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ダンジョン&第16普通科連隊ズ  作者: tema
第八圏 悪意の迷宮
87/106

幕間5

現世(うつしよ)に望みは無かった。

ただ、天国(ぱらいぞ)に行く事だけが救いだった。

何故、現世はかくも絶望に満ちているのか。


俺が広めた神は、現世では許されぬ神だ。

その神を(あが)める者は、想像を絶する責め苦を受け、死んでいった。


指を落とされる者。

額に3文字の焼印を押される者。

血抜きの穴を首に開けられ、逆さに吊るされる者。

御山の熱湯を注がれる者。


だが、責め苦を受ける者は、神を崇める者だけでは無い。

その多くは、信仰を持たぬ民だった。

彼等には天国という救いすら与えられない。


何故、人間はここまで残酷になれるのか。

何故、神は現世の民を救われないのか。

何故、神は奴等を赦しておられるのか。


俺は奴等を許せなかった。

俺は仲間を同士を民を集め、武器を防具を拠点を集めた。

だが俺は、俺がやったことは、怨念を集め、復讐を集め、皆に滅亡(ほろび)の道を歩ませただけだった。

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