表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

103/156

89

久しぶりの更新になり、申し訳ありません。

しばらくは2話投稿いたします。

「あーなんだ。心配なら、俺の兄貴のとこの子供に、伝えてやるからさ。そう、落ち込むな。坊主が落ち込むと、騎士たちも落ち込んじまうみたいだぜ。」


と、ガシガシ頭をかくダンさん。



「え?」


と周りを見ると、しょんぼりしている騎士の方々。

えええ!?



「なっ、なんで皆さんが落ち込んでいるのですか!?」



「ノア様のお顔が、あまりにも悲しすぎて・・・」



「悲しい顔って、皆さんがする悲しい顔と同じような感じじゃないですか?」



「全然違います!!」


一人の騎士が叫ぶように言った。



「僕の悲しい気持ちなんて、ちっぽけな感情だったと今感じました!」



「ええ!?悲しい感情に大小なんかある?」



「あります!!」


他の騎士も参戦してきた。



「ノア様の悲しいお顔を見たとき、この世の終わりかと思いました!!」


と、号泣している騎士・・・

屈強の男の泣き顔。しかも、号泣・・・

僕、今世は誰にでも愛される加護、とかがあるのかな・・・?



「僕は泣いてません。もう悲しくもありません。だから、泣かないでください。」



「うおおっ、女神っ!!俺らの心配までしてくれるなんて!!」


なんて叫びだす騎士。

こりゃ、収集がつかない・・・と思ったけど。。



「おい!お前ら、うるさいぞ。ノアは、お前たちみたいのにはやらん!!」


と、父上が一喝したのだった。

え?そこなの?と思ったけど、また収集つかなくなると困るから、黙っておいた。



「「「えー!!」」」



騎士たちからのブーイング。

え?転生したのって、BLの世界だったっけ??

え、なんかすごく心配になってきた。こういうときは・・・必殺!!

兄上に甘えるように聞く!!



「ねえ、兄上。僕は男なんだけど、男の人から好かれているみたい。僕は、男女で結婚するものだと思っていたんだけど、男同士でも結婚できるの?」



一瞬、兄上が目を見張った!

え?なになに?兄上の目がギラギラ・・・こ、怖い。



「ノア。気になる男の人がいるのかい?」



「え?そうゆうことではなく、純粋に気になっただけです。」


今度は少しシュンとした。



「そうだね。男同士で結婚する人もいるよ。身近にいないから、気づかなかったんだね。ちなみに、兄弟結婚もあるよ。魔力の相性が良ければね。」



えええええ!!!BLどころではない、衝撃的事実・・・ぶっ倒れそう・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ