「人をダメにする詩を綴っているうちに」
人をダメにする詩を綴っているうちに
俺自身がダメになっていったと思う
無論、俺自身は元からダメな存在なのだが
そのダメっぷりを
人をダメにする詩をつくっていくことで
拍車をかけてしまったように思う
5年前よりは明らかにダメになった
5年前の自分も決してダメでないとは言い切れないが
少なくとも5年前よりひどいことになっている
色々加味すれば10年前よりもダメになった
10年前の自分でも決してダメとは言い切れない
振り返ってみれば
10年前の自分と5年前の自分は同じくらいだったと思う
つまり、これまでの過去の自分と比較すれば
今の自分が最もダメな自分だ
……とか何だか言っていておいて
さっきの言葉を覆すようなことを言う
思い起こせば
10年前はどうして今よりマシだったのかというと
今抑えきれなくなっているダメっぷりを
当時はまだ抑えられていたのが理由であり
表に出さなかった点を除けば内面はちっとも変っちゃいない
5年前に関しても、そうだ
となると恐らく
根っこの部分がダメだということになる
根っこがダメじゃ
茎も葉もダメになっちゃうね
つまるところ
元々ダメだったのが
いよいよ明らかとなったという訳だ
それも抑えきれないくらいに
もうダメだこりゃ




