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さぁ、今日は待ちに待った冒険者ギルドと、砦です!

楽しみです!ついに、冒険者登録できます!

砦の騎士はガイさん、ムンさんたちの同僚っていうことだよね。

きっと皆強いんだろうな~



「ノア様、お心の声が漏れております。」


なんて、トーマスに言われちゃった。

気づかなかった。声にまで出ていたとは!!



「ノア、お待たせ。」


そう言って登場した父上と、兄上。


「今日は昨日より、楽しそうだな。」



「あ!すみません。」



「いや、昨日もノアに言われたことは、とても為になったし、感謝してるんだよ。それに、強い人に憧れるのは、男なら皆あるだろうしな。謝ることはないさ!」



「はい!ありがとうございます。兄上、おはようございます。」



「うん、おはよう。」


と、ニコニコの兄上だ。



まずは、砦に行く。

今日行くのは、屋敷から近い魔の森の近くにある砦だ。

魔の森からは、魔物が出てきて、たまに人などを襲う。

砦の中に街があるから、滅多に一般人に死者がでたりはしない。



ただ、街道を使ったりする人が襲われることもあるし、5年に1度の頻度で、強力な魔物が出たり、スタンピードを起こして、砦を壊されたりもする。

それでも、騎士や冒険者で倒しているが、もしも街に入られたら、一溜りもない。


現に、過去には2度ほど、街まで入られたことがあったそうだ。

人は避難できたそうだが、建物はグチャグチャで、立て直しの費用がたくさんかかったらしい。



僕が産まれてからは、まだ起きていないから、そろそろだろうということみたい。


僕も今日、冒険者登録したら、もしかしたらスタンピードに参加できるかも!

人の役に立てる!練習してきたことが実践できる!



馬車の中から、外の様子を伺う。

街を抜け、畑を抜け、しばらくすると、物々しい雰囲気になってくる。


他の街もそうだが、砦・軍施設・更地・畑・街と、だんだんと中心へ向かう。

街にも、鍛冶屋などのお店・飲食店や生活用品・住宅街と区分けされていて、内側にかけて一般市民が暮らすゾーンになる。



ちなみに我が家は街の高台にあり、砦まで見渡せるようになってる。

もちろん、普通の人間の肉眼では無理だが。



なんて考えていたら、砦の門へついたようだ。

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