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ダンジョン&第16普通科連隊ズ  作者: tema
第九圏 裏切の迷宮
92/106

幕間6

俺は、意を同じくする者を集めた。

怨念を集め、復讐を集め、滅亡(ほろび)の道を敷いた。

現世(うつしよ)に救いは無く、俺は天国(ぱらいぞ)が在ることを知っていた。


ならば、生に意味は無い。


冬の始まり。

収穫が終わり、全てが奪われる前に、俺達は蜂起した。


佐治木という男が、狼煙を挙げる役を買って出た。

彼は妻を、娘を、林に奪われた。

俺の額に3文字の焼き印を押した男に。


林、奴を地獄へ堕とす最初の者にしてやろう。


--


佐治木が騒ぎを起こし、蜂起した者達の手で、林は地獄へ逝った。

できるだけ苦しんで欲しかったが、一瞬の事だったらしい。

俺は、その光景を見ることはできなかった。


可能な限り多くの者を、天国へ連れていく。

そのために、仲間を集めていたからだ。

否、俺は--

可能な限り多くの者を、地獄へ堕とすため、仲間を集めていたのかも知れない。

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