我は主人公ではなくモブでいたいのだ。

我は！我はついに！モブとしての人生を歩み始めることができる！！！！

と叫ぶのはある理由で主人公や表で活躍することを嫌う男の子。
そこで彼は、「もう嫌じゃ！我はモブになってやる！」と地位や名誉やなんやらを捨て今までの自分と関係の無い世界へと飛び出した。

モブとして生きる舞台り職場や社会の影、みたいな所でも良かったかもしれないが、残念ながら元の立場の都合上、却下。残されたのは

高校生活。

モブとして生きていけなさそうな雰囲気しかないそんな中。
彼はモブのように影に生きていき、モブのように注目され無いように、頼りにされないように、ただそこにある、そんな石っころみたいな人生を望む。


そんな彼が歩むモブを目指す物語。