冬の始まり ③
えぇ~~、、、
これからもぉ、 まるで春は必要としないっ!
春とは薄汚い生物が蔓延る季節でもありぃ、
あったかい、 ゆうなればまさに熱い季節の序章でありしてぇ、、、
殺虫剤では対処しきれない意味不明な輩たちの生誕祭でもあるわけです
わが校、『ウィンターバル』は、 まさに!!
薄汚い『春』の訪れを、『これでもか!』というほどにぶっ殺、、、
おほんっ 快適な空間を維持するために奔走しぃ、
これをわが校の『冬』のモットーとしぃ、、、 伝統を続けぇ、、、
etc , , , etc , , ,
無味無臭
そう 無味無臭だ
道端でごみを漁るカラスが 「かぁ~」 と鳴く
タヌキかと思いきやハクビシンが燃えるゴミの日に生ゴミにうろつく日々
雲を眺める時間なのだ そう、 これは雲を眺める時間なのだ
何も伝わることのない薄っぺらい自生の価値観を朝会でほざく校長
お金を持ってるやつが、 権力のあるやつが『ルール』になることを実感する
数人の『熱』に弱い生徒がどうでもいい長演説により3人ほど保健室に郵送され、
ようやく雲を眺める時間が終わる
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なぁ! 中間テストよっ! 一緒にクリアしちまおーぜっ!
なぁにやらされんのかはわかんねぇけどさ、
多分俺とまっつんならだぁ~いじょーだって!!
やがて、入校を経てふるいにかけられる『中間テスト』の時期だ
3年間、定期的に繰り返されるこの適性試験の如何で未来の結果が左右される
「 なぁ ケー番教えろよぉ 」
「 あ、 ごめん これお母さんと共用なんだよ 」
「 おぉいっ 明日迎えにいっからよぉ 一緒にガッコいこーぜぇ! 」
「 あ、 ごめん 一人でちゃんと登校できるようになりいんだ , , ,
、、、 曾祖母の遺言だから 」
『キャバレークラブのお嬢様直伝 嫌われない断り方』を実践する
累計 2000万部を上げたベストセラーだ
かどが立つのもダメだ やんわりと受け流すことを学んだ
俺は勉強に熱心なのだ
ここウィンターバルの中間テストは『学力』のみならず、
エスカレーター式に『本社』に採用されるための『適正』を試される試験だ
ー ー ー 余計なことに気をとらわれたくない だが、、、
こいつはしつこい
よっくわっかんねーけどよっ やっちまえばいいんだろ?!
まっつんとならぜってーできるって!!
俺らよ、 まじ ハッピーエンジェルズ なんだぜ ?
こいつはあっけらんかと当たり前のように言う
こいつのペースに少しずつ引き込まれていく
「どんな試験内容なのかもわっかんねぇのにお気楽かよ」
w おい おぉ~い!
俺らCOOL同士はよ! どっかりかまえんのが『ボス』感出してていいじゃん!!
いつの間にか俺もこいつに引き込まれていく
なぁ 実地の結果も当たり前だけどよ
座学の点数も取らなきゃだめだろ?
俺はこいつにダメ出しする
いつの間にか影響を与える季節のように、
いつの間にかこいつとつるむ時間が増えていく
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~~~ 中間テスト 冬将軍 編 ~~~
またおいおい書きます