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いつもお読みいただき、ありがとうございます♪


ギルドに着く。

すると、そこにはリートルテをホームギルドにしている、冒険者が勢ぞろいしていた。



「皆さん、お待たせしました。すみません!」



「そんなふうに謝るな。そんなに待っていない。」



「ありがとうございます。」



そんなやりとりを冒険者仲間としていると、人ごみの中から、ギルド長が出てきた。



「ついにスタンピード、きたな。」



「はい。父上がすでに砦に向かいました。前線では戦闘が始まっているでしょう。」



「ああ。みな、気合を入れていくぞ!!」



「「「おおー!!」」」



この1年、マナー講師をしたり、初心者講習をしたり、模擬戦の相手をしたりして、リートルテをホームギルドにしている冒険者たちとは、仲良くなった。


と、言うよりも、慕われてる?

尊敬されてる?崇拝されてる?

みたいな感じだ。


僕の方が年下なのに・・・

前世の記憶がある人間としては、なんとも居心地が悪いんだが・・・



僕が領主の息子だってことは、言ってはいないんだけど、いつの間にかバレていた。

秘密にしていたわけでもないから、いいんだけどね。

リートルテをホームギルドにしている冒険者は、みんないい人たちだから。



ま、最初は僕を”ガキ”と馬鹿にしている人も、中にはいたけどね。

そんな人たちも、僕の実力を見て、態度を改めてくれたようだ。

冒険者って、基本実力主義だからね!



「ほら!手筈通り行くぞ!第1陣は出発だ!」



それぞれ、馬に乗ったり、召喚魔法で飛行魔獣などを出したり、している。


第1陣には、僕とギルド長を含む、冒険者たち。

第2陣には、リートルテをメインギルドにしているS級冒険者1人含む、大蛇メンバー他。

第3陣には、レートルテ領のスタンピードで活躍したS級冒険者含む、冒険者たち。


回復魔法の使える冒険者は、それぞれ、2~3人ずつ配置した。

副ギルド長には、騎士たちとの連携役。要するに、父上の下に配置。



馬や召喚魔法の使えない人は、相乗りする人、走る人さまざまだ。

ちゃんとその分け方も、ギルド長と考えた。

もちろん、戦力も分散してある。



準備は完璧なはず!



「副ギルド長、頼んだよ。」



「第1陣、出発!!!」



「おお!!」


僕の声掛けに、冒険者たちが声を上げ、指揮が高まった。

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