第23話 私の嘘は月夜を騙してる
ついに、話も大事な要点にたどり着きました〜
後藤先輩は何を知っているのか……朝日と月夜は果たして
「記憶がないのなら、特に……」
意味深な言葉……
後藤先輩の言葉の意味を考える。
しかし、 震えて私にもわからない。
「どういうことですか?」
月夜の声色に震えがまじっていた。
何事もないように後藤先輩は首をふる。
しかし、彼女は無表情のまま。
でも、本当は何かの意味があるはず……
「月夜は……」
私は月夜を心配そうに見つめる。
どうして、後藤先輩はかきまわすの私たちの仲を。
彼女の態度に私と月夜は注視していた。
「どうして私を信用しないようにって……」
私はつぶやく。
後藤先輩はじっと月夜を見てる。
「なんで、朝日を……信頼したらいけないんですか……」
月夜がおずおずとたずねていた。
なにを知っているの後藤先輩は……
決定的ななにか……私もわからない何かを知っているみたいで……
「あなたは………どういうふうに事故のことは聞いているの?」
事故……?
月夜が記憶を無くした事故のことだろうか……
あの事故は、そう月夜が学校の三階に倒れていた………事故原因は…放課後に階段から落ちたと聞いてる……あれ……?
そう、おかしい、あの日は部活があったはずなのに、なぜ、あの時間に……階段に月夜はいたんだろう………
「…………階段から、落ちて入院したって………」
月夜が恐る恐る口にする。
そう…? 私もそう聞いてた。
「なんで……階段から落ちたか覚えてる?」
そういえば。なんで?
朝日も月夜もわからない。
「わからない……何が……」
月夜は頭を抱えて、考えている。
何か原因があるの……なにか原因が……
ち、ちがう!
ふと、私は気づいてしまう。
そう、おかしい……月夜が入院して……得をしたのは………後藤先輩……
月夜が入院して、今回の練習試合に出れるようになったのは後藤先輩……だった。
退院して練習試合に出れなくなったのも後藤先輩、もしかしたら……
後藤先輩なの?
そんな、まさか……そうなの?
月夜は気づかずに唖然としてふるえている。
でも、今の話しぶりだと、私が犯人だと言われてしまう。
わからずに動揺する月夜。
居ても立ってもいられない私は。
「ち、違う。私はそんなことしてない!」
つい、出てきてしまう。
壁からでてきた私に視線が集まっている。
『………朝日!』
驚いて目の丸くする月夜、戸惑うように目をそらす後藤先輩。
「……朝日。どういうこと?」
動揺して瞳をゆらす月夜の姿をみて、私は心がゆれいる。
「私は月夜のことを傷つけるわけないでしょ! お願い、後藤先輩の言葉を信じないで!!」
後藤先輩は朝日を見る。
「なにを言ってるの?」
後藤先輩はキッと朝日をにらみつけた。
思わずの敵視されたこと後藤先輩は怒りをぶつけてきた。
「なんで私と月夜の中を壊そうとするの!!」
私が騙しかもしれないけど、やっと手に入れた月夜の本当の隣を壊そうとしている。
そして、月夜と私との記憶を壊したかもしれない。命を奪おうとしたかもしれない。
後藤先輩は試合にでためだけに卑劣な事をするなんて、許せない。
「しばらくれるつもりなの?」
私か後藤先輩を敵視する。
あの、事故は私が関わっているといいたいみたいだけど、私は知らない。
後藤先輩は沈黙していた。
ハラハラしている月夜の交互に顔をみている。
「私はたしかにその事故で得をしたわ。けど関係ない……それは本当……あなたはどうなの?」
その言葉は信じられるのか、同時に私も問いかけられている。
「私も関係ない!!」
真摯に後藤先輩を睨みつける。
たしかに、月夜が事故に遭い私も得をした。月夜と恋人と騙せたのはそのおかげ………
意外そうに後藤先輩は目を丸くしていた。
「そうなの……」
私と後藤先輩のやり合いに月夜は戸惑っていた。
そこで、気づいてしまう……どちらの得にも月夜の感情は存在していない……
月夜が怪我したせいで試合に出れなくなり、記憶をなくしたことで私と付き合っている。
私の嘘は月夜を騙してる……ことに。
沈黙につつまれた………
そして、ついに空気に耐えきれなくなり、月夜が出口へと走っていく。
「つ、月夜!!」
私は月夜へと走りかけようとする。
けど、後藤先輩が私の手を握って、追いかけられなかった。
後藤先輩……優しい先輩に思いきや怖いです……月夜がこのあたりは乙女で可愛いです。さて、朝日はこれからどうなるかご期待お願いします!




