第49話 第八章【ホラー】いじめの代償#6
ぽち『皆さんこんばんは、ぽちです。
暑い・・・暑くて死にそう・・・!!』
白夜「いやぁ・・・まだ六月だよね?死ぬんですけど!!」
ぽち『今の時点でこんな暑いと七月八月灼熱地獄ですよねもう。
灼熱地獄と電気料金で私死にそう・・・。』
白夜「電気料金www料金地獄と灼熱地獄ですね。」
ぽち『とりあえず先日の続きからやりますね。
皆さん、こんなお話はいかがですか?』
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出勤しない佐藤さんの家に俺は行った。まぁ、行きたくなかったんだけど、脇本のくそ野郎の強引な命令で行くことになった・・・。
『佐藤さーーん!?いますーーー!?』
佐藤のアパートをノックしてもインターホンを押しても返事のなかったので、思わずドアノブを回してみたら・・・テレビドラマみたいに開いていた。
俺は、思わず入ってしまった。すると・・・首を吊って死んでいる佐藤の姿が目の前にいたのだ。
『け・・・警察・・・。』
俺は先日、名刺をもらった刑事さんの名刺を取り出してこの人に電話をした・・・・。
海堂慎太郎・・・。
何回かコールが鳴った後、出てくれた。
「はい、海堂です。」
『け、刑事さん・・・この間名刺をもらった高木です・・・。あ・・・あの・・・今すぐ来てください・・・!!』
「どうされました!?」
『しょ、職場の同僚が死んでいるんです・・・!!今すぐ来てください・・・!!』
俺は、ある程度住所を伝えたら管轄の所轄?の刑事が来てくれて、その数十分後に海堂さんも来てくれた。
佐藤ももう死んでいた。江尾さんと同じ”吉川線”があった。
「自殺に見せかけた他殺の可能性がありますね・・・。」
海堂さんが言っていた。
『他殺・・・・!!』
俺は顔が真っ青になった。
「江尾さんと同じ、吉川線があります。すみません、現場検証をするので・・・。」
そう言って俺は佐藤の家から出されてしまった。
頭が真っ白だ・・・・。
最初に渡邊が自殺をして、その後江尾さんが死んで、そして佐藤も死んだ・・・。
自殺?刑事さんは他殺の可能性があると言った。
何でこんなことになったんだ・・・・!?
俺は頭を抱えた。
「高木さん。」
声をかけられ、俺は顔をあげた。
「大丈夫ですか・・・?」
心配そうに海堂さんが声をかけてくれた。
『あまり・・・大丈夫じゃありません・・・。』
「・・・ですよね。」
海堂さんは苦笑した。
「通報、ありがとうございました。これからお仕事ですか?」
『はい・・・。』
「その前に色々聞かせて頂いてよろしいですか?」
『呪いなんでしょうか・・・!?』
俺は思わず海堂さんに言ってしまった。
「はい?」
『死んだ渡邊の呪いなんでしょうか・・・!?』
「死んだ・・・誰ですって?詳しく教えてください。」
海堂さんの目つきが変わった。
・・・・やっと・・・やっと話せる・・・。
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ぽち『はい、今日はここまでです。慎太郎さんに言えば、何とか少しは動きそうですね・・・。』
白夜「ていうか、もうこれミステリーじゃんwww」
ぽち『ははは、本当・・・ジャンルホラーなのにね(笑)とりあえずまた何とか次はどうなるか・・・ちゃんと考えないと・・・。
海堂翔二シリーズも一緒に・・・。』
白夜「おーーーい、魂抜けてるぞぉ~www」
ぽち『とりあえずそろそろこの話もフィナーレに突入しておかないと・・・。海堂翔二シリーズとは違ってこれはホラーです。
ホラーですよ!!
続きはまた後日で・・・。それでは皆さん、おやすみなさい(-_-)zzz』
第49話/END




