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「大丈夫ですよ。トーマスのことも責めないであげてください。今回のことは、体調不良などではありません。僕の頭の処理能力が追いつかず、倒れてしまったようです。」
「そうなのか・・・」
「はい。なので、誰のせいでもありません。僕が成長すれば解決します。それに、寝たので頭の中も整理されて、ちゃんと理解もできました。」
「そうか。それはよかった。」
と父上が言ったところで、パタパタと小さな走り音が聞こえた。
「「ノア!!」」
想像通り、入ってきたのは兄上と姉上だった。
「「大丈夫!?」」
慌てようが、親以上で笑ってしまった。
「クスクス。兄上、姉上、心配かけて、すみません。もう大丈夫です。」
「そう。それなら、いいのよ?でも、無理しちゃだめよ?なんなら、今日は私と寝る?」
なんて、爆弾発言をしてくる。
「そうだぞ!無理は禁物!だがエマ、さすがにそれは・・・ノア、私と寝るか?」
「クスクス。本当に、大丈夫です。心配かけて、申し訳なかったです。それに、皆さん。父上、母上、姉上、兄上に、トーマス、イーマス。リゲル様がすみません。」
「!?なぜノアが謝るのだ?」
「うーん。説明は難しいのですが・・・私の親みたいなものなので、ですかね。」
「そもそも、知り合いなの?」
「そうですね。神殿でお祈りしたら、神様の世界のようなところで、会いました。」
「そ、そうなの・・・?」
「はい。それで、あのあと何を話されましたか?話し合いにはなりましたか?」
「ああ・・・」
と、視線がウロウロする父上以外の家族に執事たち。
これは・・・と思った。
父上は、さすが当主なだけある。兄上はまだまだだね。
「なにか、ありましたね?」
「いや、あったにはあったんだが。ノアが倒れ、皆それどころではなくなってだな。ノアの聖魔法の威力が寝ると弱まるから、あのあと神様はすぐに帰られてしまったんだ。」
「そうでしたか。すみません。」
「いや!お姿を見れただけで、幸運だ!謝らないでくれ。」
「ありがとうございます。」




