歴代主力戦車
千鶴「さて今回は陸軍の歴代主力戦車を紹介するわ。」
時雨「陸軍は私よく分からないわ。」
千鶴「資料はあるから大丈夫よ。」
時雨「それじゃ早速。」
四二式戦車
全長6メートル
全幅3メートル
速度38キロ
武装79ミリ砲1門
13ミリ機銃1門
8ミリ機銃2門
最大装甲厚91ミリ
乗員5名
大日本帝國陸軍の太平洋戦争に於ける主力戦車。アメリカ連邦陸軍との戦いを想定して開発された為、欧州派遣時には独ソ軍の主力戦車に苦戦した。
千鶴「太平洋戦争勝利の原動力、そして第二次世界大戦睨み合いの要。」
時雨「つまりは連合国陸軍の主力戦車と言う事。」
千鶴「そう四二式戦車は合計で52797輛が生産されたわ。しかもその内自国使用分は22195輛だけで残りは大東亜共栄圏各国と中華帝國、大英帝国・フランスに提供されたわ。」
千鶴「戦時急造戦車にしてはなかなかね。」
時雨「そう、大日本帝國と言う化け物を怒らせらこうなるの。」
千鶴「次は戦後第1世代の五二式戦車。」
五二式戦車
全長8・7
全幅3・7
速度52キロ
武装93ミリ砲1門
8ミリ機銃1門
最大装甲厚130ミリ
乗員4名
第二次世界大戦後に開発された第1世代戦車。大日本帝國陸軍がソ連機甲師団と正面から戦う為に開発した。帝國陸軍が退役させた後もアフリカ諸国に輸出され、2000年現在も現役で配備されているとの噂が……
千鶴「ウソ……」
時雨「けど噂だし。」
千鶴「……まあ良いわ。第1世代の説明を。」
時雨「第1世代戦車は第二次世界大戦時の戦車の延長線上にあるわ。90〜100ミリ砲を搭載して、避弾経始の良好な形状の鋳造砲塔を持つわ。」
千鶴「それじゃ次。」
六五式戦車
全長8・7メートル
全幅3・7メートル
速度55キロ
武装105ミリ砲1門
13ミリ機銃2門
最大装甲厚130ミリ
乗員3名
1958年の軍事費削減により新型戦車開発が白紙撤回され、それにより五二式戦車を改良する事が決定された。エンジンを新型ディーゼルエンジンに換装し、主砲を105ミリ砲に変更した。更には世界で初めて自動装填装置を装備。
千鶴「成る程、自動装填装置を装備したから乗員が3人なのね。」
時雨「そう言う事。それから第2世代戦車は105〜115ミリ砲を搭載して避弾経始の良好な形状の鋳造砲塔に加えて、投光器や赤外線暗視装置等を装備して夜間戦闘にも対応したものよ。対戦車ミサイルの発達により東側の戦車は、装甲による防御を半ば諦め機動力で補おうと考えたわけ。」
千鶴「これからの戦車の礎と言うわけ。」
時雨「東側諸国がどうにかして西側諸国の機甲師団に対抗しようと頑張ったの。」
千鶴「けど正直西側戦車に六五式戦車ではかなわなかった。」
時雨「漸くまともに対抗出来るのは次の七九式戦車から。」
七九式戦車
全長9メートル
全幅4メートル
速度65キロ
武装120ミリ砲1門
13ミリ機銃1門
最大装甲厚150ミリ
乗員3名
大日本帝國陸軍が開発した主力戦車。複合装甲や目標自動追尾装置や熱線暗視映像装置等の射撃統制装置を装備。湾岸戦争まで帝國陸軍に配備されたがその後九○式戦車に全て装備され退役した。
千鶴「つい最近まで活躍していた戦車。」
時雨「第3世代戦車は高度な射撃統制装置と離脱装弾筒式翼安定徹甲弾運用を前提とした120〜125ミリ滑空砲を搭載し、複合装甲を導入したものよ。」
千鶴「こんな物かしら。」
時雨「これで終わりみたい。」
千鶴「それじゃあ今回は終わり。」
時雨「次は兵器解説では無く大日本帝國海軍総兵力紹介。」