私、襲われる!
初めての連載です♪( ´▽`)完結はさせるつもりです。
私は死んだ。
22歳で死因は刺殺だ。
目的は別にあったかもしれない、夜道で男に襲われて刺されてしまった。
抵抗しなかったら命は助かったかもしれないが、抵抗しないなんて私には耐えられなかった。
父親から始まり今まで私の人生を苦しませてきた男に対して屈する事はできなかった。
私の父親はお酒とギャンブルが好きな典型的な屑野郎だった、母親が物心つく前に亡くなって事ある事に母が死んだのは私のせいだどなじられた。
男に負けない様努力もしてきた。勉強も頑張り、それなりの会社に入れた。
結婚して男に養ってもらうなんて、まっぴらごめんだったから。
力でも負けたくなくて身体も鍛え格闘技も習った、限界はあったが並の男なら普通に倒せるくらいには練習した。
男に襲われた時も恐怖は感じたが相手にそれほどの力は感じなかった。
普通に勝てると思って私は油断してしまったのだろう、男が私に体当たりしてきた。
かわすのは難しい、受けとめてて投げてやろうと腰を落とし身構えた。
次の瞬間お腹の辺りに強烈な違和感を感じる、その後にやってきたのは激しい痛みだ。
刺されたと私は理解した。
二度三度と男が私にナイフをつきたてる。
私は男に寄りかかる様に倒れた。
その時男の顔が見えた、怒りと興奮が顔が歪んでいた
醜い、やっぱり男は醜い生き物だと強く思った。
男は私を振り払い走りさっていった。
ドサリと地面に倒れる顔をぶつけた様な気もした。
もう意識は朦朧としている
これで終わりなの本当に
悔しかった、今までの努力は何だったのか
怒りを感じた、最後まで男に振り回される人生だった
諦めも混じるこういう運命だったのだろう、やるだけやったさと…
それでも、やっぱり悔しいな…
意識は途切れた。




