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87

「よし!俺は坊主に全面的に協力するぜ。」



「ありがとうございます。」



「団長やら、他の家族が引き留めてきても、俺がどうにかしてやるからなっ!」


と言って、ガハハと笑った。



「なっ!私たちは、よこしまな気持ちはないぞ!純粋に、ノアが大好きで、可愛くて仕方ないだけだ。」



「わーってるさ。でもな、この短時間見ているだけで、団長もリアム坊も、坊主に執着してそうだからな。それにな、貴族に産まれ、こんな風に平民や、他国にの人間までもを思えるって、純粋な心の持ち主だ。そんな子は、”ただの貴族”だったり、”領内だけ”では、その気持ちを、本人が持て余してしまう。そう思うだろう?」



「・・・・・・・」


父上は無言だ。



「ははっ。お前もわかってはいるんだな。あのお前がそんなに悩むとは。家族はいいな。私もそろそろ、結婚しようかな~相手いないけど。」



なんてお茶らけたのだった。

この感じ、ダンさんも同級生とか、だったのかな。

父上の学友は、すごい方々が多かったのだな。

きっとすごいハイレベルな時代だったのだろう。



「父上、ダンさんとも仲が良かったのですね。」



「ああ、同じ辺境伯家だし、小さい頃から交流はあったな。同い年だし、学園時代も同じクラスだったし、仲は良かったな!」



「え?過去形??」



「おい!」


僕とダンさんの声がかぶった。



「ああ、失礼。今も仲いいよ!」



「そうなのですね。僕もそんな友人がほしいです。」



「そうだな。できるさ!」

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― 新着の感想 ―
[一言] 87が2つあるのは、なぜ ?
[一言] 同じのが続いてるよ  87
[一言] なぜ? 同じのが続いてる⁇
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