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魔王級術士の落ちこぼれ  作者: 小烏 暁
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第1章〜戦いの後のご褒美#5

報酬を受け取る


・玉座の守手の魂を入手・ ・続いてあなたが今欲しい物をリサーチします・・・・・・・・・・・・・フルポーションを3つ入手しました


魂は一度しか使えないがあのゴーレムを召還できるのはとても強力だ

フルポーションはその名の通り傷や病気を治し魔力を完全に回復できる、今の俺には絶対不可欠のアイテムだ、この世界はポーションというものは存在しないから大切に使わないとな


「さっそく1本飲もう」


ウィンドウに手を入れるとポーションを取り出すことができた、さっそく飲んでみる


「・・・・あまい・・・」


なんというかいろんなフルーツを全部混ぜてそこに追い打ちで砂糖をいれて混ぜたような甘さだ

飲めなくはない。


・HP.魔力が全回復しました・


魔力の枯渇で起こるめまいがきえた。


「玉座の間、次は一体何が待っているのやら」


玉座の間のドアに手を・・・


「・・・・」


さすがにもう動かないよな、

もう1体ゴーレムがいるが完全に頭部分が崩れているので動かないだろう


俺は意を決して扉を開けた


「ここは・・・」


周りを見渡すと、かつて騎士だったゴーレムが道を作っていた、その体制のまま稼働を終えたのだろう

騎士達の道の先には棺がある、俺は騎士たちが作った道を通りながら、玉座の間、もとい棺に近づいた


棺には名が記されていた、・わが主悠久の時に眠る・


「この棺が先々代魔王の・・・」


俺は罰当たり覚悟で棺を開けた 


そこにいたのは老いることができない彼女の亡骸があった、とても何千年もたったとは思えないほどきれいな肌、銀髪のロングで顔立ちはきれいに整っており耳がとんがっている、これはエルフ?なのか・・・しかし目をつぶって眠っているのではないかと思うほどすこやかな顔つきだ


「ステータス」

禁術の魔王ザリアス 称号:滅王

Lv???

筋??? 防??? 魔防??? 魔攻??? 速??? 賢さ???

説明:長い年月が経ったため閲覧することができません


年月が経ちすぎるとステータスがみれないのか


「それで秘宝はどこにあるんだ」


あたりを見渡しても何もない、あるのは棺と彼女の・・・


「この指輪?」


彼女の右手薬指には指輪が一つだけ


「指輪だけステータスを確認できるのか?」


翡翠眼

名称:真竜の指輪 ランク オリジン

効果:・全ステータスアップ ・竜魔法 ・真竜の生命 ・???

任意:暴走

説明=かつて彼女を慕っていた竜の子供が彼女の平穏を込めて作られた指輪

逸話では竜が造りし物はその使用者の魂を宿すという


竜って言ったら世界の頂点に立つ伝説の生き物じゃないか!数千年も前はそんな怪物がいたのか・・


「ほしいけど大丈夫かな、罰が当たったり・・・」


すると突然指輪が急に光りだした!


「なに!?まぶっ・・!」


次第に指輪の輝きが消えてきたとき先ほどまで彼女の指にあったはずの指輪が消え・・


「え!勝手についたんだけどなにこれ!」


あ・・あれ!・・は・はずれない!・・うぐぐぐぐっ・・・


・真竜の指輪を自動装備しました・

以下のステータスが反映されました

効果:・全ステータスアップ ・竜魔法 ・真竜の生命 ・???

任意:暴走状態


・この装備は任意で外すことができません・


「ふーん....え?」


その指輪はいわゆる呪われた装備だった。


ーーーー俺は数日ぶりに我が家へ帰宅した


「父様、母様ただいま戻りました」


遠くからドタドタと走ってくる音が聞こえる


「おかえりなさーーい!!」


母が猛ダッシュで俺めがけてダイブしてきた、俺はきれいに避けた


「ふぎゅ!」


母さんはそんな声を出して扉にぶつかった


「母様・・大丈夫?」


「全然大丈夫よ!それよりイヴァンどこかケガしてない?何日も留守にしてて母さんあなたのことが心配だったんだから!」


「とりあえず母様立ちましょうか、その体勢できついでしょう?」


母さんは子供思いの母親なのだが超がつくほどの天然なのだ


「んー!」


母さん、両手を広げてもだめだよ?見た目は9歳でも中は結構な歳ですので・・・


「カリン?イヴァンはもう9歳でそろそろ親離れの年なんじゃないのか?あんまりしつこいと嫌われるよ?、おかえりイヴァン、数日間の旅は楽しかったか?」


そう言い、母さんの手を掴んで立たせるのは私の父だ、母とは違い落ち着きがあり、優しくていつも俺たちの事を思ってる・・・まさに理想の父といっても過言ではない


「父様、数日ぶりです、ただいま戻りました」


「話は中に入ってゆっくり聞かせてくれ」


「私も聞きたーい」


「わかったから母様、僕を抱き上げようとしないでください!」







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