表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/52

【二十六日目】

【二十六日目】

 幻覚だとは分かっている。

 自分の皮膚がどろどろに溶けて、筋肉がどろどろに溶けて、骨がどろどろに溶けて、内臓がどろどろに溶けて、脳みそがどろどろに溶けた幻覚。

 見ているだけでも非常に気分が悪くなるだけの幻覚。

 ダウン系の幻覚。

 しかしながら、何事にさえも一欠けらの楽しさを見つけるのが俺の性分なので、非常にポジティブに楽しくさえ感じた幻覚。

 体がどろどろに溶けるって、なかなか滅多にできない経験をさせてもらいました。古今東西どんな拷問よりもキツイと思う苦痛がおまけでついてくるけど、スライムになった気持ちを体感したのは、おそらく世界で俺だけじゃね? ギネスに乗るかも! ――――って、何の世界記録だよと一人ツッコミ。世界で一番溶けた人間の記録かね? やっぱり訳わからん。

 いま見ている世界が現実なのか、幻覚なのか、それさえも訳わからん。

 俺が言っていることが俺なのかも訳わからん。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ