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ふと思い、ふと考える

作者: 七草せり

ふと思い出す高校時代。


それなりに楽しかったと……。


色々思い出そう。

そう思い、子供部屋にある、私の荷物を

ゴソゴソ。


あった!


高校の時、小説やら何やら書いていた

ノート。


ページをめくる。


「おお! 書いていたんだなぁ」


懐かしの対面。


しかし……。


作品は多数書かれていた。


が、殆どが未完成。


「未完成ノートか……」


自分も未完成だったから、仕方ない。


他にも詩やらが出てきた。


とてもじゃない。


公表できない。


「手直し、 私にできますか?」


自分に問いてみる。


「うーん……」


高等技術を持ちあわせてはいない。


新規でいくか。


『十七の想い』


その後色々考え、書いた作品。


日記みたいな物と、記憶を動員。



基本、大事な物は捨てません。

当然ですが……。


どこしまった?


なるべくない様にします。


自分のは……。


怒りで隠した子供のソフト。


しまい失くしました……。


ナイスな?子供が何故か知っていた。


そう言う事以外、大事にしています。


昔々の手帳も……。


それは、多分封印?



時が経ち、忘れていた思いがポロポロ

出てきます。


現実に流され続け、今に至る訳ですが、

純粋に、ひたすらに、一つを思ってきた

あの頃は、貴重な時。


「せり! あのさ、 悪いんだけど専門

学校の試験の論文、 考えてくれない?」


「私は専門ではありません……。 てか、

学科なに?」


「うん、 栄養士! 宜しく!」


にっこり笑顔の友達の依頼を何故か

受け、課題を渡された。


まる写しはしない。参考にする。


そんな感じだった様な。


全く分野が違い、凄く困る。


しかし、あの笑顔の裏が怖い……。


何とか書いた。もう嫌だ。


「あ、ありがとう。 助かった〜。 私、

苦手なんだ。 こういうの」


そうね……。

貴女は苦手ね。分かる。


「書く事」


ただ好きだから。


ただ書いていた。あらゆる事を。


夢はいつしか現実に埋れてしまい、

忘れ去られる。


もう一度、チャンスがあるのなら、

今、チャンスを逃したくはない。



そんな気持ちを抱き、ひたすらに書く。


難しい。


不安。


沢山の感情に負ける。


果たして良いのか?


打たれ弱い私。

世間の荒波が怖い……。


でも、書く事はやめたくないでしょうか。


先の事は分からない……。



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