上がりの支部長だしな」

 肩をすくめる巨漢ジョンソンと並んでイレイナたちは街を歩く。冒険者が多い街であるからか、明らかに戦闘職と一目でわかるジョンソンがいても、住民が必要以上に警戒することはなかった。

 時折街の説明をはさみながら、ジョンソンは二人を物件に案内する。

「この街の代官は冒険者の必要性をわかっているやつでな。おかげで街に家を購入する冒険者も多く、いざという時の戦闘員は十分にいるんだ。まあそれでもお前たち二人の足元にも及ばないだろうけどな」

「僕たちもいざという時は戦うよ。せっかく購入した家が壊れるのはごめんだからね」

「……そうね。とはいえ周囲にあまり好戦的な魔物はいないようだけれど」

「ああ。お前たちが倒した狂ったゴーレムがいただろ?昔はあいつの別種で、周囲の魔物を倒して回るゴーレムがいたんだよ。もう二十年ほど前までだけどな。そいつのおかげでここらではあまり魔物の姿が見えないんだよ」

 古代の魔女が生み出したゴーレム。そんなものが存在すれば魔物たちも寄ってこないだろうと、ネストはこの街の発展の理由を知って感嘆の声を上げた。

「ちなみに、もういないというそのゴーレムはどうなったの?」

「ああ、それならこの街にやってきた魔王の配下に壊されたな。そいつは先代勇者が倒したぜ」

 先代勇者。剣と魔法を使う現勇者レオニードとは違い、先代は剣一本で魔物と渡り合った、剣聖と名高い剣の使い手であったという。その勇者も老いには勝てずに引退し、そのあとをレオニードが継いだ。

 圧倒的戦果を誇る先代勇者と比べられ続けることによってレオニードはコンプレックスを膨らませていた。

 そんな二度と会うことがないかもしれない友人のことを思いながら、ネストは案内された建物を見て回った。

 貴族の屋敷のような大きな庭付きの豪邸から、小さな一軒家、小屋のような粗末な陋屋と広い土地などといった上から下まで様々な物件を見て回った。

 そうしてイレイナとネストは、街の外周に近い、訓練用に広いスペースが確保された小さな家を含めた土地を購入することに決めた。

 代金の大半は、宿から出ることになった原因を作ったイレイナが出した。折半にしようというネストの提案をかたくなに拒んだイレイナにどう返そうかとネストが頭を悩ませることになったのはまた別の話である。

 そんなわけで新しい――新築ではないが――拠点を手に入れた二人は、さっそく宿に預けていた荷物を回収して家に移った。


 宿から家に移ったということは、イレイナが料理の練習をやめる必要がなくなったということ。もとより仮に別の宿に移ったところで料理の練習をやめる気はなかったとはいえ、周りの者への配慮の必要性がなくなったことで、イレイナは全力で料理を行った。

 たくさんの経験値を積んで、強くなったイレイナが全力で、だ。

 包丁をふるうたびに砕けた食材や金属製のまな板の破片が飛び散って家屋に穴をあけ、火を起こせばなぜが火柱が立ち上って天井を焼く。

「熱っ!?」

 そうして、家は炎に包まれた。

 あっという間に焼け落ちた家の前。呆然と座り込んで炭と化した建物を眺めていたネストの前に、炎の中から現れたすすけたイレイナが皿を差し出す。

 黒々とした物体が――元の食材が何であったかもわからない炭が、そこにあった。

 絶望と悲しさと虚無に心震わせながら、ネストは芸を覚えさせられた犬のごとく反射的に手を伸ばしてイレイナの料理をつかむ。

 口に運べば、バキベキとおよそ料理とは思えない音が響き、口の中いっぱいに炭の味が広がった。

 二回に一回は出現する物体Xではなかったことを喜べばいいのか、悲しめばいいのか、ネストにはもうわからなかった。

「炭だ、ああ、炭だ……」

 ホロホロと涙を流しながらネストはつぶやく。

 視線の先、心躍る二人の愛の巣は、初夜にして夢と化していた。


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