表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

73/156

63

目を開けると、そこにいたのは神様だった。

本物ではなさそうだけど、忠実に再現されてる、透けている3D映像だった。

てか、え!?神様がこっちに現れるのって初めてだよな・・・?



「リゲル様・・・こちらに来られるのは初めてですね・・・」



「お久しぶり、ノア~ノアが洗礼式受けたし、ここ数日で聖魔法のレベルが上がってたんだよ?気づかなかった?ステータス確認してないでしょ~レベルが上がれば上がるほど、こっちの世界に現れることができるようになるんだ!というかね、神殿にもっとおいで?大神様が寂しがってるよ。会いたいって!」



「ハハハ、わかりました。近々行きます!ん?僕、聖魔法はまだ練習してないのですが・・・」



「ああ、聖魔法じゃなくても、魔法の訓練やら、あのノアの部屋でやってた訓練・・・筋トレだっけ?それをやってれば、レベル上がってくからね?他の属性魔法だってそうでしょ?」



「ああ、言われてみれば確かに・・・納得しました。」



「それより、ノアは毎日頑張ってるね。えらいけど、頑張りすぎちゃだめだよ?」



「それは、神様たちだってそうだと思うんだけど・・・」



「大丈夫大丈夫。ノアのことが気になってさ。ノアのこと見てる時間が、休憩になってるんだよ♪」



「ええ、いいんですかそれで。」


なんて、神様と話していたが、その光景を呆然と見つめる家族と、宰相と、使用人たちが目に入り、ハッとした。



「あ、こっちにはなんの用で?」



「ああ、忘れてた。ノアと話すのが、楽しくて!」


神様はヘラヘラっと笑ってはいるけど、目は笑ってなかった。



「神の名、リゲルにてノアの自由を保障する!」



「へ!?」


いきなりそうリゲル様は叫び、ぼくはただただ驚いてしまっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ