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最弱の悪あがき

ガナルが襲撃してきてランをソードリアルで刺した。ランと仁は痛みで動くことはできない。

絶対ピンチ⁉︎

「やっとだ。俺は復讐を果たせる。ランお前は何かとうざかったんだよ。A組のエースのお前はB組の中でエースな俺を狭い中でイキってるやつだとそう思っていただろ?直接聞いたことはないがお前の目がお前の仕草がそれを語っていた。俺はその仕草を見るために絶対にA組に上がってやろう。そう思ったさ。だけどよそのうちそんな想いも消えてただ自分が無能なのだと落ちこぼれなのだと思うようになった。でもそれも今日で終わりだ。もうお前を殺せる!」


ガナルのソードリアルはランをかすった。ただの剣なら何の問題もない。でもソードリアルはただの剣などではない。最強と言ってもいいほどの剣だ。だからランは今痛みで動けない状態になっている。ランは普通なら絶対にガナルに勝てる。でも武器の差がありすぎる。だけどそれだけではない気がした。ガナルの攻撃のスピードは格段に上がっていた。あんなの短期間で上達するだろうか。もしかしたらガナルの力を急激に上げさせた奴がいるのではないか?そしたらこの襲撃はガナルだけではないことになる。そんなときにアカデミー最強のランを死なせるわけには行かない。でも今の俺に何ができる?


「ガナル!あなたは真面目な人だったじゃない。私はたしかに最初はあなたのことを落ちこぼれだとそう思ってた。でも前向きに努力をしているあなたを見ているうちに負けてられない。そう思うようになった。だからこんな馬鹿みたいなことはやめて!まだ間に合うから。」

「ここまできて命乞いか。悪いがなランそんなことを聞きにお前らを襲ったんじゃないんだよ。俺も駒なのかもしれない。でも俺はあの時の屈辱を晴らしたい。だから俺はあいつらと手を組んだ。」


やっぱりそうか。ガナルに肩を貸しているやつは確かにいたんだ。だからランをより一層殺させるわけにはいかない。ガナルの弱点は何だ!


「ゆっくりゆっくり殺してやるよ。」


ガナルがソードリアルをランに振りかざす。とっさにランは剣で防ぐがガナルに上から乗られ自由が効いていない。でも流石最強だ。剣にあたることなくギリギリのところで耐えている。ガナルはより真剣にランに攻撃をしだした。今ならガナルの意識はランに完全に向いている。俺の体は動くか?ギリギリ動く。ならガナルを刺すことくらいはできる。


ここでアニメの主人公だと「はぁーー!」と言いながら斬りかかるだろう。でも俺はそんな主人公になる気はない。俺はゆっくりと声を出さずガナルの後ろについた。なんてガスのやり方だろう。いや今更か。


グサ


俺はガナルの背中にバレることなく剣を刺すことに成功した。ガナルの背中からは赤い液体が溢れ出し、ガナルの口からは痛みに悶絶する声が聞こえる。


だがガナルにとって悲劇はそれだけではなかった。驚くことに剣が二本刺さっているのだ。そう俺がガナルを刺しガナルが悶絶している最中にガナルの下にいたランも同じくガナルを刺したのだ。


「お、お前ら…何で俺は勝てないんだよ!スイーパーに協力しても勝てないのか…まあいいさ俺の代わりにあの人がお前らを不幸な目に合わせてくれる。なあ、こんな大騒ぎになるようなことしているのに教師が助けに駆けつけないのは何でだと思う?」


その意味を理解するのはまだ先のことである

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