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Good Nigtmare  作者: ぽち
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第62話 第十一章【ホラー】霊安室の訪ね人#2

 ぽち『皆さんこんばんは、ぽちです。最近疲れているのか甘いものを食べたくて仕方なくなる時があります。

 バレンタインもあってか、チョコレートもよく食べます。』


 白夜「チョコレートはバレンタインじゃなくても毎日食ってるべwww」


 ぽち『あ、あはは・・・。ちょこあんぱんとか美味しくってめっちゃ食べてます(笑)』


 白夜「さて、でも今日のお話もチョコレートとはまた違う話でしょ。」


 ぽち『そう、チョコレートとは違う話。病院の怖い話ですね!!

 皆さん、こんな話はいかがですか?』


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 看護師の言っているうちの病院の怖い話は私は特に気にはしてなかったのですが、一つだけ、気にかかる事がありました。


 それは、私の同期の医師、中村という医師がいたのですが、先日、本当に最近この病院を辞めていたのです。


 私と中村は今年の四月から入っていました。ですが、中村は入って五か月目で急に来なくなり、そして、最近になって退職届を出して辞めていたという事を知ったのがつい最近なのです。


 『え、中村が・・・!?』


 院長にその話を聞いたとき、私は驚愕しました。


 「あぁ・・・具合が悪くて暫く休職していたが、もう辞めたいと・・・。」


 『そ、そうなんですか・・・!?』


 私は驚きのあまり、顔を頷かせることしかできませんでした。


 今日は日勤で、しかも比較的忙しくなかった為、定時で上がれました。


 ですので、中村の家に行こうと思ったのです。


 『お先に失礼します。』ペコっと挨拶をして帰ろうとすると、


 「杉野先生。」


 一人の看護師に呼ばれた。


 『あ、神田さん。お先です!!』


 「お疲れ様です・・・あの、もしかして、中村先生のところに行かれますか?」


 『あぁ、何か辞めたってついさっき聞いてね・・・。』


 私は、頷きながら神田さんに返事をした。


 「そうですよね・・・お二人同期で仲がよろしかったですもんね・・・。」神田さんが言った。

 『うん・・・、心配だからさ・・・。』


 私は、そう言って足早に中村の所へ行った。


 「あ、あの・・・!!」またもや神田さんに呼び止められた。


 『な、なにか・・・!?』


 神田さんの方を向いたとき神田さんの顔色が少し悪かったように見えました・・・。


 『ど、どうかした・・・?』


 私は恐る恐る訊きました。


 「せ、先生って・・・夜勤の時、変な経験したことありませんか・・・?」


 『は?いや・・ないけど。あぁ、看護師さんたちが噂している歩行器のお婆さん?

 ないない。』私は笑い飛ばしました。


 「そ、そうなんですね・・・。すみません、変な事訊いて・・・。」神田さんが言った。


 『いや、あんな噂聞くと怖いよね。でも、気にしない。気にしない方がいいよ!!

 あんなのさ、実際には見間違いとか怖い怖いって思っているからそう見えちゃうってだけだから!!

 俺、入ってから何回も夜勤やっているけど、そんなお婆さん会ったことないよ?』


 私は、そう言って神田さんを励ましましたが、神田さんはぎこちない顔でした。


 『じゃね、夜勤頑張って。』そう言って、私は中村の所に行った。


 神田さんが不安そうな顔をしていたのは分かっていましたが、私は中村が気になって足早に中村の所へ行きました。


 中村のマンションについて、一一九〇号室に呼び鈴を鳴らしました。


 【・・・・え、杉野?】


 『そう、俺杉野だよ!!開けてくれ!!お前が病院辞めたって聞いたから・・・。』


 【・・・・。】暫く沈黙が続いたが、そのあと何も言わず、中村はオートロックを開けてくれた。


 中村の部屋は少し散らかっていた。


 『・・・お前が辞めたって今日聞いたんだ・・・。何かあったのか?』


 中村は何も言わない。


 「・・・お茶用意するな・・・。」


 『あ、お構いなく・・・。』


 お茶を出してくれて、暫くしてから私の質問に彼は口を開きました。まずは逆に質問を返されました。


 「お前さ・・・夜勤したときさ、歩行器使って歩いている老婆、見たことあるか?」


 やはり、その話だ。


 『いや、俺は会った事ない・・・。だけど、最近看護師さんがその噂をしているのに病院は持ちきりだ。

 お前・・・、あったのか・・・?』


 もう、これは単刀直入に訊くしかないと悟った私は、中村に訊きました。


 すると、中村はみるみる顔を真っ青にしていったのです。


 『だ、大丈夫か・・・?』


 「エレベーターだ。」


 『え・・・?』


 「エレベーターの近くは絶対に通るな。」


 『ちょ、ちょっと待ってよ・・・。お前その老婆の幽霊とやらに会ったのかよ?何があったのか教えてくれ。』


 訊いた途端、中村は息がものすごく上がっていた。


 「はぁ!!はぁっ!!」


 過呼吸だ。


 『だ、大丈夫か!?』私はすぐにちょうどお土産が入っていた紙袋を中村に渡して、過呼吸の治療を。


 「絶対にエレベーターには・・・近づくな・・・。老婆の幽霊に引きずり入れられるぞ・・・。あと、霊安室にもだ・・・。」


 そう言って、中村は倒れた。


 『中村・・・・!!』


 私は、すぐに救急車を呼んだ。だが、うちの病院じゃないところにお願いした。多分、嫌なんだと思ったからだ。


 その後、中村の容体は安定していたが、今度は私の職場で新たな退職者が出たのだ。


 そう、看護師の神田さんだ・・・。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 ぽち『はい、今日はここまでです。中村さんが辞めた理由はやはりその歩行器の老婆の影響のようですね・・・。

 一体彼と歩行器の老婆の間に何があったのでしょうか・・・?

 そして、今度は看護師の神田さんが病院を退職されたようです・・・。もしかして、彼女も老婆を目撃したのでしょうか・・・!?

 続きはまた後日に・・・。


 それでは皆さん、おやすみなさい(-_-)zzz』


 第62話/END

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