【五十一日目】
【五十一日目】
巨大逆さピラミッドが大地に降り立ってから二日目。
今日も俺とエイミーさんとアウエラさんは逆さピラミッドの調査に出かけ、道中で【魔物】を五匹ほど狩った。
鋭い前歯と爪が特徴と言えば特徴な、そのまま野兎扱いしてもいい【ホワイトラビット】。
普段は動かないが、アクティブになると跳ねるように歩きまわる花【ステップフラワー】。
こいつらは見た目が普通なので油断していたところを襲われたが、それでも距離が十メートルは離れていたので手持ちの武器を構える時間は充分にあり、簡単に撃退できた。
隠れる気が無い赤毛が特徴的な【レッドウルフ】。
ガラララ、と尻尾を鳴らすタヌキ【ガララタヌキ】。
こいつらは昨日倒したこともあり、不意を打てば何の支障も無く容易に倒せた。
問題は、亀の甲羅を持ったネコ【キャットタートル】。
不意を打ち、矢を当てても、硬い甲羅に矢は弾かれ、素早い身のこなしで接近され、鋭い爪と牙で俺たちを襲う。
ネコと比べればその速度は遅く、大きさも精々二十センチ、力も弱いので大きい怪我をすることもないのだが、エイミーさんはネコ特有の身のこなしに翻弄され、散々肌を切り裂かれた。
かわいいネコ姿で怯んでいた俺とアウエラさんが我に返らなければ、おそらくエイミーさんの玉の肌はさらにボロボロになっていたことだろう。
今回は辛うじて倒すことができたが、次回からどうなるのか分からない。
だって、かわいいだもん。
あれはダメだ。いくら【魔物】とはいえ、かわいいものはかわいい。
俺はトラとじゃれ合うのが趣味だったりするのだ。
だから小さなネコでしかない【キャットタートル】の攻撃ぐらいは、じゃれているようにしか思えなかった。エイミーさんではなくて俺を襲ってくれと言いたいぐらいだった。
この日、エイミーさんは軽傷を負ったので、大事をとって引き返すことにした。
その帰り道に偶然出会ったシカを狩ったのだが、まあこの説明は蛇足な感じがするなぁ。
一身上の都合(作者のやる気低下)により、次回投稿は無いかもしれません。
そのかわり【注意事項:このゲームは狂者こそが正義です~俺の嫁は狂月の赤兎神~】の掲載を開始しましたので、興味がある方は是非そちらを読んでください。




