40. 森の精霊さん、ついに四十八手を極める事を決断する
最近、孤児院に入り浸っていたが、俺もそろそろ刺激が欲しくなってきた。
確かに、俺が集めた孤児院の美幼女達と、キャッキャッ遊ぶのは楽しいが、俺はドラ〇エを愛する男。
ドラ〇エを愛する男とは、所謂、クエストとレベル上げを愛する男を意味するのである。
「クッ! レベル上げしたくて、拳がウズウズしやがる……」
てな訳で、俺は決意したのだ。
また、レベル上げしようと。
もう47の職業をカンストさせてるだろ?だって、実は、まだまだ取ってない職業があるのだ。
では何故、47の数字で止めてるのかって?
それは、47個目の職業で、念願の魔法使いが取れたからだと思うでしょ?
実は違う。48個目を職業を極めてしまうと、四十八手を極めてる事となってしまうのだ。
48って、よく言う、性行為の体位の四十八手と同じ数字なのだ。
俺はやらし過ぎて、とてもじゃないが48個目職業をカンストする事に躊躇していたのであった。
だがしかし、俺は魔の森を出て、カーランド王都に来て、引き籠もりから、ハーレム勇者に成長したのである。
そんな俺が、四十八手目を極める事に、今更、何を躊躇する事があろうか?
という訳で、初心者の森に出来たというダンジョンに行ってみる事にしたのだ。
【ダンジョンの探索って、なんだかドキドキしてしまいますね】
セリカ姫は、ワクワクドキドキが抑えられないのか、目を輝かしている。
まあ、普通、王女様がダンジョンの探索なんてしないよね。
だけど、セリカ姫は勘違いしている。
ダンジョン探索じゃなくて、俺がしようとしてるのは、ダンジョン攻略。
そして俺が狙う職業は、ダンジョンマスター。
多分、ダンジョンを攻略すると、枝が生えてくると思われる。
思われるって、感?
そう、感でしかない。でもそんな気がするのだ。精霊王と、魔王をカンストした俺には分かるのだ。ダンジョンを攻略したら、ダンジョンマスターの悟りが手に入ると。
そして、ダンジョンマスターの枝生えを目標にして、現在、俺は魔賢道士の職業についてみた。所謂、超級職。
今迄、取ってなかったんだよね。1回のターンで2回魔法が使えるらしいんだけど、そもそも俺って、ソロで活動してたから、コマンドプレーしてなかったし。
だって、コマンドプレーって、俺が攻撃した後、わざわざ、相手の攻撃待たないといけないんだぜ?そんなの非効率だから、この世界に来た最初の頃、力が1しか無かった時しか使ってないし。
だがしかし、今回、俺にはパーティーメンバーが居るのだ。ガンガン行こうぜ!を使いまくってやる!
その時、1回のターンで2回魔法使えたら便利でしょ!
だけど、新たな職業魔賢道士は、1回のターンで2回魔法を使える他にも、魔法の威力が上がるという所が心配である。
俺の魔法って、今でも滅茶苦茶強力なんだよね。
最弱の攻撃魔法ヘラでも、小さな山ぐらいなら吹き飛ばす威力だし……
まあ、そんな事もあり、あんまり加減が出来ない攻撃魔法をあまり使わないという事もあったりするのだ。
てな訳で作りました。威力を10倍抑える杖。
これを使って魔法を使えば、人並みの魔法に威力を抑えられる筈。
持ち手のフレームには、魔力の通りが悪いゴムの木を使いその先端には、はぐれメ〇ルの核を取り付けてる。最初、スライムの核を取り付けたら、俺の魔力の圧に耐えられなくて破裂してしまったのだ。なのではぐれメ〇ルの核。
なんか、はぐれメ〇ルの核って頑丈で、魔力を通さないんだよね。
まあ、はぐれメ〇ルって、魔法がほとんど効かないから、その効果なのかもしれない。
でもって、それでも俺の魔力は、まだまだ抑えられないので、スライムメタルの核、そして、最後にやっとこさ弱っちいスライムの核を取り付けて、まるで三色団子みたいな魔力を抑え付ける魔核の開発に成功したのだ。
俺の設計では、最弱のスライム並の魔力量しか放出できない設定。
これで人並みに魔法が使えると思ってたのは、5分前。
俺達、『森の精霊さんと仲間達』は、初級者の森のダンジョンに入り、【ガンガンいこうぜ!】で、オートモード。
でもって、俺は何故か、いきなりナオナズンを使ってしまう。
結果は見ての通り。ダンジョン1階層が壊滅してしまったのであった。
ドラ〇エ魔法凄過ぎる。
魔力を10倍に抑えても、このレベルかよ……
というか、職業、魔賢道士の補正も凄過ぎるのだ。
今の力だったら、元四天王の龍達だって、魔法一発で倒してしまう事が出来るレベル。
まあ、龍に挑んだ時は攻撃魔法が全く使えなかったら、素手で倒したんだけどね。
でも、良い事もあった。ダンジョンの壁とかを全部破壊したので、下の階層に行く階段が簡単に見付かったので、結果オーライ。
2階層目も、同じくナオナズン。
2階層目の攻略も、たったの5分。
だって、下層に行く階段しか残らないからね。
本当に楽。まあ、これが俺がやりたかったダンジョン攻略かしらないけど。まあ、ダンジョンの上層部ならいいよね!弱い敵しかいないから!
てな感じで、サクサクと10階層まで下ると、流石にセリカ姫が疑問に思ったのか、俺に質問して来た。
【私はダンジョンの探索が初めてなのですが、精霊様のやり方が普通の探索の仕方なのですか?】
まあ、そう思うよね。俺も、この世界に来て初めてのダンジョン攻略だし、俺も、こんなダンジョンの攻略の仕方なんかしらない。
ただ、俺の魔法の威力がバグってるので仕方が無い事なのだ。杖使わなかったら、多分、一発撃つだけで、このダンジョンを完全攻略?破壊出来そうだし……
仕方が無い。ここからは俺は後衛になって、シロにコマンドプレーしてもらうか。
オートモードにしちゃうと、毎回、俺から攻撃始まっちゃうんだよね。
まあ、普通に戦えば良い気もするけど、今日の俺はドラ〇エ気分で戦いたいのである。
だけれども、自分で全員の攻撃を操作するのは面倒。だからシロに押し付ける。
マリンなんかに任せると、ナオナズン連発しそうだしね。まあ、俺ほどの威力は無いので全然問題無いのだけど、マリンに任せるのだけは、なんだか危なっかしくてイケナイ気がするのである。
俺って、ナオナズン以外にも結構危険な魔法使えちゃうし、きっとマリンはその魔法使うと思うし。
パナプンテ使われて、全員、死亡とか本当に笑えないし……
てな訳で、11階層からは、やっと普通のダンジョン攻略のようになった。
まあ、殆ど俺は防御になっちゃうんだけど、それでも、セリカ姫やマリンの成長を見るのは楽しい。
シロが、適切なコマンド操作をしてくれるので、セリカ姫やマリンも正しい戦い方を覚えるだろう。
マリンは、ナオナズン覚えてからは、ナオナズン以外は魔法じゃないと思ってる節があるし。
MPを抑える為には、ヘラも有効だと覚えてくれる事を祈る。
とか、思ってる内に、20階層まで攻略してしまった。俺は防御に徹してるだけだが、セリカ姫もマリンも強い。やはり、ドラ〇エ魔法というか、精霊魔法は強力なのだ。
精霊魔法(ドラ〇エ)の職業は、この世界の職業より豊富にあるし、何故かドラ〇エに無い職業もたくさん有るし。謎も多い。
【ご主人様、そろそろ食事にしましょうか?】
シロが、セリカ姫にも分かるように現地語で話し掛けてきた。
すっかり忘れていた。普通の人間には食事が必要な事を。
俺って、精霊体だから、食事って食べても食べなくても良かったんだよね。
レベル上げの時とか、全く食事を取らないでレベルを上げ続けてたし。睡眠も休憩も取って無かったし、多分、ずっと俺に付いて行動してたシロも大変だったろう。
ていうか、ダンジョンの中でどうやって食事を取ればいいのだろう?魔物が出てきちゃうだろ?
とか、思ってたら、シロが手頃な部屋を見つけて、蜘蛛の巣を張って、入口を塞いでくれた。
まあ、俺が殺気を発しても魔物は近付いて来ないと思うが、セリカ姫とマリンが気絶しちゃうからね。殺気のコントロールって、実は俺ぐらいになると、とても難しいのだ。
だって、ちょっとだけ殺気を発しただけで、みんな気絶しちゃうんだもん。
強くなり過ぎるのも、考えものなのである。イタズラだけは、し放題だけどね!
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ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
森の精霊さんは、ついに四十八手に手を出してしまいました。
まあ、既にハーレム勇者になってるので、四十八手を極める決断がついたのでしょう。
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