表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/156

他者視点(父)

父視点が長くなり、申し訳ありません。

こんなに長くなるとは、自分でも思っておりませんでした。

下手だな・・・と反省しています。

以後、簡単にまとめていけるよう、努力していきますので、今回はご容赦ください。


父視点、今回で終了です。

もうしばし、お付き合いください。


____________________




私がやるべきことが、また増えた。

だが、これは最優先事項だ。

早急に取り掛かろう。



まずは、このパーティーの後に当主を集め、ノアの守りを固めること。

王家や教会に取られることは避けなければならない。

無理やり取り上げられることはないと言ったが、全くないわけでもないからな。

言葉巧みに取り入るかもしれぬ。



もう一つはリアムの再教育。

これは明日以降に調整しよう。

まったくもって、ノアの言う通りだ。

冒険者がいなければ成り立たぬのに、あんな風に思っていては、冒険者も騎士にも悪影響だ。



こんな風に忙しくなったときは、若くて良かったなとつくづく思う。



_____________________



そして現在。


パーティーが終わり、子供たちも、妻たちも下がらせ、今は当主のみで集まっている。


居るのは、各家の当主とその執事1人のみ。

例外として、もうすぐ世代交代があると報告のあった侯爵家だけ、次期当主と、その執事もいる。


茶を運んできたメイドも下がらせ、防音魔法をかけた。



皆、何の話かはおおかた予想しているだろう。

ノアがパーティーの挨拶でやらかしたからな。



「夜分に集まってもらい、申し訳ないです。早急に話しがしたくて、集まってもらいました。」


侯爵もいるので、皆に向けて話すときは、今回は敬語で話す。



「それは、ノア様のことかね?」


侯爵が口火を切る。



「はい。」



「そうでしょうね。あの受け答え、あれは誰かが用意したものですか?」


用意すなら、5歳の洗礼式終えたばかりの子供に、あんな難しいものはまず用意しない。


「いいえ。添削さえも誰もしていない。正真正銘、ノアが自分で考えたものだ。」



「そんなことありえるのですか・・・」



その後、私はノアの偉業の数々を話した。

1歳にして、会話が成り立ったこと。

4歳には、初級魔法を使えていたこと。

算術は、新しい解き方を見付けていることや、学園で習うようなとこはすでに覚えていること。

洗礼式での、粒子や光のこと。フェンリルと契約したこと、などなど・・・



話していて、頭痛がしてきた。

皆は驚きっぱなしだ。



「そして、皆様にはノアを守ることに協力していただきたいのです。この偉業だけでも狙われそうなのに、フェンリルと契約し、2人もの神からの加護がある。王家からも、神殿からも、狙われるのは目に見えている。」



「その通りだな。だが、なぜ?」



「ロートルテ辺境伯にはお分かりかと思いますが、ノアは洗礼式後の家族会議で、冒険者になると言いました。」



「なっ!!」


侯爵家の方々から、声が上がる。


「それは・・・それがいいでしょうね。」



「エマにも分かるように説明していましたよ。本人が。」



「え!?」


リートルテ辺境伯が目を丸くする。



「本当です。騎士でもと言ったリアムに、僕は強い。騎士の雇用主は国だ。国が戦争をすると言ったら、駆り出される。無用な争いは弱者が被害にあう。人を助けたいのに、脅威になるようなことはしたくない。だから、冒険者になる。とね。ハッキリと。」



「ほう。そうか・・・5歳にして、そこまで考えられるのか。当主に・・・」


と侯爵が言いかけたところを、私は手で制した。


「失礼。リアムも優秀なんです。ノアが神童なだけで。それに、リアムが次期当主交代を持ちかけたとき、ノアは断固拒否した。自由がいいと。貴族籍も早く抜かねば、他の者が強さを知り、戦争を仕掛けるのではと危惧しています。」



「そこまで・・・わかった。我が家は、全力で防波堤になろう!」


と侯爵の口から出たところで、他の家も否やはないと言ってくれた。

これで、ノアの件はひとまず安心だ。

我が家でも、対策は必要だが・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ