表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/156

8

今日のダイニング入りは、僕が一番のようだ。


そこに、兄様と姉さまがはいってくる。


「おはようございます。昨日は、申し訳ありませんでした。」


「なんで、ノアが謝るのよー!悪いのは父様でしょ?ノアが謝る必要ないじゃない!」

と、姉さまはまだお怒りのようだ。


「ノア、昨日父上も言っていただろ?そんな風に謝る必要はない。もっと甘えていいんだ。」


「はい!兄様、姉さま、嬉しいです!!」

そうだ、昨日決意したんだ。もっと素直に甘えるって。



父様が母様をエスコートしながらやってきた。


「おはようございます。父様、母様。昨日は取り乱してしまい、申し訳ありませんでした。」


「ノアちゃん。おはよう。昨日のことは、父様が悪いのよ。ノアちゃんが謝ることではないわ。」


「ノア、昨日はすまなかった。どうか、ゆるしてほしい。」

そう言った父様は、やつれていた。きっと母様にこっぴどく叱られ、睡眠時間も足りてないんだろうな・・・

うん、我が家はかかあ天下なんだな。母様は、怒らせてはいけない。うん。覚えた。



「はい。あの、僕の能力が高いことはわかりました。けど、悪用しようとか、全然思っていません。僕は家族に愛されて、友人にも恵まれて・・・そんな生活ができればいいなと。あとは、楽しく生きていきたいです。僕の大切な人になにかあるようなら、能力をつかうことはやぶさかではありません。」



「ノア・・・やぶさかなんて言葉、どこで覚えたんだ?」


「え?普通に・・・皆さん使ってますよね?」


「普通ではございませんな。トーマスも最近使うようになったか?」とイーマス。


「はい、そうです。」


「うーん?どこで覚えたのか・・・?覚えていませんね」

内心焦りながら、ごまかした。


「まあ、いい。」



___________________________________


「「「「いただきます。」」」」



「ノアちゃん、今日の予定は?」


「今日は、1日オフです。」


「では、予定は?ないのなら、お茶でもどう?」


「そうですね。書庫にはいこうと思っていますが、予定は特にないので、母様とご一緒します。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ