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Good Nigtmare  作者: ぽち
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第31話 第五章【人間の怖い話】クレーマー#6

 ぽち『皆さんこんばんは、ぽちです。最近また更新が遅くなってしまい申し訳ございません。

 最近、深夜アニメが始まったのでそれを観るのに夢中で・・・。』


 白夜「おいwww鬼と戦うあれか。」


 ぽち『そうあれ。ちなみに主人公兄妹よりもう一人の兄弟の方が推しですwww弟派ですwww』


 白夜「わし、兄派www」


 ぽち『わし、その兄弟がいちゃいちゃするのみたいwww

 まぁ、今回もまた鬼とは関係ない、人間の怖い話をお送りいたしますね。皆さん、こんな話はいかがですか?』


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 家に警察の人と鑑識の人がくるなんて、思ったことがなかった。


 刑事さんが三人、鑑識の男性が一人、男子高校生が四人・・・・。変な組み合わせだけど、なんだかとても頼もしかった。


 刑事さんには詳細を詳しく話した。クレームの電話はここ一か月以内に来た事、クレーム内容は商品についてとかではなく、俺個人に関するクレームであったこと。


 「女性は若い女かわかりますか?」


 『いえ・・・若いとも年をとっているとも思えなくて・・・。その中間・・・というか・・・。』


 刑事さんは三人いて、その中で一番上の立場の人が海堂慎太郎さん。神奈川県警捜査一課の刑事さんだ。彼がうんうんと頷きながら聞いてくれた。


 『あ・・・すみません・・・。何かお茶用意します・・・。』


 「あ、お構いなく。」


 でも、何かしないと落ち着かなかった俺は、立ち上がってお茶の用意をしようとした。すると、ブーっと、携帯のバイブ音が鳴った。


 俺はその瞬間、ビクッと体が強張った。ガチャンと用意していた食器やカップを床に落としかけたのを、刑事さんの息子さんである翔二君がすぐに庇ってくれた。


 「だ、大丈夫・・・・・」


 『う、うん・・・。』


 心臓が跳ね上がるように鼓動が早かった。怖い・・・。

 俺はすでに電話が怖かった。


 海堂さんが俺の携帯の中身を見た。

 「志藤司さんと書いてあります。」


 『あ・・・。俺の上司です・・・。』


 俺は、急いで電話に出た。


 【あ、村重か?俺だけど。】


 志藤さんの声を聞いて、俺は心の中でほっとしていた。


 『志藤さん・・・・。』


 志藤さんは優しかった。俺を気遣う言葉を言ってくれて、俺を心配してくれた。


 【室長も心配していたぜ。まぁ、こっちのことは心配しなくていいから、まずはゆっくり休め?】


 いつもと変わらず優しい志藤さん。声を聞いて俺は安堵した。


 『はい、ありがとうございます。』そう言って、俺は電話を切った。


 「お知合いですか?」


 『あ、はい。上司です。今回のクレームの件で俺に休みをくれた人です。

 入社してからずっとお世話になっている人です。』


 「そうですか・・・。」

 海堂さんはそれ以外深くは訊いてこなかった。


 するとまた、電話が鳴った。今度はまた非通知だった。俺は、心臓がバクンと波打った。


 手が震える・・・。


 その瞬間、肩にそっと手を置いてくれたのは巡査部長の丹波直樹さんだ。


 「最初に出るときの”はい”くらいで声を出すだけでいい。後は相手に勝手に喋らせておいてください。

 ある程度・・・十秒くらいでいいです。相手の声をそれなりに認知できたら、電話を切っていただいて構いません。

 無理そうでしたら、俺が代わりますので。」


 丹波さんはそう言ってくれた。その後、俺は海堂さんの方を見ると、海堂さんは逆探知をする準備をして、俺に頷いてくれた。


 俺はまた、これからクレームの女からの電話を取る・・・・。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 ぽち『はい、今日はここまでです。さて、戦いはここからですね。逆探知がうまくいくといいんですけど。』


 白夜「うまくいかなかったら犯人捜し振出しに戻るのかね。」


 ぽち『いや、対応しているのは慎太郎さんですよ?うまくいかなくても、他の方法ですぐに対応しますよ。

 次回で解決できるかな。なるべく早く更新できるように努めますね。それでは皆さん、おやすみなさい。』


 第31話/END

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