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他者視点(父)

久しぶりの更新になり、申し訳ございませんでした。

本日2話投稿致します。

____________________



唖然としたリアムとエマだが、リル様の声に寄って、現実へ戻されたようだった。



僕・フェンリルは神の分身とも言える存在って・・・

さらっとフェンリルだってこと言ったな。


ほんと、さらっと。

リアムはビクっと反応していたな。



このノアのステータスでも心配って、神様はすごく過保護なのか?

ノアに勝てる者なんて、いるのか?



心根がとても優しく、何かを成し遂げられるであろう存在?

って、どう言うことだ?


ノアが優しいのは、皆分かっている。

が、何かを成し遂げるって?

それは、どういうことだ?


神様の願いはなんだ?

世界制覇か?魔物の殲滅か?

ノアが国王になることか?



ダメだ・・・考えてもわからない。



「は、はあ・・・ええっと"何かを成し遂げられるであろう存在"という言葉が気になったのですが、なにか・・・例えば、国王になって何かをするとか、世界を統一するとか、神様はノアに何かやってほしい事があるのでしょうか?」


と、少し不安になりながら、聞いたのだが、リル様はあっけらかんとそんなものはないと言いきった。



そのうえ、ノアに自由に生きてほしいだと?

愛される喜びを知ってほしい・・・?


神様は、ノアのこの不安定な心の原因を知っているのか?


リル様には、ノアの障害になるものは排除しろと・・・

家族でも容赦はしない・・・か。

我ら家族がそんなことをするわけがないが。

本当に愛されているんだな。


単純に使命などはない愛し子、なのか。

少し、ホッとした。




部屋に静寂が広がるなか、ノアが口を開いた言葉に絶句した。



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