38. この世の春
俺はこの世の春を謳歌している。
みんな、会う女性会う女性が、俺を自分の胸の谷間に入れようとするのだ。
なんか、俺を胸の谷間に入れてパフパフすると幸運がもたらせるという噂が、王都中に広がってるらしい。
(精霊さんが、いつもクエストの後に打ち上げでオッパイパフパフ大会をしていて、しかも、その賞金が破格で幸運になるから。完全に森の精霊さんのマッチポンプなのだが、いつもベロベロに酔っ払ってしまってるから、全く覚えていない)
俺が人間だったら、タダS〇Xしてるのと同様になるから、大人の女性には金貨1枚。子供には銅貨1枚。子供でも美少女には銀貨1枚上げるルールを自分に課したのだ。
因みに、金貨は1万ゴル。銀貨は5000ゴル。銅貨は1000ゴルね。
でもって、お金をあげるようになってから、俺にオ〇パイパフパフさせてくれる女の子が急増。俺は、女の子から逃げ回る羽目になってるのだ。
まさか、俺が女の子から逃げなくてはいけない時代が来るとは、小太りのオッサンだった前世には考えられない事である。
そして、もう1つ、カーランド王国で起こってる事がある。
それは、殆どの女性の服の胸元が大きくあき、胸元の谷間が見えるようになった事。
これは、カーランド城で採用されたメイド服が可愛いと人気になり、庶民の服にも影響を与えたとの事。ついでに、森の精霊を捕まえて、パフパフしやすいという理由があるらしい。
それから、これは別の話だが、俺って、女性に結構、乱暴に扱われるんだよね。
最初の方は恐る恐る触られてたんだけど、何でも言う事きくエルフに、俺をサクランボにゴリゴリ強く擦りつけろと命令してたら、それが広まったみたい。
子供なんか、乱暴に羽根を持って、ぺっちゃんこの胸に俺を擦りつけるんだぜ。
まあ、俺って貧乳も大好きだから嬉しいんだけど。
まあ、そんな事もありつつ、今日はカーランド王都の探索をする事にする。
ほら、俺って、王城から冒険者ギルドぐらいしか移動しないし、カーランド王都から外に出る道も同じ道しか使わないからね。
それ以外の道は通らないから、他の道も探索してみたかったのである。
決して、俺の人気を確かめたいからではないからね。
(森の精霊さんは、チヤホヤされるのが大好き)
でもって、今日はセリカ姫達とは別行動。
俺は、フワフワとカーランド王都を探索している。
いつも通る道だと誰かしらに捕まって、強制オ〇パイパフパフされてしまうが、違う場所だと以外にオ〇パイパフパフされないのだ。
俺は、とても自惚れてた。
まさか、同じカーランド王都でも、これまで俺の人気に差があるのは……
(森の精霊さんが人気があるのは間違いないが、誰も、森の精霊さんと接した事がないから、ただ見守ってるだけ)
とか思ってると、エルフの女性が通りかかる。
そのエルフは、ズカズカと俺の前にやってきて、俺を強制的に自分の平ぺったい胸の谷間に入れる。
最近、エルフは俺の事を乱暴に扱うようになってきている。その方が俺が喜ぶと思ってるのだ。俺って結構M男だから、乱暴に扱われると興奮しちゃうのだ。
セリカ姫やマリンに、スポンジ代わりにされ、ゴシゴシ洗われるのも大好物だしね。
とか思ってたら、俺はストンと平べったい胸の谷間から落ちてしまったので、サクランボを刺激するように羽根をばたつかせ、エルフの胸の谷間から脱出する。
エルフは案の定イキ失神。
俺は倒れたエルフの胸谷間に、コマンドから金貨を取りだし、ありがとうと置いておく。
その様子を興味深そうに見ていた街の女性達が動き出す。
我先にと、俺を捕まえてオ〇パイパフパフしてくるのだ。
もう、極楽。今日だけで100人斬り出来そう。
俺は、女の子達に散々弄ばれてフラフラ。
なんとか失神しずに逃げ出す事に成功した。
ある程度高く飛べば、誰にも捕まらないのである。
俺は、物凄い人気に、ウッヒョーとなる。
人気者最高。女の子とヤリたい放題。
俺は、調子に乗って、城壁の近くに向かう。
まあ、今までは門が有る城壁付近にしか行った事なかったけど、今回は門から遠い所。
というかドブ川が臭い。
何か、色んなものが浮いてるし。
余りの臭さに耐えきれず、鱗粉をまき浄化してやる。
ウン。コレで大丈夫。臭さもマシになった。
とか思ってたら、粗末な服を着た獣人の女の子が、ボ~と、俺の事を見てる。
俺が見えるという事は、良い子なのだろう。
城壁付近の貧民街は、犯罪者も多いのか、俺が見える奴は、半々くらい。
俺は、薄汚れてるが、将来美人さんになりそうだったので、その薄汚れている獣人の女の子に近付く。
すると、
ガシッ!
俺は、薄汚れた獣人の女の子に捕まってしまった。
そして、俺の事をジッと見ている。
【僕、悪い精霊じゃないよ!】
俺は、マリンに教えてもらった現地語を使ってみる。
まあ、挨拶と数字と、この定番の言葉くらいしか話せないけど。
獣人の女の子は不思議そうに、顔に近付ける。
そんなに見つめられると、とても恥ずかしい。
どうやら俺の名声は、貧民街の最奥には広まってなさそうである。
まあ、こんな粗末な服を着た汚くて臭い子供を、今迄、街の中で見た事なかったしね。
というか、本当に臭い。鼻が曲がる。多分、生まれてから今迄、お風呂とかに入っていないのだろう。
川はドブ川で、水も汚かったし、井戸にも悪そうな奴が居て、お金を徴収してたし。
飲み水を確保するのがやっとで、体を洗う水など勿体無いと考えてるのであろう。
ならば、
俺は、その場で羽根をばたつかせて、鱗粉を出し獣人の女の子を浄化してやる。
すると、薄汚れて黒っぽかった顔が真っ白になり、可愛らしい顔が出てきた。
しかも、黒猫の獣人と思ってたのに、まさかの白猫の獣人だったようである。
「美人さんの原石を見つけてしまった!」
俺は興奮する。この子欲しい。
というか、このまま城に連れて帰りたい。
【オマエ、オヤ、イル?】
俺は、苦手な現地語で聞いてみる。
【いない】
【キョウダイ、イル?】
【いない】
【ヒトリカ?】
【うん】
これは攫っていいよね。親も兄弟も居ないんだもん。
しかし、倫理的にどうなんだろう。
というか、今迄、薄汚れていて、真っ黒で臭かったから誰にも攫われなかったけど、今のこの子は、真っ白で可愛くて臭くないから、悪い大人が攫っていってしまうかもしれない。
俺が悪い大人なら、絶対に攫って奴隷にするし。
そうだ。これは保護だ。決して攫う訳ではないのだ。
しかし、この貧民の子供を城に連れて行ったら、どう言われるか?
セリカ姫には、全然怒られないと思うが、他のリーフとか王様とかに良い顔はされない筈。
森の精霊さんは悩む。そして悩みあぐんだ結果。
「そうだ!貧民街に孤児院作っちゃお! そこに貧民街の孤児の美少女を集めるんだ!」
何故、そのような結論に至ったかは分からない。
合法的に美少女を攫ってくるのは、それが合法だと思ったから。
てな訳で、城までひとっ飛びし、リーフを攫ってきた。
「オイ! この辺の土地って、誰の所有の土地なんだ? 俺、この辺に孤児院作りたいから、土地を買い取りたいんだけど?」
俺は、リーフに聞く。
「ははぁ~。この辺りは誰の土地でもありません! 強いて言うなら国の土地でございます! ただ、貧民共が勝手に住み着いてる土地でございまする~」
リーフが、冷や汗を垂らしながら、土下座して答える。
「じゃあ、勝手に孤児院作ってもいいんだよな?」
「勿論でございまする! この国に精霊様に逆らう者などございません!
逆らう者が居たら、私が殺しますので!」
リーフは、恐ろしい事を言ってくる。まあ、ハイエルフってみんなこんな感じ。
極度な精霊信仰。特に大精霊である俺を神と思ってるし。
てな訳で、適当な空いてる場所を探し、俺は孤児院を建てる事にする。
ん?か弱い森の精霊さんに、孤児院建てれるのかって?
何度も言うが、俺は47の職業をカンストさせた森の精霊さんなのだ。
職業、大工も勿論、カンストしてる。
てな訳で、たった1日(完徹)で、もの凄~い孤児院を建ててやった。大工Lv.99を舐めんなよ!
孤児院の場所は、南東の城塞の壁の際。というか、カーランド王都を囲む城塞にくっ付けてやった。
何か問題が起きたら、城壁を警備する兵士に、孤児院を守らせる為。
王都の城塞ともなると、カーランド王都を囲む城壁の上は5メートル程の幅の道があり、そこから外敵を壁の上から撃退する仕組みになっているのだ。
それを、勝手に利用させてもらった。
城壁から、孤児院の中に入れる階段を作ったのである。
しかも、孤児院の中に、兵士用の豪華な詰所まで作ってやった。
宿泊施設有り、温泉有り、マッサージチェアー有り、卓球場と、ビリヤード場まで作ってやった。これで、カーランド王都の兵士達は、孤児院のある場所に常駐したくなっちゃうのである。
リーフにも、しっかり頼んでおいたし。
孤児院に兵士を常駐させるようにとね!
これで、なんか貧民街の元締めみたいな奴がちょっかい出して来ても大丈夫。
カーランド兵が対応してくれるから。
流石に、貧民街の悪い奴らも、カーランド兵に逆らうと思わないし。
なんか、リーフは国の土地とか言ってたけど、建設中に貧民街のヤクザみたいな奴がちょっかい出してきたんだよね。
まあ、デコピンして追い払ったけど、これがら嫌がらせされるのも面倒だから、急遽、城塞に合体させたのだ。
孤児院を運営する上で、国の兵士を用心棒なするって、頭イイよね!
まあ、普通は、国の兵士を用心棒なんかに出来ないけど、リーフに頼めばオールOK!
本当に、ハイエルフって便利だよね!
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ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
どうやら、森の精霊さんは人攫いだったようです。それを合法化する為に孤児院を建設。
森の精霊さん、やりたい放題です。
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