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ズム!ズム!ズム! ~常時常速のニヒリズム~  作者: 田爪和成
01:とある少年の日常風景(ルーチンワーク)
4/5

【第三居住ブロック『つくしの』 多田家

4/12 7:30】



『タダタさ~ん、起きてくださ~い』


クッキリと聞きとりやすく、そして如何にもキャラ付けされたらしい風の若い女の声――その筋の用語でいうところの“アニメ声”が眠りについている己の耳を通して聴覚を震わせる。


その震えが意識まで届き、まどろみの中にあったそれをスッキリとさせてパッチリと閉ざされた瞼を開かせた。眠りから目覚めを促してくれる声としては勢いがさほど無く、間延びして落ち着いた感じではあるが自分にとってはこの程度で十分。


それに騒がしい声で叩き起こされるのは気分が悪い、朝の目覚めはゆっくりで落ち付きがあってこそだ。そう。眠りから覚める時は誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなのである。


独りで静かで豊かで……と、そういう事だ。


さて、目を覚ましたら今度は体を包んでいる布団をめくり上げてお気に入りの低反動ベッドから上半身のみを起こす。


体調快調、極めて健康的な目覚めを享受できた。その功績は何よりも起こしてくれたこの声の主にお礼を兼ねた朝の挨拶を返す事にしよう。


『はい、おはようございます』


挨拶をすると声の主は再び自身に挨拶を返してくれる。


やはりこの声は良い、周りからは何故わざわざ無名を選んだのだのと色々言ってくるが……知った事ではない。


一通りプロとしての訓練を受けたものでありながら何処か一般人臭さがあるこの調子が良いのだから。


……そのように今一度、強く自認するように彼、『多田(ただ) 惟太(ただた)』は頷きつつ声がした方向へと顔を向ける。





「良し、二人を起こしに行こうかマキュリ、今日は大事な日だからね」





彼は声の主の名を口にするが彼の周りに人らしき姿は無い。代わりに……枕の傍にある物があった。


それは1990年代後半に登場し2000年代に入って進化してきた多機能携帯電話、いわゆる『スマートフォン』である。


2010年代までは日本での普及率は先進国でありながらも低水準であったがしかしその後半から技術進歩により機能や操作性の向上により普及率は鰻登りに上がり2020年代に突入し普及率は高水準をマーク。


大きな特徴として現在にではスマートフォンなどのディスプレイを持つ個人端末のそのほとんどが“透明”となっている。


実際に惟太が握るそれがそうであり一見すると下の方に何かしらの小型装置が取り付けてある小型の長方形状をしたプラスチック製の小さな塊らしきものとしか見えない、前から背後の光景が丸見だ。


だがそれに手を触れ指でタッチすると途端にそれはディスプレイへと早変わりする。現在時刻やアプリケーションといった個人端末ありきの物が透明の画面の中で浮いているかのように表示されるのだ。


従来のように前からのタッチ操作は無論、背後からの操作も可能である。前だけで操作するよりも快適な操作性を実現し機能性も拡張されている。


このような高性能さから惟太が暮らすこの海上都市では95%、近郊にある宮崎県の県庁所在都市、宮崎市でも90%――ほぼ全市民が所持しているとの事だ。年金暮らしの老人や小学生程度の幼い子供でさえ所持している計算である。


驚異的な数値違わず。その所持者の中に含まれる惟太は端末の側面を水色のシリコンガードで保護されているそれを手に取ると画面に向けて話しかけた。


すると手に取る以外にボタンや画面に至るまで何も触れてはいないのに端末の画面が変化を起こす。


『はい、頑張って下さいね』


画面より二頭身程度の、胴体よりも大きな頭部という姿をしたデフォルメキャラクターが現れた。


デフォルメされてはいるがその姿は可愛らしい女の子。着物らしきものを着込み淡い水色の瞳と髪を持ち……やけに耳が横に長い。


『マキュリ』というらしきそのキャラクターは彼に応援の一言を告げる。


『あ、タダタさん、メールが届いていますよ。それから例のサークルの掲示板のスレッドにタダタさんに向けた質問が書き込まれていました。一応ご報告を』


メールが届いた。そしてスレッドに書き込みがあったという言葉からこのマキュリとはこのスマートフォンのプログラムの中で、デジタルな世界で生きる人工知能――AIの類である事が分かる。


ただ先程からの彼とのシームレスな会話のやり取りからただのAIというわけではないのは誰にでも分かる。人間的というか……明確な“個性”というものをマキュリからは感じるのだ。


「ん、分かった。後で確認するよ」


彼はマキュリからの報告を聞いて頷くときっちりと整理整頓されている……というより物という物があまり多くなく地味な自室から出て廊下に出ると隣の部屋のドアの前まで歩く。


惟太はそのドアをノックしつつこのドアの向こう側にいるであろう人物――部屋の主に声をかける。だが返事は無い、この部屋の主は彼に言葉を返して来ない。


「………」


しかしほとんど何時もの事なので彼は気にする事なく無言でドアノブに手を伸ばし捻りドアを開く。ズケズケと部屋へ入るとまず見えてきたのは床の上に乱雑に散らばった大量の物、物、物……。


漫画の雑誌やら単行本、小説本といった書籍から始まり近くのコンビニやスーパーのレジ袋やそこから買って来たのであろうジュース缶や菓子袋が散らばっている。


そして……女物の下着を含む服装の類も。


まるで古くからある刑事物や探偵物、そういったテレビドラマで付き物の強盗といった部屋に類に荒らされたかのような定番のワンシーンに何かの間違いで舞い込んでしまったかのような錯覚を覚える。


ただし当然ながらここにはドラマを撮影のためのスタッフやら機材など一切無いし。それにさすがにどんな荒れ模様を演出しても女物の下着(着用済み)をこうまで置いたりはしないだろう。


「……はぁ」


そういったある種、特に年頃の男子にとっては壮絶であるといえる光景を前に暫しその場に立ち止まっていた惟太だったがひとつ溜め息を吐くと歩を進めた。


この部屋の主のものであろうあらゆる物を平然と跨ぎつつこの部屋の奥に置いてあるベッドへと向かう。


ベッドにも床と同様に物という物が乱雑に置かれ、そんな中で布団の中央が不自然に盛り上がっているのが分かった。


あれは布団の中に誰かが寝ている証拠。そして惟太がこの部屋に入った目的でもある。


よくぞまあこんなある意味グランド・ゼロのような場所ですやすやと眠れるものだ。もっとも、そのような場所にした元凶が今現在ベッドで寝ている人物において他ならないわけだが。


『あ、おはようお兄さん、今日も御苦労さま』


と、そこでその人物が寝ているベッドの隅から声が聞こえた。元気明快な少年風の――マキュリのように聞きとりやすくキャラ作りされた“アニメ声”。


当然ながらそこにはベッドの主以外に人はいないが驚く事ではない、さっきと同じ事であるからだ。


「ああ、おはようマズ……全く、相変わらず片付けのひとつもしないのかこの愚妹は」

『あはは……僕もお兄さんに怒られない程度には片付けた方が良いよって言っているんだけどね、さっぱりで』


声がした方を向くとそこにあったのは透明のスマートフォン、ガードの色が赤色だという点を除き彼と同じ機種であろう。


その透明の画面からマキュリと似たような二頭身のデフォルメキャラが出て来た。髪と瞳は真っ赤で古代ローマのドーガのようなものを着ている中性的な容姿をした美少年風のキャラクター、やはり耳は横に尖って長い。


そしてこの『マズ』という名を持つAIにも明確な“個性”というものが感じられる。アニメキャラクターと会話しているような気分だ。


「いや気にしないでくれ、それにそこまで君が彼女を気に掛けたらそれだけますます愚妹化してしまう。今日からは特に厳しくして貰わないといけない、それはそうと……マズ、そこのミニコンポに電源を入れてくれるか?」

『えっ、どうして?』

「今日は妹にとって記念すべき日だから少し趣向を変えてみようかと思ってね」


惟太のものと比べて派手で可愛らしい形状と色合いをしたタンスの上に置かれているミニコンポに指を差しつつそこらの床に転がっていたワイヤレスタイプのそこそこ大き目なオーバーヘッド型ヘッドホンを手に取る。


そして頭まで布団を被って深く眠りこんでいる部屋の主――愚妹というからには彼の妹なのだろう。彼女の耳があるであろう場所に布団を少しだけめくってヘッドホンを取り付けた。


どこへ、とは聞くまでもない。


『……えっと、それはもしかして』

「そういう事だよ。遠慮せず無論最大ボリュームでやってくれ、なぁに、妹の耳がどうなろうとも責任は僕が取るから」


マズはこの男が自分の妹に行おうとする事を察した。そして気付いた彼に惟太は迷う事はないと告げる。


最終的には『ど、どうなっても知らないよ?』と言いよどみつつ彼は画面から消える。その後、惟太が指差したこの部屋の主の物である停止状態にあったはずのミニコンポに電源が入りひとりでに起動。


それから更に一、二秒後……周囲に音を洩らさずに音楽をひとりでに楽しむためにある変換装置の許容範囲を越えた大音量のヒップホップサウンドが流れ始めた。





「く゛に゛ゅ゛――っ!?」





それとほぼ同時、ベッドから珍妙かつ不細工な奇声。本来ならば濁点ですらひとつの言葉として発音すればこのような声を出す事ができるだろうか。


更に内部から爆発でも起こしたのではないかとばかりに天井高くまで布団が跳び上がる。布団に周りにある物という物も同様に。


そのうちのひとつが惟太の方へと跳んで来たのでそれを彼は掴む。何だと思い掴んだそれを見ると小説の単行本。


『咎狼の地』という題名、そしてその表紙には胸元をはだけさせている美男子二人が互いに睨み合っているようで見つめ合っているような絵。


そして出版社名は『BGノベラー』……。


「………」


先程よりも更に長く沈黙せざるをえない物を見てしまった彼はそれを見なかった事にしようと暫し考えそれをそこらに投げ捨てた。


如何に内容が内容とはいえ妹の、他人の物をそんな風に扱うのはどうかと思うだろうが知った事ではない。


元々乱雑に置かれていた物でもあるしキチンと直しておかないのがいけないのだと自らの行いを全面的に肯定化しつつ部屋の主に朝の挨拶をする。


「な、なな……ナニ!? 何が……あれ、たっちゃん?」

「おはよう妹、良い目覚めだっただろう?」

『お、おはよう……チハル』


覆われていた布団が床に落ちた事によりベッドから髪がボサボサで朝起き直後であると分かるパジャマ姿の少女――惟太の妹である『多田(ただ) 千愛(ちはる)』が自身を見下ろす兄とスマートフォンの画面に再び現れ兄とは違い申し訳なさそうにしているマズを確認した。


ぱっちりと開く大きな瞳、繊細な鼻梁と上下ともにぷっくらと厚みがある前衛的な唇。朝起き直後のノーメイクでありながらもその若さゆえに手入れなどまるで必要としないばかりに白く輝いている素肌。


総じて容姿端麗といえるビジュアルの顔立ち、朝起き直後ゆえにその髪など色々と残念な箇所があるが十分に若く可愛らしい、今というこの瞬間だけではなくその後の将来もまた期待を抱かせるような少女だ。


「……た、たっちゃん。ちょっとこの起こし方は酷いよ……網膜が破れたらどうするの?」

「我が妹は頑丈だからな、あの程度で参るようなヤワな耳をしてはいまいよ。それから網膜ではなく鼓膜だ馬鹿が」


そんな彼女が起こした元凶たるヘッドホンからその瞬間には既にヘッドホンから音は消えている。


彼女は兄とは言え異性たる男が自身にしでかした事について憤っているようだが部屋に入って来た事それ自体について何か言うつもりはない。


この年頃の少女としては非常に珍しいが惟太と千愛の二人からすれば何時もの事である。


……あるいは単に性格が極端なまでにズボラな事もあるだろう。それは部屋の惨状を見れば誰とてそうだと分かる。


そして何より彼女の姿を見れば。


「……しかし何だその恰好は。ズボンはどうしたズボンは?」

「へ?」


惟太は半眼となって軽蔑するかのような目付き――いわゆるジト目で妹を見下ろし彼女の姿について批判する。


そう。千愛は……ズボンをはいておらず十代中ごろに入った年頃であろう少女特有の若々しくも瑞々しい生足が完全に露となっていた。実にセクシーで実にエロい。


人の中には薄着や下着姿、全裸でなければ眠れないという者がいるのは知っている。だが妹とはそういった人種ではなく寝る時は着用派に属する人間だ。


「あ、あれ? おかしいな、ちゃんとはいていたはずなんだけど……」

『え? 深夜中に突然起き上がってなんか寝付けないとか何とか言ってズボンを脱いでいたんだけど……チハル、覚えていないの?』

「はれ、そーだっけ?」


そんな姿を兄に見られているというのに彼女はさほど動じない。それよりも自身がズボンをはいていない事に疑問を抱いているようだ。


惟太はマズの目撃証言を聞き、ベッド付近に目を向けると近くにあった椅子の背もたれに今彼女が着込むパジャマと同じ柄のズボンが乱暴にかけられているのを発見した。


……なるほど、確かにマズの言う通りのようだ。


「……寝ぼけて脱ぐとは痴女の素質がありそうだな、エロ属性にでも目覚めたか……大人の階段を上った証だね?」

「ち、痴女は無いでしょ痴女はっ!? 後、エロい……ってこの恰好は確かにエロエロだけど、でもそんな事で大人の階段を上りたくないよっ!?」

「ほぉ、つい先日「クラスメイトの友達の誰よりもあたし胸が大きいんだ! ね、すごいでしょ!? ぐらまーだよっ! せくしーだよっ! 大人に近付いているよっ!」と高らかに自分の性的魅力を恥じる事なく語ってのけたのはどこのエロ女だっただろう?」

「はぅ……っ!」


惟太の言葉にいちいち面白いように反応してくる妹の千愛、ポーカーフェイス気味である兄と違い非常に感情豊かである。


ちなみに確かに彼が言うように彼女はその感情と同じくらいに胸が大きく豊かだ。薄地のパジャマをぷっくりと、はっきり目立つように盛り上げている。


少々頭の方と性格の事もあり“残念な妹”といえるもののこのスタイル、そして容姿はなかなかなのでもう少し歳を取れば十分にモデルとして世の男共を骨抜きにして食っていけるだろう。


加えて今やズボンをはいていないと来たものだ。顔立ち良しスタイル良しに加えて凄まじい威力である。トマホークミサイルばりの圧倒的高火力で人間が持つ理性を粉々に打ち砕ち本能を露とさせるだろう。健全な男子諸君には特に。


とまあガツンと雄が持つ性衝動を刺激して活性化させること間違いなしな姿をした千愛なのだが……そうではないひとりの雄が、男がいる。


「それはそうとさっさと着換えなさい、今日はどんな日か知っているだろう?」


それはこの男、惟太の事である。彼は妹の痴態を見ても先ほどから全くの平常の状態で至って冷静であった。


相手が妹だから、だとしても淡々としすぎている。彼は本当に男……いや、人間なのだろうかとすら疑いたくなるほどに。


「へ?」

「………」


惟太の言葉に首を傾げる千愛、何を言っているのかサッパリ分かっていない様子である。


冗談でもなんでもなく本心から分からないと言っている妹を見て兄はくらりと軽く眩暈がした。


まさかだとは思うがここまで……“バカ”だったとは、と。確かにこの妹は寝ぼけが激しいとはいえまさか今日の事すら頭から抜き出てしまっているとは。


お前は実は人間たちに見捨てられた幻想たちが住まう世界にいる妖精が転生した人間なんかじゃないか、と言いたくなる。


『……チハル、今日は“入学式”だよ。君の』


兄に代わりマズが千愛に説明。すると……


「あ……ああっ! そうだったぁぁぁあああっ!」


咆哮。


ビリビリと空気を震わせる恐竜の雄叫びが如き叫び声。


先のヘッドホンから流れたのであろう大音量と同等以上の大声がこんな少女の口から出てくるとは驚きだ。直にそれを聞いてしまった兄は軽く冗談抜きで卒倒しかけた。ヘッドホン起こしの報復のつもりなのかと疑うほどに。


この妹の声帯はどうなっているのかと本気で思う。ひょっとしたら古代帝国の遺跡で発掘された勇者ロボの口から発生させる神の声が出せるのではないだろうか。兄はほんの少しだけそう思わずにはいられない。


「ええっと制服制服ぅ~……」


着換えるために彼女は少々現在の服装的に四つん這い姿になりながらよちよちと腕と膝、そしていよいよもってその恰好から堂々とパンティーが露となった張りのある尻を振りながらミニコンポが置かれているタンスの方へと向かう。


彼女が向かうタンスのすぐ隣にはクローゼットがありそれを開くと中からラックに掛けられていたピカピカで新品のブレザータイプの女子制服一式が。


デザイン自体は特にこれといって特徴があるわけではないありふれたブレザー服だがその色合いは学校の制服としては珍しく純白を基調としたものでスカートにはその色とは別に青のライン。


ネクタイは逆にその青を基調として白のラインが入ったものだがやはり総じて白が目立つ。また胸ポケットには男女らしき二人の人物がそれぞれ向き合って両者両手で槍らしきものを握りその刃を下に向けているようなデザインをしたエンブレムが取り付けられている。


「っと、たっちゃん! これから着換えるから出て……あれ?」


生足とパンティを晒した時点で今更だとは思うが着換えるのでここから出て行くようにと兄へ告げようと振り返るが……そこに彼の姿はない。


『チハル、お兄さんならもう行っちゃったよ……気付かなかったの?』

「え?」


既に空気を読んで兄は退室、妹の生着換えイベントをあっさりとスルーする。まあ裸パジャマに近い姿を見たというだけでも十分にイベントであろうが。


ともかく彼は完全に起きた妹を後にし次に起こすべき人物の下へと向かって行った。

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