第1話 私は月夜に嘘をつく
カクヨムの方でたしていた未完成の作品ですが。カクヨムで出している限りこちらで出していこうと思います。
そして、なんと、今回、相上唯月さんから「私のウソは月夜を騙してる」挿絵を描いていただけることになりました!!! めちゃ、嬉しいです!! この子たち、こんな顔してたのかと、本人もめちゃ驚いてます!
ここで、キャラ紹介をここでしておきます。
何度見ても、可愛いなうちの子!
相上唯月さん、本当にありがとうございます〜 大観客です!!
作品自体は学校での百合作品になっています。
どうぞよろしくお願いします。
「……あなたの恋人なの……よ」
私はしてはいけない嘘をついてしまった。
夕日がとても、綺麗な病室での出来事。
そう、奇跡が起きた日に、紛れこんだ悪魔のせい。
「わ、私の……」
彼女は困ったように目を丸くしている。
事故で記憶をなくしたといってたけど、本当みたいだ。
こんなことすら、信じてしまう……純粋な人……
今なら、ほら……訂正できる。
そうじゃないと戻れなくなる。
もしかしたら、嫌われて友達にすら………こんなにも卑怯なことなのに。
だから、私はごまかそう口を開こうとする。
……けれど、悪魔は時を進めてしまう。
「そう……あたしの……恋人……なんだ」
顔を赤くして、驚いている。
けれど、わかる。本当に喜んでいるんだと……。
だって、私はあなたの事をずっと見ていたのだから……
そんな顔をされると冗談だと言えない。
残照がまぶしく、赤い病室の中で私は影の下の彼女の笑顔に一喜一憂している。
私の表情は影の中、浮かび上がってしまうだろう。
まるで、光を背負う彼女、そばで見守る私は影に隠れるだけ。
こんなにも綺麗で、私に釣り合いがとれない私のそばにいてくれた月夜。
きっと、裏切り行為なのに。私は高揚して止まらない……
こんなにもトキメイて悲しくて、嬉しくてときめきが止まらない。
私は気づいてしまう。このときから私は。
「そ、そうよ。そんなふういっても許してあげないから……」
ウソをつき続けることになってしまう事に。
私は涙し、彼女は優しく微笑む。
春風のように切なくて、邪気のない月夜に私は見とれてしまう。
ドキドキと鼓動が早鐘をうっている。
「まったく、心配させて!」
感情をごまかして、私は顔を背けてしまう。
そう、本当は震える喜びを隠してる。
だって、ずっと。あこがれの初恋が叶ってしまった。
しかし、心の奥に
こんな、卑怯な方法でもよろこんでしまう。
私はひどい人間なんだろう。
喜びとの中に後ろめたさを隠し私、香原朝日は天羽月夜《あまは つきよ 》への初恋を叶えてしまっていた。
何となく、R18ぽい導入ですが、健全範囲ですので……百合もいいですね。
ふつうの女の子とイケメン女の子の関係性はニマニマします。




