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第26話 月夜は私を覚えてる

あけましておめでとうございます〜 元旦から続きを投稿できてめちゃ嬉しいです。


どうぞ、今年も一年よろしくお願いします〜

「なんで? どうして?」


月夜は少し汗を流して、ほとんど部屋着のタンクトップと短パンに軽いジャケットに、サンダル。


まるで、私に合わせて慌てて飛び出してきたみたい……


「なんとなく、朝日がいるかなって……」


そ、そっか………覚えていたんだ………


月夜と幼馴染、私が休みの日にお弁当を買いに行く時間を月夜は知っている。


昔も私の買い物の時間に出てきて一緒に行ったのは何度もあった………


「いい………?」


私は涙ぐんでしまうけど……記憶がなくても覚えていてくれたんだ。あの時間を。


さりげない大切な時間を月夜の心は知っていた。


これなら、私の心が伝わって仲直りができるはず!


そんな期待を込めて月夜を見つめると、感動していた私はふと気づく。


月夜の姿に顔が赤くなってしまう。外でそれはまずくない??


「あ……あっ………つ、月夜さん?」


「なに……朝日?」


事に気づかない月夜に私は戸惑ってしまう。

彼女のジャケットはいい、前を開けているので薄いタンクトップの上に羽織って着るよう………

さっきまで。部屋でトレーニングしていたのだろうから、汗にまみれている。


「月夜さん……汗でひっついて…………その胸が……」


夏場なら普通かもしれないけど………その形の良い胸の形と……それ以上の状態に……月夜のようなイケメン女子高生のこんな姿は注視されてしまう。


「あぁ、さっきまで腕立てをしていて、今でれば朝日に会えるかなって? へんかな?」


こいつ! さりげに口説いてくる! 月夜は本当にたらしだ!!


視線を反らしてたまま、私は頬を染めてしまう。

殺し文句すぎるでしょ!


仕方ない……心の震えを止めて……深呼吸を一つ。


「汗ふいて着替えてきて……それから行こう」


最初は気づいていなかったみたいだが………月夜は自分の服装をみて。


首をかしげて、月夜も自分の姿に納得したみたいに、顔が赤く染めて………


「う、うん。ごめん」


なんて、かわいくかえしてくる。イケメンな上にこの子は天使かよ。


尊さで庇護欲が爆発しかけたが……私は意識をしっかりと守り抜いてる間に、月夜はジャケットで隠すように家に戻っていく。


どこまで無沈着なのか月夜は、私は思わずため息をついた。


けど、月夜は本当に後藤先輩との話の内容をどう思っているのだろうか?


月夜は後藤先輩の話を気にしてはいないみたい。

けど、私は後藤先輩のあの話を心から離れない……


後藤先輩は私たちの仲を割いて、月夜の足を引っ張るつもりにちがいない。


クールな先輩と思っていたのに、自分のために平然と嘘をついて心を乱す。


剣道には不動心という言葉がある。心を静めて、何事にも対処できるようにと、けど。収まらない心の底がわめき続けている。


そう、私はどうするべきなんだろう。


今回は月夜に少しだけムフフなシーンを書いてしまいました。朝日と月夜の二人の幼馴染関係をちゃんと表現できてよかったかな。


今年中には終わらせたいなと思いがんばっていきます!

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