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昨日更新できず、申し訳ありませんでした。
本日2話更新します。
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袖に入ると、姉上に詰め寄られた。
「ノア!どういうこと!?」
そう聞かれたのだが、何のことだか分からない。
「姉上、落ちついてください。」
「これが、落ち着けるわけないでしょ!」
「何のことですか!!」
小さな声だけど姉上が興奮しているから、ついつい強い口調になってしまった。
そこに、イーマスが助け舟を出してくれた。
「そうですね。皆様、落ち着きましょう。ノア様は、ご自分が何をしたか、理解されていませんよ。むしろ、普通のことだと思っていらっしゃるかと。」
????どういうこと???
表情に出ていたのか、トーマスも
「ほら、こんな顔されていらっしゃる」
と言ってきた。
ムムム。こんな顔ってどうゆうこと!
そんな表情を見て、家族も執事も笑った。
「ノア、可愛い。ノアのそんな顔初めて見たわ。」
と言い、ギューっと抱きしめられた。
えええ、姉上・・・胸が胸がっ。
しばらくそうやって、抱きしめられ、解放された頃にはヘトヘトな僕だった。
それより、気になる。
「あの、僕なにか失敗してしまいましたか?」
すると、皆が顔を見合わせて、困惑した顔をしていた。
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