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オリジナルバージョン

小４の妹が書いた通りに打ったので、ひらがなだらけで読みづらいです。

それが嫌な方は、次話を読んで下さい。内容は同じです。

兵十は、じゅういさんをよぼうかどうしようかまよいました。ごんを見下ろすと、ごんはぴくりとも動いていませんでした。兵十がごんをだきおこすと、もう死んでいました。兵十は何も言わずに泣きました。

次の日、兵十はくりといっしょにごんをうめに行こうとしました。くりを取りに行くと、くりの山の上に何か置いてありました。何だろうと思って見てみると、大きな葉っぱにへたくそな字で、

「あの時はうなぎをとってすみません。おれは、命をかけておわびしたいと思っています。もし、おれが死んだら、それはうなぎのつぐないだと思いたいです。本当にすみません。　　ごん」

　兵十はにっこりわらって、ごんと、くりと、そして手紙を持って、おっかあのおはかへ行きました。そしてくりをそなえ、ごんをおいて、手紙もそなえました。それから、

「ごんからの手紙です。天国で読んで下さい。」

と、やさしく言いました。その後ごんを山へうめに行きました。

その後、兵十のおっかあとごんは、天国で会いました。ごんは手紙に書いたように、もう一度あやまりました。兵十のおっかあは、

「分かればよし。次生まれかわったら、いい子になるんだよ。」

とやさしく言いました。ごんは、うれしくて飛び上がりました。それから、

「はい、いい子に生まれかわります。」

と、元気にへんじをしました。

　そのころ兵十は、ごんの石ぞうを作り、毎年ごんの命日に、おまいりに行きました。その兵十が作った石ぞうが、今の『おいなりさん』になったのです。　　おわり。