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世界の終わりに、おまえだけが覚えていてくれた

作者:お試し丸
「ある日、世界から一人の少女が“消えた”——。彼女の存在を覚えているのは、たった一人、僕だけだった」

主人公・**真咲蒼一(まさき そういち)**の日常は、突然の“空白”によって塗り潰された。いつも隣にいたはずの少女・**天原ルカ(あまはら るか)**が、人々の記憶から、写真から、あらゆる記録から、まるで最初から存在しなかったかのように消え去ったのだ。クラスメイトも家族も、誰も彼女を知らない。世界は、ルカのいない記憶で“上書き”されていた。

絶望の中、蒼一に残された唯一の手がかりは、彼女が残した〈未送信のメール〉。「世界が消えるその前に、わたしを忘れないで」。その言葉が、彼を未知の旅へと誘う。

記憶改変の原因は、並行世界に干渉する新物理現象“精神時間粒子”。世界が次々と上書きされ続ける中で、蒼一は様々な時空を彷徨う。そこで出会うのは、別人として生き、異なる名前を持ち、しかし確かにルカの面影を宿す“別の彼女”たち。彼女たちは現れては消え、そのたびに蒼一の心は引き裂かれる。

これは、記憶のない世界で、たった一つの“本当の彼女”を取り戻すため、記憶だけを武器に戦う少年の、切なくも壮大な純愛SF。
「それでも僕は、君の名前だけを、呪いのように覚えていた。」
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