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30. ニャフラム(文末に魔法換算表有り)

 

 今日も、魔の森に行って、薬草狩りをしようと思ってたのだが、空を飛べないセリカ姫と侍女のマリンが居たから諦めた。


 てなわけで、今日は、G級冒険者御用達の初心者の森で、薬草狩りと、スライム狩りと、ゴブリン狩りと、ホーンラビット狩りをする事にした。


 この4つのクエストは、常時クエストなので、普通に倒して、スライムなら魔核、ゴブリンとホーンラビットなら右耳、薬草は、そのまま狩った薬草を冒険者ギルドに持ってけば、クエスト完了になるらしい。


 まあ、掲示板からクエストの紙を剥がさなくても良いので、絶対に、クエスト失敗にならないから、初心者冒険者にはありがたい。


 でもって、俺がしている事はというと、セリカ姫のお守り。ほら、セリカ姫って、この国のお姫様だから、守ってやらなきゃならないでしょ。

 しかも、俺って、セリカ姫の部屋に居候してるから、セリカ姫が死んじゃうと住む家なくなっちゃうし。俺は、今の贅沢な暮らしを手放したくないのである。


 豪華な食事に、毎日、洗いっこというソーププレイ。俺をスポンジ替わりにしてもらい、口では言えない色んな所をゴシゴシ洗ってもらうのだ。俺は、その度に、昇天。

 気付くと、いつも、セリカ姫か、マリンか、シロの胸の谷間の間で寝かせてくれている。

 ここが天国じゃなかったら、どこが天国だってくらい幸せ。


 毎日イキ失神して、美少女の胸の谷間で寝れる生活って、もうここがハーレムでしょ!て感じ。


 だから、俺を、無料で気持ち良くしてくれるセリカ姫には、サービスしないとね。

 ギブアンドテイクですよ。

 森の精霊さんは、恩には、恩で返す流儀なんです。


 てな訳で、俺は、セリカ姫を見守ってる。

 マリンとシロは、どっか行っちゃうし。

 多分、マリンは大好きなレベル上げ。

 シロは、魔物だから、食事かも。

 ほら、アラクネって蜘蛛の魔物だから、蜘蛛の巣で獲物を捕まえて、生のままで食べるんだよ。


 最近では、シロが魔物を食べるシーンを、あんまり見る事ないけど、結構、グロいよ。

 シロって、生きたまま食べるのが好きだから、腕とか引きちぎって、捕まえた獲物の目の前で食べる訳。ゾッとするよね。


 俺がメチャクチャ引いてるのを見てからは、俺の前ではしなくなったけど、多分、あれをやりに行ってるのだ。

 城暮しは、魔物には、結構、ストレスが溜まると思うし。たまには息抜き(魔物の踊り食い)したいのだろう。


 でもって、セリカ姫は、俺があげた棍棒を持って頑張ってる。


 セリカ姫って、職業僧侶だから、中々、攻撃魔法を覚えないんだよね。だから、棍棒。と言っても、見た目バットなんだけど。


 俺が、職業鍛冶師時代、一時期、棍棒作りに嵌ってた時代。棍棒を突き詰めたら、野球のバットの形になっちゃったんだよね。


 グリップは持ちやすく、ヒットゾーンは太めに。振り回しやすさを重視させたら、そのまんま野球のバットになってた訳。

 ヤンキーが、人殴るのにバット使う理由が分かったよ。だって、殴りやすいんだもん。


 でもって、セリカ姫は、異世界に似つかわしくない、バットを肩に担いでいる。

 まあ、やっぱり、バットだと、思わず肩に担いじゃうよね。

 金髪だから、これから喧嘩に行く、バットを肩に担いだレディースに見えなくもない。


【精霊様、この棍棒、とても使いやすいです。グリップが絞られてるから、手にシックリ馴染みますし、遠心力を使えば、少ない力で莫大なパワーを得る事ができます!】


 うん。やはり、地球のバット職人は凄かった。

 俺も、棍棒作りから、途中で、バット作りになってたし。

 本当に、バットって考えて作られてるんだよね。


 セリカ姫、うまく遠心力を使って、スライムの魔核だけ上手くヒットさせてるし。

 なんか、魔物退治というより、違うスポーツになってる感じ。ティーボールだったっけか。止まってるボールを打つスポーツ。


 スライムの魔核をピンポイントで攻撃するんじゃなくて、面で打ち抜く。


 俺は、何度もセリカ姫の腰を触り、バットを溜めて打つ感覚を教える。

 これ、剣の指導じゃなくて、完全に野球のバッティングの指導じゃん。


 しかも、魔核がバットじゃなくて、棍棒にヒットすると、遥か彼方に飛んでっちゃうし。

 スライムを倒すより、討伐証明の魔核を探す方が大変だし。


 仕方が無いので、俺は、鍛治職人カンストさせた凄技で、一瞬でグローブに作り、セリカ姫から50メートルくらい離れ、「バッチコーイ!!」と、掛け声をかける。


 それを合図に、セリカ姫はフルスイング。

 スライムの魔核を、パチコーン!と、かっ飛ばす。


 俺は、猛スピードで魔核に向かって飛んでいき、空中キャッチ。

 俺が居る限り、絶対にホームランは打たせないのだよ!と、グローブを叩く。


「やっぱり、これ、魔物退治じゃないじゃん!しかも、セリカ姫、精霊魔法の練習したいと言ってたけど、どう見てもバッティング練習じゃん!」


 もう、ツッコミ役が誰も居ないので、1人でノリッコミ。

 まあ、精霊魔法の練習と言っても、セリカ姫は、ハイミしか魔法覚えてないので、練習のしようもないんだけどね。


 とか、思ってたら、カッキーン!


 また、スライムの魔核を、強烈に叩き、レベルが上がったみたい。


【精霊様! 新しい呪文を覚えたみたいです!】


 セリカ姫が、喜び勇んで、俺の元にやってくる。


 ていうか、ニャフラムじゃん……

 因みに、ドラ〇エで言うと、ニフ〇ム


 敵を、遥か彼方に消す魔法だったけか?

 人生で、3度くらいしか使った事ないから、よく知らん。


 ニフ〇ムって、敵を遥か彼方に飛ばすだけで、経験値が入らないんだよね。

 この魔法って必要なのか?という、本当に要らない魔法。

 ヤバい魔物が現れたら、逃げ一択でしょ!

 無駄なMPも使わずに済むし。


 というのを説明したいんだけど、現地語を話せる、マリンとシロが居ない。


 セリカ姫は、ニャフラムを使ってみたそうだし。


 仕方が無いので、得意のパントマイムで、ニャフラムについて説明してみる。


【えっ?この魔法、敵を消せるの?】


 俺が、必死に、敵に魔法を掛ける演技をし、猛スピードで移動し、一瞬で、セリカ姫の前から消えるパントマイムをしてみたら、なんとか分かってくれたみたい。


【ニャフラムって、凄く便利な魔法なんだね!】


 なんか、勘違いしてるような……というか、経験値が入ると思ってるのか?

 ニャフラムは、糞魔法だから!

  ドラ〇エで言うと、ザ〇キとか、もっと便利な魔法があるから!

 ザ〇キなんて、経験値持ってるはぐれメ〇ルまで、殺せるんだよ!


 分かってくれないセリカ姫は、ニャフラムを連発で使い喜んでる。

 クッ。セリカ姫が、古代エルフ語が読めれば、説明文読んですぐ分かる事なのに……セリカ姫は、経験値が全く入ってない事に気付いてない。


 今、やってる行為は、本当に時間の無駄。

 レベル上げ至上主義のコアなドラ〇エ好きは、絶対にやらない行為。


 レベル上げで、1番大事なのは、MPなのだ。

 はぐれメ〇ルが出てきたら、ザ〇キ使いたいし。


 どうやったら、セリカ姫に、この無駄な行為を教えれるのだ。

 アホみたいに、ニャフラム使われるとイライラする。


 こうなったら、最後の手段。

 セリカ姫と、パーティー組んじゃえ!

 そして、姫プレイだ!

 とっとと、セリカ姫に、ニャフラムより役立つ魔法を覚えさせればいいだけ。


 俺は、この初心者の森では似つかわしくない、ドラクエで言うと、イオ〇ズンを連発し、初心者の森を焼き付くしてやった。


 お陰で、セリカ姫は、Lv.12になり、攻撃魔法のバホを覚えたのであった。

 因みに、ドラ〇エで言うと、バ〇ね!

 バカじゃないよ!キだからね!


 セリカ姫は、広範囲全体魔法を覚えてウハウハ。


 バホは、巷の魔法使いが使う風魔法のエアカッターの上位版。

 なんと真空エアカッターなので、威力が段違いなのだ。本当に、精霊魔法凄過ぎ。

 バホクロスなんか覚えたら、セリカ姫、おったまげちゃうんじゃないか?


 セリカ姫は、バホを打ちまくり、スライムを殺しまくってMP切れ。

 そこで、やっとマリンとシロが帰ってきたので、ニャフラムの説明させて、俺の喉のつっかえが取れたのであった。


 ーーー


 ここまで読んで下さり、ありがとうございます。


 ☆魔法換算表

 ホイミ=ハイミ

 ベホイミ=ハハイミ

 キアリー=デトックス

 バイキルト=バイデスヨ

 ルーラ=フーラ

 リレミト=マタリト

 ザオリク=エリクル

 メラ=ヘラ

 メラミ=ヘラミ

 メラゾーマ=ヘラゾーマ

 ニフラム=ニャフラム

 ギラ=デラ

 バキ=バホ

 バギクロス=バホクロス

 イオ=ナオ

 イオナズン=ナオナズン

 パルプンテ=パナプンテ


 今の所は、これくらいかな?その場の思いつきで、ドラ〇エ魔法をもじって適当な名前付けてるだけだから間違えたらゴメンなさい

 …φ(..)メモメモ

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